4/24/2016

めがね

今回の引き金になった眼の疲れについては、週の半ば頃までずっと残ったままだった。ふと気をぬくとまた同じような感じになりそうでちょっと心配しながらの毎日だった。

仕事はもちろんしたけど、スマホも含めて表示する文字を大きくしたり、あまり文字そのものを見つめないで極力意味合いを考えることに集中しようと努めた。やってみればわかるけどこれはかなり難しいことだ。

目の疲れについては眼科で検査を行った結果として、やっぱりそろそろメガネを作ってみることになった。

僕の視力は、通常の健康診断とかでやるものだと、両眼とも1.0程度あって、このところ随分悪くなっては来ているのだけど、やはりまだ眼は見えているということらしい。

だけど、今回ピント合わせとか視軸のズレとか視野の広さとかいろんな検査をやってもらった結果、老眼はかなり進んでいるとのことで、パソコンで文章書いたりする仕事ではかなりの負担が眼に来ているとのこと。

「この先のことも考えたらそろそろメガネに慣れておく時期」というわかったようなアドバイスに説得されて、生まれて初めてのメガネの処方箋を出してもらって、昨日近所のメガネ屋さんに行ってみた。

まったくわからないので妻についてきてもらったのだけど、医者に推薦された1件目のチェーン店では、フレームとレンズで5万円くらいの計算になり、そんなに出せないよということで、別のお店に行ったら、2万円前後とのこと。

デザインもよくわからないなりに気に入った?ので、そのお店で買うことにした。出来上がってくるのは1週間後とのことだ。

ふらつきの根本的な原因については産業医のアドバイスによって別途診察を受けることに。これについてはまだ受診もしていないので、また時が来れば書いてみたい。

ご心配おかけしましたが、いまはこんなところです。この週末は少し歩きもしたし、自転車にもちょっとだけ乗った。家族とのんびり過ごし、お酒や音楽のおかげも加わってだいぶん調子はよくなりつつあります。


(おまけ)YouTubeにあった、前々回に触れたグレイトフル・デッドの"Sunshine Daydream"のドキュメンタリフィルム全編がこちら。素晴らしきこの世界。



(ご注意)映像で2曲目の"China Cat Sunflower"(めっちゃカッコええ!)あたりから、ライヴを楽しむ様々に「ハイ」な観客の映像が現れます。閲覧はご注意ください。


4/17/2016

ふらつき

木曜日の朝、前日までの長めの原稿書きのおかげでいつにも増して眠気がひどく、眼の奥から額の裏にかけて何かどんよりと重い感じだった。

朝はいつもの時間に起きて電車に乗ったが、音楽も聴かずに眼を閉じていた。

前日の飲み会であまり食事もしていなかったので、栄養はしっかり摂ろうとおにぎり2個とヨーグルトドリンクを買って、オフィスの席でメールをチェックしながら食べた。その間も眼の重さは改善しなかった。

やり残していた1ページくらいのお偉いさんの新任挨拶の原稿をチェックしたのだが、微妙な書き回しの修正に頭がついて行かずにちょっと手こずっているうちに、頭がふらふらしてきた。

原稿を仕上げたのが午前8時15分ごろ。ボスも出社してるし、さすがに彼の目の前で机に突っ伏して休むわけにもいかないので。トイレに行ってちょっと目をつぶろうと思った。

ところが個室の扉を閉めようと思った途端に、いきなり身体がぐらついてフラフラ感が半端ない状態に。このまま倒れたらやばいと思い、慌ててトイレを出て席に戻り、向かいに座っている女性が以前に言っていた医務室のことを尋ねて自席に座り込んだ。

彼女はすぐに連絡をとってくれて「休むならもう開いてるそうですよ」と教えてくれたのだが、立ち上がることができない。

しばらく途方にくれていたんだけど、動悸も激しくなってきたので意を決して立ち上がって、エレベータではるか階下の医務室にたどり着く。

応対してくれた看護士の話では、その時すでにまっすぐ歩けない状況だったそうだが、案内されたベッドに横になり、何度も血圧と脈を採られながら2時間近く休ませてもらう。

幾分楽にはなったので、産業医のアドバイスももらって席に戻ることにしたけど、ディスプレイで文字を視る気など到底起こらず、ちょっと不安ではあったが早退することにした。

