出かけるのが憚られる状況になってしまいました。昨日時点の感染者数などのデータを見ても、まだ増勢の方向ですね。
異業種交流会のライングループで教えてもらった、今回の感染症対策についての近畿大学の先生による解説ビデオがよかったです。
細菌とウィルスの違いや、ウィルス変異のトレースなど興味深くタメになりました。
あと、フォローしているアーチストのリツィートで流れてきたこのメッセージも、冒頭に書かれている通り意味深です。
横浜も日中とても静かですが、鳥のさえずりや木々の芽吹き、庭を這い回る虫たち、等々を眺めるたびに、これと同じことをしんみりと感じますね。
先週は火曜日にどうしても会社に出なければならず、午前中で用件を済ませてさっさと帰ってきたのですが、帰りに元町のピースフラワーマーケットカフェに立ち寄って、パニーニのお昼をいただきました。
途中下車とはいえ何故わざわざかというと、店主さんの悩んだ末のご判断で、今回の騒ぎが収まるまでしばらくお店を閉めることにしたのだというのをインスタで知ったから。
「まあ来月早々には再開できるといいんだけどねぇ」と笑顔で困惑されてましたが、本当にそう願いたいですね。お土産にクッキーも買って帰りました。
そうはいっても家でじっとしてても気が滅入るので、海が見たくなったこの土曜日にも海釣り公園の近くまで歩いてきました。
この通り港はいつもの港です。
ウィルスの被害で内外で多くの方が犠牲になってますが、トランペット奏者のウォレス・ルーニーも先月末にこの病気で逝ってしまったとのこと。まだ59歳ですよ。ただでさえこのところ往年の名プレイヤーの訃報に触れることが多いのに、こういう報せはさらに辛いものがあります。
しかし一方では、元気な姿を見せ続けてくれるスーパー老人もいらっしゃいます。ジャズドラマーのロイ・ヘインズもその一人です。彼は先月95歳の誕生日を迎えました。ロイは僕の大好きなジャズドラマーで、ジャズドラムの魅力を知るきっかけになった人です。
これは昨年ニューヨークのブルーノートで行われた彼のライヴ演奏の模様だそうです。
どうですかこの元気とパワー。往年のスティック捌きの片鱗もしっかりとうかがえます。
ということで彼の魅力がしっかり伝わる作品は何かなあと考えてみると...うーんイッパイありすぎますね!一番はやっぱりメセニーとデイヴのトリオによる"Question and Answer"ですね。これを聴いた時に僕は「ジャズドラムってかっこいいなあ」と唸りました。
ロイ自身もパットとの出会いは運命的だったと見えて、この後、彼のレパートリーにパットの曲が加わります。上記のブルーノートライブも2曲がパットの曲です。
"Question..."は以前にもこのろぐで取り上げているので、今回はお気に入りの2番目ということで、ケニー・バロンとチャーリー・ヘイデンによるピアノトリオ作品"Wanton Spirit"を挙げてみます。(邦題は収録曲にある「ワンフィンガースナップ」になってます)
パットのトリオ作品の5年後ですから、ロイはもう70歳目前なのですが素晴らしいですね。ケニーの目まぐるしく弾ける右手左手をすごくよくサポートしていて、彼のピアノもいつになくご機嫌な演奏です。チャーリーのベースワークも珍しく?ストレートアヘッドであります。
(おまけ)ホワイトデーにお母さんへのプレゼントにしようと元町のユニオンで子どもと一緒に買ったバラの花一輪が、1ヶ月を経過してもいまだにこの状況です。
買った時は少し開きかけで、2日後にはほぼこれと同じ感じにまで開いてくれたのですが、水に挿してあるだけで普通こんなに保つものなんですかね。驚きです。