12/25/2016

グレイトフルデッド in オークランド 1993年2月23日

3連休のクリスマス。まだ片付いていない仕事もあるけど、もう気分は冬休みである。

妻がバイトしているケーキ屋さんはこの時期は大忙しらしく、このお休みも毎日昼過ぎまでは仕事に出た。

子どもは当初予定していた習い事の会社が主催するスキー合宿には参加せず、3日間毎日午後に野球の練習に出かけるまでは、僕が何かと相手した。

そこに冷蔵庫の買い替えで設置場所の下見と、撤去・搬入・設置作業の本番も重なって、なかなか思う様に自分の時間は過ごせなかった。

初日金曜日の暖かさは異常という他なかった。午後、妻が帰宅してからブラブラ歩いて桜木町まで散歩した。途中立ち寄った像の鼻パークから眺めた大さん橋と瑞穂埠頭。


その日のゴールはぴおシティにして、地下の飲食街で久しぶりに石松に立ち寄って、お酒一杯をメカブでやった。中途半端でも心地よい解放感のようなものからか勝手に常温の安い日本酒を呑みたくなった。


妻がいろんな人から個別に旬のリンゴをいただいた結果、大きさが違うのが3個残っていたので、きれいに磨いてりんご三兄弟と名付けて撮影。


クリスマスケーキは妻のバイト先で買ったブッシュドノエル。バタークリームを使ったチョコレート味がとても心地よく美味しかった。結婚以来17年間使った冷蔵庫が最後に預かった美味しいものだった。


サンタさんがプレゼントを持ってやって来た日曜日の朝は、それまでに比べて寒くなったけど、それでも日中はまだ十分自転車にも乗れた。

シンボルタワーまでさっと走って、そのまま石川町の「俺ん家」でお気に入りのラーメンを食べ、元町の商店街を自転車を押しながら歩いてピースフラワーマーケットでコーヒー。

それにしても子どもはまだサンタを信じているのか、もうわかっているのか、ちょっとわからないところではあるのだけど、追及する様なことでもないので、まあ親は親でそんな雰囲気を楽しませてもらっている。

音楽はグレッグのお導きでまたデッドにやって来た。いま聴いているのは1993年2月のオークランドでのライヴ。

この日の演奏は第2部の後半でオーネット・コールマンが参加する。ブランフォードとの共演には全く違和感がなかったけど、オーネットの音楽も不思議とすんなりデッドに溶け込んでしまうのは驚きである。



仕事も一段落して勝手に冬休みの先行気分でのんびり寛いだ3日間だった。明日職場で緊急事態と騒がれてもたぶんついていけないだろう。

12/18/2016

五十肩?

ひと月ほど前から左の二の腕を上げようとすると痛みがある。朝着替える時、上着やコートに袖を通そうとする際の姿勢が辛い。

該当の部位を右手で揉んでみても痛みはない。神経系の痛みなのかな。だとしたらやっぱり頚椎か。肩こりもひどい。もうとっくに過ぎてるけど、これが五十肩?

整体にでも行ってみるか、手軽なマッサージ屋さんにでも行ってみようか。それとも漢方薬か。歳だなあ。


この週末は温暖な気候で運動日和だったんだけど、何となく体がだるくてもっぱら家の周辺でダラダラと過ごしてしまった。

子どもの通う学校でもいろいろな病気が流行中らしい。

うちの子どもは元気だと思ってたら、さっき野球の納会から戻って喉が痛いとぐずり出し、晩御飯も早々に寝てしまった。


先週も通勤電車のなかで聴いたのはもっぱらグレッグの唄だった。

ELPの3人のメンバーのうち3月のキースに続いてすぐに2人目が逝ってしまったショックもあるのだろうけど、やっぱり僕はグレッグが好きだったようで、そのショックが大きかったのだと改めて思う。

"Works Vol.1"に収録の「海賊」(これはやっぱり帝国主義の歌かなあ、ELPはどことなく右翼っぽい)、それから"Works Vol.2"に入った「君を見つめて」もよく聴いた。

ELP解散後のゲイリー・ムーアなんかとの作品もネットにあるものをちらっと聴いてみたけど、やっぱり20代の歌声の格別な高貴さはそこにはもうない。

技術的な意味ではよくわからないけど、声の魅力という意味で本当に歌が上手い人である。言葉も聞き取りやすいね。


12/10/2016

グレッグ・レイク「レンド ユア ラヴ トゥ ミー トゥナイト」

年の瀬にまたとても悲しい知らせが入った。グレッグ・レイクが闘病の末に69歳で世を去った。

3月にキース・エマーソンが亡くなったばかりだった。あの時もショックだったけど、こんなに早くELPのメンバーが続けて逝くとは。

僕はエマーソンのシンセサイザーやオルガンもすごく大好きだったけど、小学生の頃あのグループに憧れた僕がなりたかったのはやっぱりグレッグだった。

ベースをやろうと思ったのも彼がいたから。でも彼の様に歌うのは僕にはとても無理だとそこは最初から諦めていた。

夜眺めていたMacの画面に彼の訃報が現れた時、すぐにこの関係の友人たちにLINEで連絡した。それから持っているコレクションのなかから彼の歌声をさがして次々に聴いた。

