3月最後の日に今月最後のろぐを書く。世の中的には仕事や学校などでひとつの区切りになるのが3月である。
子どもは4月から幼稚園の年中さんに無事進級見込み。お友達もできたようで、さっき寝る前にも「あしたようちえんあるの?」と、早く行きたくて仕方ない様子である。
金曜日にまたお休みをもらって家族で西伊豆土肥温泉に1泊旅行に出かけ、それはなかなかいい宿で楽しい旅になった。
伊豆は東より西の海がいい。初めて家族で訪れたのだが、あらためてそう実感した。本当はもうちょっとそのことを書いてみたいのだけど、今回はやめときます。
ひとつだけ書いておくと、久しぶりにというか、ちゃんとした記憶にあるという意味では初めてかもしれないが、美味しくて立派な「サザエの壷焼き」をいただくことができた。やっぱりアワビよりサザエである。
明日から始まる新しい仕事の年には、僕の気持ちはやっぱり前向きになれないままである。
過去1年間はマネジメントから外れてもっぱら専任職としてやって来て、まあ5割程度の力は出せたと思う。いまの職場に再び戻ってきてからのここ4年ほどの間では、一番まともに仕事をした1年間だったかもしれない。
今回、部門内でのメンバー異動などもあってまた僕がマネジメントをやることになってしまい、まあはっきり言ってご機嫌超斜めの鬱々状態である。
日曜日の今日は寒くて暗い空模様と同じく朝からどんよりした気分だった。
こんな内容のろぐで言うのもちょっと悔しいのだけど、2004年1月から始めたこの「えぬろぐ」は、今回のろぐで500エントリーを迎えることになった。
既に今年で10年目に入っていて、週末更新を原則にここまでほぼ順調にその通りやって来たわけだから、だいたいそういう計算になる。前にも書いたかもしれないが、自分でも驚きの様でもあり、自分らしいと思える様でもある。
最近はかなり愚痴まじりな内容も散見され、お見苦しさをお詫びしたい気持ちもあるけれど、まあここはなるべくストレートに行きたいと思っているので、お許しいただきたい。
かなりの深みに落ち込んだ気持ちを慰めるのに何かいい音楽はないかなと記憶に問うたところ、意外にまともな(?)ものが浮かんできたなと思えたのが、グールドの「ブラームス間奏曲集」。
どうしようもない諦めと何か叫びたいような衝動を、この極めつけ美しい旋律とお酒で少しでも紛らわせみようともがいてみることにする。
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