NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」を毎回楽しみにしている。朝はもちろん視ている時間などないので、ハードディスクに録画してもらった番組を、毎晩ビールを飲みながら楽しんでいる。個人的には2年前の「ちりとてちん」以来の当たり作品と思う。
思えば、あの番組のテーマ音楽でピアノを弾いていたのは、今回主演の松下奈緒だった。これも何かの縁だろうか。彼女は一見してかなりの大柄なのだが、それでもいろいろな役柄を演じられるのは、そうした外見上の特徴を超えた何かが演技のなかにあるのだろう。今回の出演でますますファンになった。
相手役の向井理もいい役者だし、加えてお父さん役の大杉漣がまた素晴らしい。昔気質の父親を演じさせてこれほどハマる人もいないのではないか。いきものがかりが唄う主題歌もいい。
今回は実在する人物の伝記ものなので、最近の朝ドラ作品にみられた途中から話のすじが訳の分からないことになる心配もないだろう。
これから暑い夏を迎えるが、毎週少しずつドキドキとハラハラと涙と笑いを楽しみながら、9月末までおつきあいしていきたいものである。
やっぱりNHKはいい番組を作ってくれますなあ。
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