特徴的な甘く力強いヴォーカル。これだけは絶対的に彼にしかない強烈な持ち味だろう。そしてピックでクリアな音を刻むベース。それから美しいアルペジオやソロを聴かせてくれたアコースティックギター。

ELPのメンバーのなかでは、テクニックで走るエマーソンとパーマーに対して唯一リズムがしっかり安定していた人だった。歌も含めて本当の意味で「上手い」と言えるのはグレッグだけだったといま僕は思っている。

グレッグのお通夜はこの土曜日も続いていて、名作「展覧会の絵」とか、ELPのファーストアルバムから「石を取れ」「ラッキーマン」なんかも聴いた。

展覧会のラストを飾る「キエフの大門」のグレッグの歌詞、
私の生に終わりはない
私の死に始まりはない
死は生である。
は、こうして聴いてみると本当に心が震える。これはグレッグが若干20歳過ぎの頃に書いたものだそうだ。

さらに久々の発見だったのが、ELPの最高傑作にして大問題作の「ワークス Vol.1」に収められたグレッグのソロ作品。なかでも冒頭の「レンド ユア ラヴ トゥ ミー トゥナイト」の素晴らしいこと!

冒頭から冴え渡るグレッグのヴォーカルと12弦ギターの響き。そこにかぶさるフルオーケストラとドラム、ベースが音楽を少しずつ盛り上げ、それにあわせて高揚するグレッグの歌声が見事に響き渡る。

グレッグはこの時29歳(!)である。いやでも自分の存在の小ささを思い知る。何やってんだろう、俺...。

ELP以後の作品はほとんど聴いていないけど、こうして彼の音楽にいまあらためて向き合ってみると、他の作品もじっくり聴いてみたくなった。

僕を音楽に導いてくれてありがとう、グレッグ。あなたの素晴らしい音楽をこれからもしっかり楽しませていただきます。

(グレッグの悲報を知る直前、オフィスのフロアから見えた景色)

12/04/2016

公園デビュー

一頃の寒さはどこへ行ったのかと思うほど、穏やかな初冬の気候が続いている。

先週は月曜日から首尾よく仕事を片付けつつ放置して、狙い通りに金曜日に休暇を取った。別に何をするというわけではなかったけど、充実した穏やかな3連休になった。

久しぶりに自転車で八景島から海の公園へ行ってみた。人工の浜にはボードセーリングを楽しむ人が数名。あとは浜で走り回る小さな子どもたちと、どこかの学校の陸上部の子たちが走り込みをしていた。


一頃よく見かけたランニングに興じる人の数も少し減った様に感じる。自分にあった運動をすればいいと思う。

ひと休みして家に戻ろうとした時に浜にこんな鳥がいた。何だろう。この直後にシャッター音に気づいて、大きな羽を広げて飛び去った。



日曜日の午前中、ベースを持って近所の根岸森林公園に出かけた。前からやってみたかったんだけど、なぜか今日それはほとんど思いつきの様に実行に移された。

3年前に買ったVOXの安いヘッドフォンアンプをつないで、ベンチに座っていつもの様に演奏してみたのだけど、これが思いのほか気持ちよかった。

すっかり色づいた木々や、その間を飛び移る鳥の群れた、青い空に描かれたくもの筆使いとか、遊びまわっている家族づれの歓声や、時折軽く吹く風を感じながら弦を弾き続けていると、あっという間に1時間が過ぎてしまった。


何の変哲も無い休日なのだけど、小さな一歩を踏み出したような心地がしている。おかげでちょっと肩が凝ってしまったんだけど。

いずれはヘッドフォンじゃなくて、音を出してみたい。


1年前に買ったペーター・コヴァルドの4枚組セット"Discography"をようやくiTunesに読みこんで聴いている。

しばらく彼のベースからは遠ざかっていたんだけど、どのコレクションも非常に良い出来ばえで、彼の新たな一面を発見できたと思う。

それが僕を公園デビューさせたのかもしれない。

11/27/2016

デレク・ベイリー インプロヴィゼーションの物語

風邪は咳を残しつつも落ち着いてきて、またいい意味でも悪い意味でも日常に戻りつつある。

体調が悪かった時に何か大事なきっかけを感じた様にも思うのだが、それに取り合うことをしないまま過ぎ去ろうとしている様にも思う。このままでいいのか。

デレク・ベイリーが生涯を語ったインタビューを綴った本「インプロヴィゼーションの物語」を図書館で借りて読んでいる。

文字が小さくて600ページ近くもある分厚い単行本なので、仕事の行き帰りには持って行かずに家で時間のある時に少しずつ読むのがやっと。おかげで貸出期間を延長したいまもまだ120ページくらいの進捗だ。