たぶん眼精疲労と言われるものなのだと思う。

週末にもスマホの画面を眺めていたらまた似たような症状が出て、ちょっと焦ってしまったが大事には至らず。やはり眼の奥から肩にかけてがこれまで以上にどんより重い。

テレビをつけると熊本の震災の話が延々と続いていて、これは大変だと思いながらも、そんな状況でまだ募金さえも出来ていない。いつも以上に余裕を欠いた4日間だった。

とり急ぎ。

4/10/2016

花見の音楽

春爛漫。いろいろなところに残る満開の桜の面影をたどったような週末だった。

子どもとキャッチボールに出かけた根岸森林公園にある通称「モーガン広場」にて。ここの桜はまだ満開の状態をなんとか残してくれていた。

みなとみらいの汽車道沿いに植わっている桜の花が散って、海のうえで綺麗な模様を描いていた。

音楽は相変わらずグレイトフル・デッドを通勤時にはほとんど毎日聴いている。ディスクは増殖中。自宅でくつろぐ時にもデッドの映像を眺めたりして、主要な映像作品を集大成したボックスに投資しようかという気になっている。

何か一つお奨めをと聞かれたら、いまの僕なら"Sunshine Daydream"がいいと思う。1972年にオレゴンで行われた野外コンサートの模様を収録したもので、ゴキゲンの演奏が3枚のCDにたっぷり。

さらにボーナスディスクとして、この日の演奏の一部と関連する映像をドキュメンタリーにまとめたDVDが付属していて、これがまた最高である。詳しくはまたの機会にと思うが、この時代のカルチャーが持つ圧倒的なパワーを感じる。

デッドを聴いていると、時折これまで聴いてきたフリー系の作品が聴きたくなる。僕のなかでは理由は非常に単純で、それらがしっかり一つにつながっているから。

金曜日に1週間の役務から解放された家路の電車の中で久しぶりに聴いたアンソニー・ブラクストンの"For Alto"は、やっぱり途方もなく素晴らしかった。

いろいろあって残念ながらのんびりお花見を楽しむことはできなかったけど、いい音楽を聴きながら時折目に入る桜を心で楽しむことができたかな。

(おまけ)
2週間ぶりに海の公園まで自転車でひとっ走り。20度以上の陽気でいい汗かいて海を眺めてちょっとのんびりできるかなと思ったら、潮干狩りの人たちでこの有様。うかつにも紫外線対策を忘れてしまい、顔が日に焼けた。

赤レンガ倉庫の近くにある広場にも、春の花々が非常に手の込んだ花壇に仕立てられていて見事だった。


4/03/2016

除菌

先週の月曜日から今日まで7日間、医者からもらった3種類のお薬を飲み続けて胃の中の除菌治療を実施した。この間、大好きなお酒とコーヒーはガマンせざるを得なかった。

どうなるかと思ったけど、まあちょっと飲みたくて寂しい気分にはなったものの、それこそ手が震えるとか著しい情緒不安定になるとかの、いわゆる禁断症状のようなものが出ることもなく、先ほど晩ご飯のあとに最後のお薬を飲んで無事に終了した。

結果はもうしばらくしてから検査を受けてわかるとのこと。これだけやったのだから成功していてほしい。

寝る前にお酒を飲まないと翌朝の目覚めが幾分いいのはわかっていた。だけど、毎週木曜日の朝が疲れがたまったような感じでとても辛いという状況には変化はなかった。飲もうが飲ままいが疲れは溜まるのだろう。

日曜日の夜に明日のことを考えて憂鬱になるのはもちろんのこと。やっぱりこういう時はお酒が飲みたいもの。でも決まりだから明日の夜までは我慢ガマン。

それにしてもこの鬱陶しさ、なんとかならんのかなあ。そろそろなんとかしたいなあ。何すればいいかなあ。

(おまけ)近所にある柏葉公園で満開の桜とチューリップ。