9/19/2016

ヨナス・エルボーグ「アラム オヴ ザ トゥ リヴァーズ」

最近、YouTubeに本当にお世話になってます。今さらですがホントにいろんな音楽が試聴できますね。

特に僕の様なマイノリティ音楽好きにはたまりません。同好の仲間の存在を知ることができるというのも大きなメリットです。

今日はそのなかで見つけた超絶ベーシスト ヨナス・エルボーグの1996年のライヴアルバム"Aram of the two Rivers"をご紹介します。

この人はマクラフリンのグループにもいた超音楽・超技巧性のベーシストです。YouTubeでも彼のベースソロの映像とかがいっぱいあります。

余談ですが、YouTubeでベースのソロ映像を探すと、決まってスラッピングの名人芸みたいなのが出てきます。フレットレスベースとかのソロ画像を探しても結局スラッピングしちゃうんですよね。大衆芸みたいなものなのかな。僕にはちょっと不思議というか残念な気がします(半分は僻みですかね)。

さてヨナスのアルバムに話を戻すと、この作品は数ある彼の作品のなかでもやや異色の内容です。

ここにある6つの即興演奏?は、現在悲劇の渦中にあるシリアのアレッポとダマスカスで収録されました。

共演者の名前は知らない人ばかり。おそらく地元のミュージシャンたちとのコラボレーションなのでしょう。

ヨナスは、一聴するとギターの様な音色のアコースティックベースギターを、時に持ち前の見事な技巧を駆使して披露しています。それとともに熱いのがパーカッションを始めとするシリアのミュージシャンたち。素晴らしい演奏記録です。

僕にはこれらの演奏がヨナスの他の作品に比べてもひと際重厚な音楽に感じられます。ヨナスの作品で手元に置いておきたいのはこれかなあ。



いまではほぼ入手不可能なアイテムですが、それがこういう形で聴くことができるのはありがたいことです。

そして、いつかアレッポの人々がまたこういう風に音楽を楽しむことができる日が来ることを願っています。



(おまけ)

月曜日に出張で行った軽井沢で仕事を終えて駅前の洋食店「フレスガッセ」でいただたソーセージ定食。赤い飲み物は...まあいいじゃないか(笑)。

すぐ隣のコーヒーハウス「旦念亭」さんで食後のデザートとコーヒーを。たった1時間の軽井沢プチ贅沢でした。


3連休初日はまだお天気がもったので軽くシンボルタワーまで。大型の自動車運搬船が出港する姿が圧巻でした。


そうこうしているうちにまたひとつ歳をとりました。妻がバイト先で注文してくれた豪華なケーキをいただきました。


あ、そうそう、祝!DeNAベイスターズ クライマックスシリーズ出場!この2日間の試合は見られなかったけど感動しました。チームの雰囲気がいいですね。




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