なぜ即興演奏を極めようと思ったのかということについて、これまでのところでわかったのは、自分の思う音楽をやりたかったということと、その裏には自分にはコマーシャルな演奏は無理だと感じたということが書かれていた。

こう書くと味もそっけもないのだが、デレクの語る言葉は僕にもとても共感できるというか、納得できて、ある意味勇気づけられる響きが伝わって来ている。



やっと迎えた週末の休み。少し身体を動かして代謝を進めて体力も回復させようと思ったのだが、なかなか思う様にはいかないものである。

水曜日の朝、オフィスのエレベーターホールの窓から。富士山から丹沢、南アルプスまで雪化粧した眺望。


金曜夜に大学時代からの同僚と、銀座のCANDYさんへ。旨い水割り。いい音楽。


土曜日の昼に関内まで電車で出かけて、そのまま横浜橋を通って家まで40分ほど歩いてみた途中にある「山羊坂」。横浜の坂はどれも結構な勾配だけど、それぞれにいい趣がある。




11/20/2016

君の名は

しばらくお休みしていました。風邪が長引いておよそ3週間に渡って苦しんでしまいました。

やっと治りかけてきて家族で小旅行に出かけたと思ったら、またぶり返しという感じで、咳を中心にかなりしつこい感じの風邪でしたね、今回は。

11月最初の週は学校行事の関係で土曜日が登校日で月曜日がお休みということがわかっていたので、僕もお休みをとって、車を借りて厚木市北部の宮ヶ瀬ダムと七沢温泉に行ってきました。

初めて訪れた宮ヶ瀬ダムは想像してたよりも大きなダムでエメラルドグリーンの水を湛えたダム湖は神秘的でありました。


この道路がダムのてっぺんなのであります。


七沢荘さんという古い温泉宿にお世話になりました。泉質が非常によく気持ちの良いお風呂でした。夜ご飯がぼたん鍋を中心にいろいろな料理を出してもらい、久しぶりの超満腹感を味わいました。

翌日は鐘ヶ嶽という温泉宿から歩いて登れる小さな山の頂上目指してハイキングにチャレンジ。


山頂近くにある浅間神社に至る長い石段。久しぶりの山ハイキングでしたが、思ったより険しいコースでちょっとした登山気分を味わうことができました。


山道を降りて七沢温泉に帰る道にある山神トンネル。有名な心霊スポットだそうですが、それよりも1ヶ月前にこのあたりでツキノワグマが出没したとのことで、警告を発する看板が至るところに置かれており、そっちの方が怖かったであります。


ようやく風邪も落ち着きましたが、1週間ほどお酒を飲まなかったり、会社から帰ってご飯食べたら子どもよりも先に寝たりという生活を続けたので、身体の中の何かが変わった様に感じます。

近所の森林公園もこの通りすっかり秋が深まりました。


早朝に会社から窓から見た朝の空。この配色は1年のうちでもなかなか見ることはできません。



今日は子どもが弁当持ちで1日野球の練習に出かけたので、昼過ぎに妻と桜木町で待ち合わせ、以前から観たいと思っていた映画「君の名は」をようやく楽しむことができました。



最近こういうストレートなアニメ作品がなかなかありませんでしたので、公開されてからずっと観たいと思っていました。

あっという間に評判が拡がり驚きましたが、ようやく観てそのことが大きく納得できるとても素晴らしい作品でした。

画の美しさや登場人物のリアリティ、そしてストーリー構成の素晴らしさ、やっぱり日本のアニメーションならではの底力ですね。

それとともに、作品のテーマになっている「自分は誰なのか、そして誰のためにいるのか」という人間の本質的な問いを、とても新しい形で気づかせてくれた様に感じます。

もう公開されてから3ヶ月になるんですね。

10/30/2016

ヌスラット ファテ アリィ ハーン「ショーハン ショー」

ヌスラットのCDを職場のももクロ仲間から借りたのは、もうかれこれ3年前のことになる。その時も少しは聴いたけど、時の僕の耳とはちょっと縁がズレていたらしい。

このところ仏教とかその周辺の世界やなんかに興味を持っているので、音楽の方でもちょっぴりその方面に手を伸ばしたりしているうちに、しばらく忘れていたこの作品をiTunesのリストに見つけて、今度はじっくり耳を傾けることとなった。

ヌスラットはパキスタンのミュージシャン。ヒンズー教の宗教音楽であるカッワーリの歌い手である。

彼やその音楽の詳細については上記のリンクを参照いただきたい。音階やリズム、そして即興を主体とする形式という点においてインドの音楽に共通するところが大きい。

このアルバムは、手頃に入手できるなかでは間違いなく彼の代表作と言っていいだろう。アマゾンのダウンロードではたったの900円で買える。

アルバムまではちょっとと言う方に先ずは試しにということであれば、ラストの”Kehna Ghalat Ghalat To Chhupana Sahi Sahi”を150円で購入いただき、聴いてみていただきたい。

