例年よりも随分暖かい年の瀬。
子どもの水ぼうそう(結果的にいつもとなんら変わらず元気に完治したが)のおかげで、年末に予定していた習い事のお泊まりキャンプはキャンセルとなり、妻と子どもは予定を繰り上げてさっさと実家に行ってしまった。
僕はまだ横浜に残って、少ない年賀状を書いたり、ちょっとした片付けをやったりと、のんびりと過ごした。
勤め先の幹部人事が発表された関係で慌ただしさが増したものの、結果的にはいつもとさほど変わりない仕事納めになったようだ。
今年の最後にやってきた音楽の波はポール・ブレイだった。名盤"Fragments"を聴き込むことに始まり、それがいつものように手持ちの他の作品に拡がって、その延長で触手が動いて、またいくつかの作品を新たに仕入れた。
そして、まだジャズを聴き始めた大学生の頃に買って、それほど深くは聴いておらずにそれでも処分することもなくなんとなく気にかけていた、ブレイとペデルセンのデュオにも、30年の時を経てとうとう僕の心にしっかりと響く時がきたようだ。
ペデルセンは上手い人だけど、これまでなんとなく正面から向き合わずにいた。これを機に少し他の作品も聴いてみようかなと思っている。
それから、ブレイとエヴァン・パーカー、バール・フィリップスのトリオによる"Time Will Tell"も、これまでもお気に入りのひとつではあったんだけど、それがまた一段深まったように感じる。こんなに緊張と静寂と美が調和した即興演奏というのはそうそうないものだ。
今年もいろいろ音楽を聴いてきたけど、手当り次第さはかなり薄れて、気に入ったものをじっくりという傾向がどんどん強まっていると感じる。年相応なのかなあ。
そろそろ今年のろぐも書き納めの時間。つまらん内容におつきあいいただき毎度ありがとうございます。皆様どうかよいお年をお迎えください。
(年末のおまけ)
ももクロのテレビ番組で紹介されていた、ナポリタンスパゲティの専門店「パンチョ」さんに行ってきた。
目玉焼きのせの並盛り、これで総量400gだそうだ。一見大したことなさそうだが、麺が非常に太いのでスケール感を間違えないように。とても美味しかった。大盛りは同じ値段で600gとのこと。お腹が空いていればたぶんイケると思う。(ちなみに番組のなかで、詩織ちゃんとあーりんが食べていたのは、大盛りのさらに上をいく特盛りメニューです)
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