11/03/2015

親子祭り

週末土曜日は子どもが通う小学校でオープンスクールが開催された。

いわゆる授業参観なのだが、ここの学校では毎年この時期に土曜日を登校日にして、3時限目と4時限目、それと給食の時間までの間を、在校生の家族に学校全体を開放して、自由に中を参観できるようにしている。

子どもが入学前に、ご近所のお兄ちゃんお姉ちゃんのご両親からのご好意で、何度か参加させてもらってはいた。

だけどそのときはもの珍しさも手伝って、本当に校内のあちこちいろいろな教室を見させてもらっていたんだけど、自分の子どもが入学すると結局、子どもの教室から他に移る余裕が持てず、そこに居続けることになってしまう。

3時限目は学活という時間で、この日は栄養士の先生による味覚に関する授業。5つの味覚を順にあげて、どんな食べ物があるかみんなで考えてみるという内容。

4時間目は国語の時間。以前に準備していた、隣のお友だちとペアになってお互いにインタビューを実施して、その人の好きなことについて話してもらい、その内容をみんなの前でペアになって発表し、そこでその好きなことに関するクイズを作って、クラスのみんなに出題して答えを募るという内容。

いずれも1年生らしいある意味ビミョーだけど微笑ましいやりとりが交わされて、うちの子どももそのなかでそれなりに楽しんでいる様子だった。

やはりしっかりした子や、ユニークな子もいて、親としてはついつい我が子と比較して気にはなるが、自分の子どもが他の親たちの目にどう映っているかなど、実際のところ知る由もない。

以前から興味があった給食も見学させてもらった。この日は、酢豚、野菜や卵のスープ、ごはん、牛乳という内容。一番びっくりしたのは、みんなでいただきますをしたと思ったら、いきなり何人もの子どもがお皿やお椀を持って立ち上がり、配膳卓で待っている先生のもとに向かったこと。

食べる前からいきなりおかわりかと思いきや実際にはその逆で、なんと均等に配膳されたおかずやなんかについて、自分が食べられる量にまで減らせるのだという。配膳の時に申告して量を調整すればいいのではないかとも思うのだけど、いろいろな経緯でこうなっているのだろうと妻に言われて妙に納得せざるを得なかった。

うちの子どもは毎度完食&可能ならおかわりしているらしく、まあしっかり元は取ってくれとでも言うしかない(笑)。

学校が終わった後は、元町商店街のハロウィーンにお菓子目当てでお友だちと参加するとのことで、僕はお留守番。しばらく乗っていなかった自転車で八景島まで出かけた。

夕方だったけどなんとか大丈夫だろうと出かけたんだけど、予想以上に暗くなるのが早く、ライトの準備ができていなかったので復路の後半はちょっと焦った。

いつも見ていた早朝の景色とはまた異なる海と空が印象的だった。でもやっぱり朝がいい。暗くなるのは困るから。


さて、日曜日は、幕張メッセで開催された「ももクロ親子祭り2015」に子どもと参戦。仕事の関係で何度も訪れているこの施設だけど、こういうイベントで来ることになるとは考えていなかった。

会場となった国際展示場3ホールには、7000人を超えるファンクラブメンバーとその家族が集まってにぎわっていた。会場内にはサーカスをモチーフにしたステージセットがしつらえてあって楽しそう。

顔認証と持参した写真による親子認証を済ませて発券すると、なんとステージやや左寄りの前から9列目!いままでで一番いい席だった。

始まってからわかったのは、座席がおおよそ子どもの年齢順に前から配置されていたんだけど、2人連れだった僕らは、年少組の大所帯の座席をやりくりする過程で、半ば穴埋め的に前の方の席にしてもらったということのようだった。

2部構成のイベントは、メンバーとゲストのお笑いコンビによるコントで始まり、ひとしきり会場が和んだあとは、「きらきらぼし」「かえるのうた」「もりのくまさん」を会場のみんなと合唱するという形で歌がスタート。

そこでメンバーが客席に次々に降りてきては、子どもたちを中心に交流を始め、メイン通路のすぐ近くにいた僕らの席近くにも、5人それぞれがやってきてくれて、この4年間のファン生活のなかで一番身近な2メートル以下という至近距離でメンバー全員と邂逅するという幸運にあやかることができたのでありやす。神イベント!

そのあとは、「一粒の笑顔で」「みてみて⭐︎こっちっち」「Chai Maxx」「ココ⭐︎ナツ」とももクロナンバーが続いたところで、第1部は終了。数メートルの距離からみた夏菜子ちゃんのChai Maxx、いつになくニコニコとリラックスした感じでやってましたが、やっぱり本物!一瞬子どものことを忘れて見入ってしまいました。

続く第2部は「Overture」で始まるいつものももクロライブのスタイル。「怪盗少女」「黒い週末」「猛烈宇宙交響曲・第7楽章「無限の愛」」「サラバ、愛しき悲しみたちよ」等々お馴染みの曲をしっかり踊って歌って、アンコールの「僕らのセンチュリー」「走れ!」まで、1時間半、合計2時間半のイベントは楽しく過ぎ去っていった。

メンバーは最後まで何度も客席に降りてきてくれて、会場はいつもとは違うほのぼのとしたなかに不思議な興奮が混ざった独特の雰囲気であった。これを生で体験できたのは、まったく子どものおかげというほかない。

午後6時少し前の幕張。翌日子どもの学校はオープンスクールの振り替えでお休みだったので、お腹が空いたという子どもといっしょに、メッセの近くにあったイタリア料理店でピザとサラダで夕食をとり、片道1時間半の家路に着いた。

子どもがどの程度イベントを楽しんでくれたのかはわからない。パパが好きなももクロに付き合ってくれたと思えるところもある。ありがとうね。


文化の日の今日は、妻の以前からの希望で高尾山へハイキングに。


お天気に恵まれて、秋深まりつつある自然を楽しむことができたが、やっぱり予想通りの混雑。往路で登った6号路も途中で何度か人の渋滞。山頂はもはや原宿竹下通り状態だった。やっぱり人混みは苦手である。

子どもは少しずつ成長している。自分のやりたいこと、思い通りにならないもどかしさ、人との付き合いの難しさ、親への気兼ね、等々、いろいろ感じて考え始めている。それでも親子はいつまでたっても親子だ。

今日もありがとう。

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