僕には本当に久々の音楽的な衝撃だった。この音楽が持つ圧倒的な力に放心するとともに、ヌスラット等の歌いとハルモニウム、タブラによる即興演奏の凄まじさには言葉もない。

このところようやくと落ち着いてはきたが、先週まではこの作品とにわかに集めた彼の音楽ばかりを2週間ほどひたすら聴き続けた。

いまは海外から取り寄せた2枚のCDを心待ちにしている。

関心を持っていただいた方には、YouTubeにある彼のフランス パリでのライヴを収めた一連の映像をお薦めする。

Part7まである長編で素人の方が収録したものらしくちょっと見辛い部分もあるが、いろいろな意味で彼の音楽を理解・体験するには最適の映像だと思う。



いやあ、音楽にはまだまだ無尽蔵に宝物があるんだなあ。素晴らしい!


(おまけ)

実は親子揃って風邪をひいてしまったのだけど、ようやく治りかけてきた子どもは以前から心待ちにしていた近所の商店街のハロウィンに出かけて行きました(笑)。


元町のハロウィンよりもアットホームな雰囲気で、たっくさんお菓子を持って帰りご満悦でした。

あとは、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞には驚いたけど、素晴らしいことと思います。運営当局への対応にいろいろと注目が集まっていますが、僕はやっぱり尊敬します。時代を超えた神対応だと思いました。


10/23/2016

ヒット

音楽のことを書こうと思ってるんだけど、衝撃が大きくてなかなか言葉にしづらいので、今回も見送ります。疲れたしね。

ずいぶん秋が深まって肌寒さを感じる様になったけど、日曜日の日中はそこそこ日差しもあって、自転車に乗るにはいい気候でした。


子どもが隣町の小学校まで野球の試合に出かけたので、それを見に行くついでに妻と2人でちょっとしたお祝いに、近所で名の知れた鰻屋さんでうな重の並をいただきました。

地元の名店でいただく久しぶりのうなぎは美味しかったです。

その後、練習試合が始まるまでの時間で港の見える丘公園をぶらぶら散歩。いろいろなバラが綺麗に咲いていました。


高学年の試合の後に低学年の子を中心にしたチームで行われた練習試合に8番ライトでスタメン入り。守備で何度かボールが飛んで来るたびにハラハラして見てましたが、なんとかチームに迷惑はかけずに守りました。

そして打撃が不振のなか回ってきた打席では、なんとライト前に初ヒットを放ちました。


わざわざ低学年生のためにやってくれた試合だったのですが、それでも見ていて嬉しくなってしまいました。

最近ちょっといろいろありすぎるんだよなあ。ろぐがまったく追いつかないです。

10/16/2016

京都

仕事の関係で金曜土曜の1泊2日で京都に出張した。この時期にしては比較的気温も高めで上着は要らなかったかな。

着いて早々、昼飯に京都駅ビル伊勢丹の10階にある拉麺小路で徳島ラーメンの東大さんでいただいた。生玉子を推奨する珍しいお店。空き腹にはどっしりとくる美味しさでした。セットのチャーハンもグッド。


バスに乗り込んでその日の目的地に向かう途中で突然首筋に痛みが走り、困ったなと思いつつ降車後にスマホで対策を調べて見ると、なんと脇の下のストレッチが必要なんだそう。

試して見ると見事に痛みが和らぎ重症化するのは免れた。それにしても運動不足なんだよなあ、やっぱり。

金曜の夜は、以前に会社の後輩でいまは国家公務員待遇で研究プロジェクトのリーダーをしている男と、彼の奨めで駅近く東九条の料理屋「佳辰」さんで食事。お刺身を始めにいろいろな美味しいお料理を楽しむことができた。

京都の美味いものをいただくのは久しぶりだった。


土曜日は前日とは異なる仕事でこちらがある意味僕の本業のものだった。お昼に会社の幹部をお迎えするところから始まるので、それまでの間は街をぶらついてみることに。

ビジネスホテルの朝食を済ませてパソコンとかの重い荷物をフロントに預けて財布とスマホだけもってとことこ歩いた。

泊まったホテルのすぐ近くにある東本願寺。やっぱり大きい。鎌倉にもこんな大きな門はない。


東に向かって高瀬川。鴨川よりもむしろこの川に京都らしさを感じる。


最初に向かったのは西国十五番霊場今熊野観音寺。観光名勝ではない生活に密着したお寺。緑に囲まれた小高い静かな山の上は清浄な空気を感じた。本当は鳥戸野陵にも寄りたかったんだけど、今回は諦めた。


ホテルに引き返す道すがら初めて入った三十三間堂、600円の拝観料はやむを得ないと思ったけど、場内は撮影禁止だったので、塀の外からお堂の南端を。


大きな千手観音坐像と色々な種類がある立派な仏道、そして1001体の金色の観音様の並ぶ様はやはり圧巻だった。

やっぱり人が多いなあと思いながら足早に中を見てちょうど出る頃に観光バスが次々に到着し始め、堂内に続々と様々な種類のさらなる観光客の波がなだれ込んで来るのにすれ違った。

