4/02/2017

騒つき

年度の変わり目で会社は騒つき落ち着きを失う。僕の職場でもボスや僕の部下をはじめ多くの人が動く。期待を込めてのことなのだろうけど、もはやこの時期の風物詩の程度の感覚しかない。僕はとりあえずいままでのまま。

暖かくなって、家で木々や草花の手入れなんかをして新芽や花を目にすると、寒さの中ではなかなか湧き出てこなかった、何かを始めようという気分が出てくる。

ホームセンターの草花コーナーが一番魅力的になるこの時期はいい。ラヴェンダー、ゼラニウム、フォーエバーなんかの苗を買って庭に植えてみた。花はいい。

家を建てたときに植栽のアレンジをお願いした人が植えてくれた、庭木としては面白みのないコニファーを、背丈が伸びない様に頂部の枝を切り、枯れた枝葉を丁寧に空いてみた。やっぱり面白みはない。何か他のものを植えようかな。

それから、最近すっかり自分の夜のお楽しみの場所となっている狭い4畳半の和室を片付けたりもした。子どもが寝た後にお酒を持ってそこに忍び込む。最近はエビスビールの「華みやび」を最初の1本にしている。春らしい味わい。

その部屋で週末はいつもよりも長めに楽器をいじってみたり、マウンテンバイクの素晴らしい技と度胸を記録した映像を愉しんだり、お気に入りの「ドキュメント72時間」の録り溜めをじっくり視たりするうちに、仕事では忘れている感覚を取り戻す。

お酒もちょっと多めかな。久しぶりに家で飲みながら日付が変わる。

デッドの30年の旅はようやく1990年代に入り、いよいよクライマックスである。高かったけど自分には価値のある買い物だった。

春の騒つきを自分なりにアレンジしてなんとか愉しむ。一緒に騒ついても得るものは少ない。これは自分が進む道に現れるわだちの様なもの。ペダルを漕いで進むのは自分だ。


(おまけ)

午後5時半ごろに職場を去る際にエレベーターホールの窓から見た夕日。太陽に向かって延びる飛行機雲。


雨が降った土曜日。野球の練習が中止になったので、近所のバッティングセンターへ。ずいぶんバットに当たる様になったし、球が飛ぶ様にもなって来たかな。

実際の試合ではこんな風にストライクばかり投げてくるわけじゃないから、球を見る目といい球が来たら確実に打てる様に頑張ろう。


日曜日はまだ風が少し冷たかったけど、自転車でシンボルタワーまでひとっ走り。タワーの周囲にある緑地には所々でタンポポが花を咲かせていた。




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