子どもが通う幼稚園では、毎月クラスのお誕生日のお友だちをお祝いするイベントが開催されているそうで、3月生まれのうちの子どもも、卒園を目前にした今日、お誕生日会を開催してもらえることに。
このイベントだけは子どもの父母も教室に参加することができるとのことで、こういう機会はもうないと仕事を休んで、妻とともに参加することにした。まあこういうのって大抵はママだけが参加するんだろうけど、唯一無二の機会だからね。
お友だちから歌のプレゼントがあり、みんなでキャンドルを吹き消したり、先生と子どもたちとママパパを交えた質問コーナーがあったりと、これがとてもとても想い出深い体験になりました。
最後には園児有志による短編劇「エルマーの冒険」も上演され、廃材を使った手作りの小道具で着飾った小さな役者たちのかわいい演技を楽しませてもらった。うちの子どもはライオンの役を熱演。
幼稚園も残すところあと1週間。3年間のなかで一番成長した姿を見ることができて、僕としては参加して本当によかったです。こういう機会は大切にしないといけないですね。お招きくださったお友だちや幼稚園の皆さん、本当にありがとうございました。
お誕生日会が終わった僕はもちろん職場に向かうこともなく(笑)、せっかくお休みなのだからと、先週から上映が始まったももクロの主演映画「幕が上がる」を鑑賞することに。その前にピースフラワーマーケットカフェで、チーズスコーンとコーヒーでちょっと腹ごしらえ。
今回の映画は、高校の演劇部活動を題材にした平田オリザ氏の原作を本広克行監督が映画化したもの。原作者と監督と主演のコメントは作品公式サイトでどうぞ。僕はこれ以外の情報は一切目にせず耳に入れず劇場に臨みました(なんでもそうだけど絶対にそうすべきだよ)。
ある意味似た様な設定だった過去の脚本映像作品「ももドラ」「天使とジャンプ」も悪くはないけど、どこか視ていてちょっと小っ恥ずかしくなる場面もないわけではなかった。だけど今回の映画は堂々たる内容、本当に素晴らしい青春映画になりました。
2日前のKISSとの共演の記憶もまだ生々しいなかで、半年以上前に撮影されたものとはいえ、この堂々たる主演ぶりにはやっぱりスゴいもんだなあ、ももクロ。
別に観客動員数が何位だとかそういうことはいいのです。作品の素晴らしさとそういう数字は比例するものではないと僕は思います。量を追うのと質を追うのは同じじゃないからね。
ひとつだけネタバレではないのですが書いときますと、映画が終わるエンドロールの一番最後で監督の名前が出る直前に、単純なんですがある意味異例とも思われるメッセージが出ます。あれがこの作品の製作サイドの自信と言うんですかね、この作品のテーマにもなっている「生きてるからにはやらなきゃ、そしてやるからには...」っていうことを自分たちもやりきったっていうメッセージなんだと受け取りました。
もうねえ、はっきり言って、こんなことしてる場合じゃないって、僕もそう思いましたよ。
幼稚園のイベントで子どもの成長を実感して、期待とか責任とかをしっかり実感させてもらって、その後に映画を観てまた自分自身のこれまでのことこれからのことをやっぱりかと認識させてくれた。
両立することは難しいのだろうけど、あきらめてどうのということではないと思う。僕と家族のプライオリティは難しいところだけど、それ以外のことはやっぱり自分の中での意識に合致していなければ、客観的な事象に過ぎないです。
先週、仕事で外出した際に地下鉄六本木駅のホームで。
今日の夕方、子どもの習いごとを終えて根岸駅で見上げた空。
いい一日でした。
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