時間のある時にもう一度ゆっくり見てみたいと思うけど、いつもこんななのかなあ。やっぱり開門直前に来るしかないのかなあ。



とまあ、出張というには心苦しい内容で、仕事的にはいろいろ考えさせられるところもあったのだけど、今回は京都を少し楽しませてもらいました。

やっぱりいいところですね。次は家族でまた来たいと思います。

新幹線の行き帰りにまた新たにハマった音楽を夢中で聴きました。何でしょうねは、また次回。


10/10/2016

ももいろクローバーZ Great Takahashi October

3連休中日に幕張メッセイヴェントホールで開催された、ももクロのファンクラブイヴェント「Great Takahashi October」に参戦してきました。

事前に参加者が投票した「いまライヴでやって欲しい曲」の人気投票を元に、その上位10曲を1時間のステージでやるという内容。

これをステージごとに別個にリクエストを集計して1日に3ステージやるというのだからスゴい。

僕が会社の同期とその友人の3人で臨んだのは初回12時からのセット。会場はスタンディングのアリーナ席含め超満員。

テーマ曲"Overture"に続いて登場したメンバーからショートコント?の後に今回の主旨説明が簡単にあって、いよいよ演目スタート。

注目の1曲目は、僕がももクロに開眼した曲で今回リクエストで入れた「ピンキージョーンズ」でありやした!

イントロが流れた時は嬉しさのあまり叫び声をあげてしまいました。生で観るのは本当に久しぶりです。

歌とダンスをしっかり堪能できるTakahashiイヴェントでこれを観ることができて、これだけで来た甲斐がありました。

1時間のライヴは短いと思う人もいるかもしれないけど、中身が詰まっているから丁度よいと感じます。

こういう感じで年に2回くらい生で彼女たちの音楽に触れられれば僕はもう十分です。


ライヴの後は横浜に舞い戻って象の鼻パークで妻と子どもと合流。大さん橋にはダイヤモンド・プリンセス号の大きな船体が横付けされてました。


横浜DeNAベスターズのクライマックスシリーズ・ファイナルステージへの進出が決まり、これもまたいい3連休の締めになりました。夜ご飯を延ばして家族でテレビに視入った試合でした。

あと...先週末に近所を自転車でお散歩した際にちょっとした出会いがあり、この3連休にもまたその場所に2回足を運んできました。詳しくはまたいずれ。


10/02/2016

羽野昌二&林栄一@横浜エアジン

木曜日の夜、横浜関内にあるライヴハウス「エアジン」に、ドラム奏者羽野昌二さんとサックス奏者林栄一さん、それにエレキベースの中村大さんによる、フリーインプロヴィゼーションのライヴを聴きにいきました。

本当は先々週金曜日にも行きたいのがあったんだけど事情により行けず、この日がようやく僕にとってのエアジンデビューとなりました。

この日、関内駅周辺は横浜DeNAベイスターズの最終戦、三浦選手引退試合を観に来た多くの人でにぎわってました。

会社の後輩でちょくちょくライヴ行ったり野毛で飲んだりしている男に、ライヴの前日になって声をかけたら行きたいと言ってくれたので、彼と駅で待ち合わせて馬車道の海鮮居酒屋で軽く一杯やってからエアジンへ。

小さな雑居ビルの狭い階段を4階まで登ってお店の扉を開けると、マスターとメンバーにお客さんらしい女性がお一人という感じでした。

ドルフィーよりもさらに狭い店内で一番前のテーブルにビール2つ置いて陣取り、たっぷり2ステージ彼らの即興演奏を楽しみました。

羽野さんのドラムを聴いたのはこれが初めて。デレク・ベイリーやペーター・ブロッツマンといった錚々たる共演歴も納得できる強力かつ繊細なパルスが素晴らしかったです。

林さんを初めて知ったのはどちらかといえばメインストリーム系の演奏家としての活動でしたが、元々フリーに力を入れておられる方です。5分10分とまとまった演奏をしてソロを渡すたびに、リードを交換して全力で吹きまくる音は、とてもメロディアスな即興に感じました。

中村さんは先のお二人よりもひと回り若い感じの方で僕は今回初めて知ったのですが、羽野さん林さんの間にあって頑張っておられましたが、正直僕にはあんまりピンとこなかったです。

ベースだからつい意識してしまうのかもしれませんが、改めてフリーは難しいなあと感じました。一方で中村さんがいたので、ありがちなドラムとサックスによる即興演奏に陥らずにということだったのかもしれません。

とてもいい演奏で満足しましたが、何でしょうか、どこかパターン化されているように感じたのもまた事実であり、そこらへんは聴き手である僕の経験不足ということなのでしょうかね。

こういう音楽が気軽に楽しめるエアジンはいいところだと思います。またちょくちょく来たいと思います。しかし店内のタバコ臭が正直ちょっとキツいです。子どもは連れてこれないなあ。


