人にやさしいわが社の土曜日祝日による振替休日第2弾が、11月2日金曜日。おかげさまで3連休。お天気にも恵まれて、のんびりさせてもらいました。
中日となった3日の文化の日、うちの子どもにとっては初めての東急東横線に乗車。向かった先は「祐天寺」駅。渋谷まであと3駅というこの場所に何が?
一部の鉄道好きお子様のパパママにはお分かりのことと思います(笑)。そう、アレです。鉄道ムードのカレーのお店「ナイアガラ」、そしてミニSLチビクロ号が走る「世田谷公園」に行ってきました。
横浜駅で東横線に乗り換えるのが、駅の改装でちょっと面倒になったんだよね。これが意外にネック。
子どもにとってはちょっと遠い乗り換えに、お昼前のこの時間特有の眠さも加わって、思わず「もうつかれちゃったのお、おなかすいたのお」が出て、少々難航。
地下4階にある東横線横浜駅のホームに降り、目の前を走る本物の東横線を見るに及んでやっと気が紛れたようで、「これはチカテツなのお?」を繰り返し、またまた対応に苦慮。
やっぱり東横線は速いよね。急行と各駅を乗り継いでも30分かからずに目指す祐天寺に到着でありやす。
ナイアガラが駅に近いのは幸いでした。昔懐かしい鉄道グッズで埋め尽くされた異様な店内に、子どもは神妙な面持ちに(笑)。
「ねえ、パパあ、どうしてレストランのなかにレールがあるのお?」
「それはねえ」と言いかけたその時、「5番線発車あ!」と厨房から元気のよい一声が。すると・・・。
ということなんですよねえ。そりゃまあびっくりするわなあ(笑)。
子どもは甘口カレーとジュース付きの新幹線カレー、妻と僕はナイアガラカレーの特急(辛口)をいただきました。
前回(なんと7年前ですよ)妻と訪れた時は、ちょっと味が薄いかなと感じたように思ったが、今回は美味しく美味しくいただきました。子どもができると味覚も変わるんですかねえ。
子どもも満足したようで、自らスプーンを使って珍しくこぼさずに完食でありました。ご満悦の父と子。
ここでナイアガラファン(?)にお知らせです。同店のウェブサイトにもある通り、現在のお店は年明け2013年1月早々に閉店となるのだそうです。
すぐ近くの祐天寺1丁目の同店創業の地で3月から新装開店となるらしいのですが、内装はかなり変わるようです。
カメラで子どもや店内の写真を撮っていると、駅長(店長)のおやじさんが「どうぞたくさん撮ってくださいね。こういうお店はもうこれが最後です」と、どこか寂しそうに言ってました。まあ相変わらず、おばさん(奥様?)とは、江戸っ子らしい元気な言い争いをしてましたが(笑)。
そうとは知らずに、まったくの思いつきで出かけてきたわけですが、このお店を子どもにも体験させることができてラッキーでありました。最後にお店の玄関でママとふたりでパチリ。それにしてもすごいコレクションだなあ。
まあ鉄道ムードなしにはこのお店はあり得ないと思いますから、きっとおいしいカレーはそのままに、もっと楽しい鉄道の内装に生まれ変わるのだと思います。今度は新しいお店に来ようね。
さて腹を満たして、向かったのは線路の反対側にある世田谷公園。コレが意外に遠くて、道もややこしかったのですが、カレーですっかり元気になった子どもはなんとか歩いてくれました。
着くなり聞こえてきたチビクロ号の汽笛に、「おお、あれは!」と駆け寄り、さっそく乗車券を購入と相成りました。大人70円、子ども無料。運良く先頭に乗ることができて、一周約3分の旅を楽しみました。
この公園は結構広くて、チビクロ号の他にも、手作り遊具のプレーパークや、小高い丘の向こうには噴水広場や交通公園などもあって、子ども連れには何かと楽しめる内容になってます。
帰りはバスに乗って中目黒駅まで行き、そこから東横線特急に乗車。しかし子どもはさすがに疲れたようで、バスを降りたところで抱っこをせがんだかと思うと、あっという間に寝てしまいました。
特急は満員。でも親切な女の子が席を譲ってくれて、抱っこママはなんとか座れました。せっかくなのでそのまま終点元町中華街駅まで(実は妻も僕も2人とも初めての乗車)。そこからバスで山手駅まで帰ってきたのであります。
翌日の日曜日、僕は散髪に行ってさっぱり。妻と子どもは昼前に近所のお友達とママで、森林公園にお出かけ。僕は久しぶりに昼間にウォーキングに出かけました。
通り抜けた本牧山頂公園は意外に人気が少なく、ぼかぼか陽気の中、本牧通りを通って根岸不動尊の階段を登って、森林公園へ向かった。こちらは好秋の日曜日とあって賑わってました。
森の中を進む僕らの前に現れる信号は、青でもあり、赤でもあります。
この先、一体何があるのやら。
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