8月半ばにして今月最初のろぐです。すっかりお休みモード全開で、とても書ききれません。今回はそのなかのひとつトピックを。
実は僕はペーパードライバーでして、もう25年以上も四輪自動車の運転をしたことがありませんでした。
それが、子どもができていまの家に移り住んで来たころから、やっぱりせっかく免許持ってるんだから、いざという時に車は乗れた方がいいなあと思う様になりました。
特に今年に入って、少しこの先の仕事や生活のこととも考えると、やはりその意味でも自動車は運転できるに越したことはないなあと思いました。一般には当たり前のことなのかもしれないのですがね。
そこで長いお休みのひとつの目標として、自動車学校が実施しているペーパードライバー講習に通って、なんとか子どもの夏休み中には僕の運転するレンタカーで、妻と子どもをどこか近くでいいから連れて行ってあげたいなと思ったのです。
このことは家族には内緒にしてました。なぜって、やっぱり四輪車は苦手。通ったものの僕には無理と悟ったらそれっきりにしようと思ってましたので。
学校には1回50分の実地講習を都合3回通って練習させてもらいました。なんせオートマチックの車を運転するのも初めてですから(笑)、初日はかなり緊張しました。教習所のコース内を回る練習でしたが、意外にも動かせました。もっともコースを2周したあたりで初めてスピードメーターを見る余裕が出たぐらいでしたが。
翌日行った2回目は僕と同じ年くらいの女性教官で、いきなり「じゃあ外に行きましょうか」となって、言われるままに鶴見区北部の一般道を走りました。これも、途中速度超過とかちょっとだけアブナい場面もありましたが、まあなんとか無難にこなせました。
南伊豆の旅行から戻った翌日に行った3回目の教官は、僕の居住地について馴染みがある人で、「それじゃあこのあたりで似た様な住宅地がありますからそこを走ってみましょう」と案内してくれ、結果「うーん、正直特に問題ないんじゃないですか。安全運転心がければ、普通に乗っていいんじゃないの」と言ってくださいました。
その翌日、思い切って近所のレンタカー屋さんで1300ccクラスの車を6時間予約して、その日の朝に妻にはメールで打ち明けました。クラス指定で借りられたのは、スズキのスウィフトという車で、色はブルーでした。
レンタカー屋さんから自宅までは自転車で走り慣れた道なので、特に問題無し。一番緊張した自宅周辺の路地と、駐車スペースへの乗入れもなんとかこなせました。
わが家の駐車スペースにやって来た青い自動車を前に、初めて子どもにもわかる範囲での説明をして、じゃあ近くにドライブがてら近くにお昼を食べに行くことになりました。
妻はまだ半信半疑で子どもと一緒に後部座席に座って神妙な面持ち。自転車で走り慣れている海の公園へ向かって車を走らせます。
暑い平日でしたが、海の公園までの10数キロを順調に走り、近くにあるサンマルクカフェでお昼を食べて帰ってきました。子どもは嬉しそうでしたし、おそらくそれよりも喜んだのは妻ではないかと思います。
食事の帰りに、ずっとフロントガラスの風景を見ていた子どもは眠ってしまい、僕にも少し余裕が出たので、妻とおしゃべりしながら少しだけ中区内をあちこち回って、子どものサッカーの時間に自宅に戻ってきました。
この歳にしてではありましたが、何かちょっと新鮮な気分を味わうことができ、お休みのひとつの目的は達せられたと思いました。ささやかなめでたし。
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