土曜日はママがバイトだ歯医者だ友達との食事会だと1日家を空けたので、子どもと1日過ごしました。

午後3時に習い事を終えて、まずは蒔田のバッティングセンター。やっぱり自分のバットがいいみたいで「重いぃ〜」とかぐずってましたが、それでも当たるとホームランシンボルの近くまで飛ばしていました。

ライト方向へ流し打ち(振り遅れか)。


再びバスで元町まで戻って中華街近くのセガで、正月休みに広島で姪っ子と楽しんで以来念願のUFOキャッチャー三昧?をさせてあげました。1400円くらい使っちゃったよ。結果はうまい棒9本でした(笑)。

そして山下町のサイゼリヤで夜ごはん。コーンスープにピザにサラダ2種類にサラミとドリンクバー、僕は赤ワインを3杯(笑)、あと子どもはデザートにレモンシャーベット。これで1970円!素晴らしい!

9/25/2016

弘明寺

日曜日はまだ雲も多かったけど久しぶりの晴天だった。

子どもが野球に出かけた午前中に自転車で磯子から上大岡を回って以前から気になっていた弘明寺に立ち寄ってみた。こちらは横浜市内で最も古いお寺で西暦721年の建立というから鎌倉時代よりもはるか昔のこと。

国道16号線から商店街を抜けると現れる立派な仁王門の裏脇に自転車を置かせてもらって本堂への階段を登った。とても立派なお寺である。


江戸時代に造られたという立派な梵鐘もある。今度是非とも響きを拝聴したいと思った。


いつもの海沿いのコースではなく、アップダウンもそこそこあっていい運動にもなった。ちょっぴり日焼けもしたかな。


午後は家族で臨港パークに出かけて、久しぶりに3人でキャッチボール。しばらく子どものボールを受けていなかった妻は、少し勢いがついた球を受けて指が痛いと喜んでいた。

こちらも久しぶりの晴天で家族連れでにぎわっていた。やっぱりここから眺める海と空はとても美しい。雲はもうすっかり秋。




(おまけ)

秋分の日に近所でレンタカーを調達して観音崎までドライブ。あいにくの雨だったが、観音崎に着いてランチをしているうちにそれが止んで、その後日帰り温泉やら観音埼灯台までの散歩を楽しむことができた。


火曜日には北海道で歯科医を営む幼馴染が、関西方面の帰路にわざわざ横浜に宿をとって遊びに来てくれた。

おもてなしをどうしたものかと考えたが、やはりおそらくはこれを逃したら機会がないと思って、台風が近づく荒天のなか自宅まできていただき、近所の魚屋自慢の刺し盛りや妻の手料理で楽しいひと時を過ごさせてもらった。

途中からは遊び相手を求める子どもの餌食となり、野球盤や室内でのおもちゃのバットとボールで野球の相手をしてもらい、子どもも大層満足した様子だった。


お疲れのところすいませんでした。また北海道に遊びに行きます。





9/19/2016

ヨナス・エルボーグ「アラム オヴ ザ トゥ リヴァーズ」

最近、YouTubeに本当にお世話になってます。今さらですがホントにいろんな音楽が試聴できますね。

特に僕の様なマイノリティ音楽好きにはたまりません。同好の仲間の存在を知ることができるというのも大きなメリットです。

今日はそのなかで見つけた超絶ベーシスト ヨナス・エルボーグの1996年のライヴアルバム"Aram of the two Rivers"をご紹介します。

この人はマクラフリンのグループにもいた超音楽・超技巧性のベーシストです。YouTubeでも彼のベースソロの映像とかがいっぱいあります。

余談ですが、YouTubeでベースのソロ映像を探すと、決まってスラッピングの名人芸みたいなのが出てきます。フレットレスベースとかのソロ画像を探しても結局スラッピングしちゃうんですよね。大衆芸みたいなものなのかな。僕にはちょっと不思議というか残念な気がします(半分は僻みですかね)。

さてヨナスのアルバムに話を戻すと、この作品は数ある彼の作品のなかでもやや異色の内容です。

ここにある6つの即興演奏?は、現在悲劇の渦中にあるシリアのアレッポとダマスカスで収録されました。

共演者の名前は知らない人ばかり。おそらく地元のミュージシャンたちとのコラボレーションなのでしょう。

ヨナスは、一聴するとギターの様な音色のアコースティックベースギターを、時に持ち前の見事な技巧を駆使して披露しています。それとともに熱いのがパーカッションを始めとするシリアのミュージシャンたち。素晴らしい演奏記録です。

僕にはこれらの演奏がヨナスの他の作品に比べてもひと際重厚な音楽に感じられます。ヨナスの作品で手元に置いておきたいのはこれかなあ。



いまではほぼ入手不可能なアイテムですが、それがこういう形で聴くことができるのはありがたいことです。

そして、いつかアレッポの人々がまたこういう風に音楽を楽しむことができる日が来ることを願っています。



(おまけ)

