あけましておめでとうございます。本年もえぬろぐをよろしくお願いいたします。横浜も暖かいお正月になりました。
ポール・ブレイで聴き納めた昨年から続いて、新年の聴き始めはソニー・ロリンズとなりました。"East Broadway Run Down"。いいですよねー、これ。
たぶん数多あるロリンズのアルバムのなかでも、ちょっと裏メニュー的な部類に入るんだと思うけど、僕はこれが大好きなのでありやす。
「ちょっくら、やってみっかい?」「よっしゃ!」という感じで集まった4人の超スゴいメンバー。「何やる?」「ん〜、こんなのどう?」って感じで始まったみたいな、1曲目のアルバムタイトル曲。
スゴいよなあ、何度聴いてもイイ。中盤からのインタープレイは、このメンバーならではのもの。この緊張に満ちたダルダル感がたまりません。
さらにスゴいのが続く2、3曲目のトリオ演奏。なんだろうなあ、2曲目の"Blessing in Disguise"は「豪快」の極地、そして3曲目の"We Kiss in a Shadow"が「悟り」の境地かな。こんな演奏...もう言葉がないです。
ロリンズは名門レーベルのほとんどから作品をたくさん出していますが、インパルス盤はやっぱり人気ないんだろうなあ。学生時代に中古レコード屋を巡っていると、どの店でも必ずインパルスのロリンズを見かけました。
僕がそんな頃にこれを買ったのは、もちろんコルトレーンのところにいた(ジミー・)ギャリソンとエルヴィン(・ジョーンズ)が参加しているからだったんだけど、もう聴いて最初っから好きになりましたね。
名盤「サキソフォン・コロッサス」とか「ウェイ・アウト・ウェスト」も、もちろんイイけど、いまはもうほとんど聴かなくなっちゃったなあ。でもこのアルバムはやっぱり何かの機会にふっと聴きたくなるんだよねえ。
これを機会にちょっと他のインパルス盤も聴いてみようと取り寄せ中であります。
スピーカーからちょっと大きめの音で鳴らすとカッコイイですよ!
(おまけ)年末年始の写真を少し。
妻の実家で義母の台所仕事を手伝う妻。いつもありがとうございます。
近所の公園で義弟にキャッチボールを付き合ってもらう子ども。ちゃんと言うこと聞くんだよ。
兄のマンションで戯れる兄と子ども。お酒はほどほどにね。
独り先に横浜に帰る新幹線からの富士山。家族と離れるのは寂しいなあ。
3日は自転車で八景島までひとっ走り。寂しさも少し紛れた。
明日からの仕事に備えて手製のナポリタンで腹ごしらえ。パンチョに学んだこってり版。
明日からまた仕事か。その前にビールでもやっときますか。
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