先週は後味悪く金曜日の業務を終えて帰宅。足りないものもいろいろあるけど、やはりだんだんと刃物の端に追いつめられていく自分をいやでも思い知る。
帰宅後、テレビの音楽番組「ミュージックステーション」に出演したキッスとももクロのコラボを視ることで、幾分気持ちが和んだ。来週はいよいよ東京ドーム。
土曜日は気を取り直して早朝ウォーキング。今回は気分を変えたくて、新しいコースを試してみることに。
自宅から本牧通りに出てすぐに首都高速湾岸線の高架下を走る神奈川臨海鉄道沿いに歩いて、かもめ町を海側に折れた先にある南本牧ふ頭を目指すコース。
高速の高架下は思ったより歩き甲斐のある距離。早朝でも中央市場や日本石油に向かうトラックやタンクローリーが時折走り抜けるがまだ台数は少なく、車道と歩道はかなり間を空けてあるので結構快適に歩くことができる。
かもめ町から南本牧へ至る県道は初めて通る道。埋立地の港湾らしい長い直線を歩いてゆくと南本牧大橋へ。
橋の入口にあるお決まりの「関係者以外立入り禁止」の看板の脇を通って橋を渡る(笑)。ここからがいよいよ南本牧ふ頭である。
橋の南西側の眺め。向こう側に見えるのが南本牧ふ頭のコンテナヤード。瑞穂ふ頭に比べて新しいし大きい。土曜日の朝6時前だけど時折コンテナヤードに車両が入ってゆく。
橋を渡って突き当たりまで歩いたところの右側の様子がこちら。これを進んでいくと現在工事中の新しいターミナルの方に行けるんだけど、同じ「関係者以外立入り禁止」でもこの雰囲気はねえ。さすがに今回はやめておくことに。
南東側の海を望むとちょうどまさに日の出の時刻。きれいな朝日を拝むことができた。
朝の冷たい空気と太陽の輝きに、昨日までの仕事の鬱憤もあっという間に吹き飛んだ。初めて来たのにこの眺め!幸運だった。
埠頭内の倉庫を周期する道路をぐるっと回って再び橋を渡ってかもめ町へ。橋の上から北東側の眺め。朝日のなかに東京湾を行き交う多くの船やウミネコの群れや美しい雲を眺めることができた。
帰りはかもめ町からまた臨海鉄道沿いに横浜本牧駅まで歩いて、そこからベイタウン経由で歩き慣れた本牧山頂公園を通り抜けて自宅に戻った。
埠頭内とかもめ町で少し様子を見るのに周回する道を回ったりした分、距離が伸びたのもあって今回の総歩行距離は14.2km。これを2時間6分で歩いた。比較的長めだったけどいいペースだったと思う。
瑞穂ふ頭〜みなとみらいの「みなとみらいコース」に続いて、新しく「南本牧コース」ができた。こちらは観光地とは無縁のいま新しく拡がりつつある横浜港の姿を楽しむことができるよいコースだ。
この週末、元町周辺はチャーミングセールで大変なにぎわいだった。ここ数年で年々人が増えているようにさえ感じる。もちろん地元の街がにぎわうのはよいことだ。
そうした賑わいとは別の意味でこれからコンテナや船や車両が行き交うことになる南本牧だけど、ここの景色もここ数年で大きく変わっていくのだろう。またちょくちょく訪れてはその変化も楽しみたいと思う。
注意したいのは、今回ご紹介した高速湾岸線高架下の臨海鉄道沿線、かもめ町、南本牧ふ頭などのエリアは、いずれも非常に人が少ない場所であり、日没以後はウォーキングやランニングなどの目的では入らない方が無難だ。もちろんその人気の少なさが僕にとっては大きな魅力なのだけど。
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