月曜日に出張で行った軽井沢で仕事を終えて駅前の洋食店「フレスガッセ」でいただたソーセージ定食。赤い飲み物は...まあいいじゃないか(笑)。

すぐ隣のコーヒーハウス「旦念亭」さんで食後のデザートとコーヒーを。たった1時間の軽井沢プチ贅沢でした。


3連休初日はまだお天気がもったので軽くシンボルタワーまで。大型の自動車運搬船が出港する姿が圧巻でした。


そうこうしているうちにまたひとつ歳をとりました。妻がバイト先で注文してくれた豪華なケーキをいただきました。


あ、そうそう、祝!DeNAベイスターズ クライマックスシリーズ出場!この2日間の試合は見られなかったけど感動しました。チームの雰囲気がいいですね。




9/11/2016

ももいろクローバーZ「ザ・ゴールデン・ヒストリー」

お天気もパッとしませんが、僕の気分もパッとしません。仕事は相変わらず気持ちに心に辛いものです。

そんななか、ももクロのニューシングル「ザ・ゴールデン・ヒストリー」がリリースされました。すごいタイトルですよね。先ずはPVから。



(笑)これはまあももクロのことだからガチだと思いますが、お金がかかってないようで結構かかってそうなこの映像、僕はなぜか何回も視てしまうんですよね。

感想を一言で書くなら「おかえり!」かな。

音楽作品のPVとしてはあまり機能してませんが、ここ最近の彼女たちのシングルやプロモにはなかった素のももクロの魅力が見事に表現されていると思います。

そしてこのPVを補完する様に、先月の日産スタジアム桃神祭2日目で演じられたライヴ映像も公開されました。

こちらは大きなステージ上ですが、5人がしっかり集まって歌い踊る本来のももクロのアーチストとしての醍醐味が、フルコーラスで楽しめます。



客席に瞬く光のなかに僕もいるはずなんですけどねえ(笑)。

シングルで同時にリリースされた3曲もスグレもの揃いで、今回はアルバムとは違って安心して素直に受けとめて聴くことができました。



日曜日はあいにくの天候で子どもの野球練習が中止となったので、久しぶりに家族3人で日曜日のお出かけ。と言っても先ず大船からバスに乗って向かったのは、スウィングスタジアム湘南さん。

子どももだいぶんバッティングセンターの球に慣れてきて、この日はホームラン性の一撃も出ましたよ。打球の角度いいでしょ(球速はまだ70km/hですけど)。


そのあと卓球なんかも楽しんでちょっとした運動にはなりました。身体動かすと少しは気分も晴れますね。

そこから県道を30分ほど歩いた田谷にある野天湯元 湯快爽快 たやに向かったのですが、その手前にある「田谷の洞窟」(瑜伽洞)にちょっと入ってみることに。

こちらは以前から気にはなっていたのですが、訪れる価値あるパワースポットでありました。家族連れで行くのもいいですが、独りでプチ修行のつもりでじっくり時間をかけて廻るのもいいと思いました。

洞内は撮影禁止ですので、アクセス可能な方は是非とも行ってみてください。

入り口近くにあった、さほど大きくない瓶に見事な蓮の花が咲いていました。


温泉は少し変わったお湯でしたが、温度が低めでのんびり浸かっていられればいつまででも、という感じでした。この日はサービスデーだったのでちょっと混んでいたのが残念でした。

(連絡)
とろりんさん、おひさしぶりです。コメントありがとうございます。ちゃんとカタカナは直しましたよ。

9/04/2016

デレク・ベイリーとスティーヴ・コールマン

先週は週末にちょっと体調を崩してしまい、ろぐはお休みさせていただきました。すいません。

さて今回は音楽のお話しでしたね。この1ヶ月ほどでヘビロテで聴いているのは、デレク・ベイリー、そして久々のカムバックとなるスティーブ・コールマンなのであります。

デレクについては以前から評判を聞いていた1975年のソロアルバム"Improvisation"を偶然耳にしたのがきっかけ。フルアルバムの音源は以下にあります。



デレクはソロアルバムを数多く残してますが、確かにこの演奏はそれらの中でも強く惹きつけられるものがあるように感じられます。

何がどうと言えるものではありませんが、このパフォーマンスを行った当時のデレクの状態が、この成果を生んだというしかありません。

その記録がこのように残され、デレク亡き後もそれがいまこういう形で人間の世の中で共有されているということが現実です。

僕はこれを聴き、再びまたデレクの手持ちの作品に向かい合うことで、あらためて彼のことをすごいと思うようになりました。

晩年に彼が発表したスタンダード集"Ballads"は彼を知るにはよさそうな作品ですが、もしかしたら一番最後に聴くべき作品なのかなと思ったりもします。これについてはまたいつか。


さて、デレクを聴くうちにその一方にニョキニョキと出てきた渇望が今回はスティーヴに向くことになりました。

最新アルバム"Synovial Joints"は素晴らしい作品ですが、”Invisible Paths: First Scattering”に続くPI Recordingsからリリースされている一連の作品を聴くに、彼が新しい時代の頂点を迎えつつあることがよくわかります。

前にも書いたと思うけど、彼との衝撃的な出会いとなった"Resistance is futile"に始まるLabel Blue時代は、作品を経るに従って音楽構造の難しさばかりが耳について、ストレートに楽しめなくなっていました。

それが"Invisible Paths"でソロとして再出発したのちに何かがリセットされたように、新しいスティーヴの世界がPI Recordingsの作品を通じて再構築されていったように感じます。

最も親しみやすいのはクァルテット(一部クィンテット)という比較的小規模な編成による大傑作"Functional Arrhythmias"だと思います。ちなみにこのタイトル名は「機能的不整脈」という意味です、うーん(笑)...。

このクァルテットによるスゴい演奏記録がYouTubeにあります。これは必見です!



Anthony Tiddのベース、Sean Rickmanのドラムス、20年近くスティーヴと行動を共にしている鉄壁のリズム隊が繰り出すうねり。スゴいですよね!この映像だけで幾晩も美味しいビールが飲めそうです。

とまあこれが、僕がいま聴いている音楽の近況です。いやあこれらを聴いてベースを手にすると...冷汗しか出ませんなあ(笑)。

(おまけ)
朝晩涼しくなってきたので、土曜日の朝早くに久しぶりに自転車でリネツ金沢まで行ってみました。雨雲混じりの空でしたが気持ちのいい港の朝です。



8/21/2016

夏休みの余韻

自分が会社からもらった夏休みの期間はあまり子どもと遊ぶ時間が取れなかったので、金曜日にお休みとって2人で東京ドームシティに行ってきました。

先ず向かったのは、会社で知り合いのママさんから噂を聞いていた宇宙ミュージアム"TeNQ"。プラネタリウムとはまた異なる形の映像ショーや宇宙に関するいろいろな展示や体験ができます。

東京大学総合研究博物館TeNQ分室で火星にできた気孔を探索するゲーム...ではなく本物の探索研究に協力しました。残念ながら気孔は見つけられませんでした。


タブレット端末の操作でボールを動かしてロケットを打ち上げるゲーム「アストロボール」にチャレンジ。結構難しいです。


落下してくる隕石を素手で受け止める体験コーナー...ではなく、記念写真コーナーでの一コマ。



宇宙体験が終わったらお昼ゴハンもそこそこにスポーツ体験コーナーの「スポドリ」へ。バッティングセンターと投球ゲームのストラックアウト、さらにボーリング2ゲームをやってしまいました。ボーリングはやっぱり腰にキマす。

ストラックアウト10球目、見事8番に命中して3枚目を抜いた瞬間。


このあとちゃっかりアイスクリーム屋さんとゲームセンターに連れまわされ、結構散財&疲労してしまいました。暑かったけど楽しかったね。



翌土曜日からは、いつもの習い事と野球練習の再開。ママはアルバイトに出かけてしまったので、午前中は懲りもせずに新横浜のバッティグセンター「ぶんぶん」さんに出かけました。

妻が朝ご飯を炊いたからその一部を昼飯になんとかしろというので、さすがに外食ばかり贅沢もできないなとの思いもあり、生まれて初めて冷蔵庫にあるもので「お弁当」を作りました。

ホントにこういう箱詰めの弁当を作ったのは初めて。おかずの調理はだいたい見当つくのですが、詰めるのは慣れてない初めてだと意外に難しいですね。字のごとく「詰める」というところがポイントだとわかりました。(お見苦しい写真で申し訳ありません)


とりあえず、子どもには「美味しかった」と言ってもらえました。

ぶんぶんさんは想像していたのとすこし違って、3方をマンションに囲まれているという特異なロケーションながら、アットホームなよいセンターでした。

軽いバットに替えたら結構よく当たるようになり、いままでは振り遅れで右方向のファール球が多かったのが、結構左方向にも飛ばせるようになりました。勢いはまだまだですが、芯に当たったいい打球です。


この日は雨のため午後の野球練習は中止となり、バッティングセンターの成果は翌日曜日の練習にと意気揚々と出かけたのですが...。

3週間ぶりのユニフォームの暑さと緊張もあったのか、近所の練習場に出かけてしばらくしたらコーチから連絡があり、軽い熱中症で吐いてしまったとのこと。結局、そのまま帰宅して静養となってしまいました。

が、すぐに症状は改善し、昼前からは腹が減ったから練習用に作った弁当を食わせろと騒ぎ出し、そのあとも野球ができなかった悔しさと退屈さもあって、宿題の残りなどをやるやらないでママとバトルが始まってしまい、重い日曜日の昼下がりとなってしまいました。

あらためて夏休みの過ごし方というものの難しさを感じた次第であります。長い休みですからどうしても甘やかされがちな環境ができてしまうなら、それをカバーして律する人がいなければなりません。当たり前ですが、それは親の責任です。

ああ、また音楽の話が延期になってしまいましたね。こちらはこちらで時間がないながらも着実に巡っています。