3連休は冷え込みも強まったけど秋晴れの過ごしやすい3日間だった。
子どもの野球で試合が2戦あり、応援に行きがてら歩いたり、家で音楽を聴いたり少し本を読んだりベースを弾いたりして過ごした。
日曜日は近所のチーム同士の因縁?の一戦があって、監督やコーチ、子どもたちも意気込んで臨んだのだけれど、こちらのチームにはよいところがなく、力の差を実感させられる形で終わってしまった。子どもも頑張ったとは思うけど悔しさは忘れないでほしい。
勤労感謝の日の夕方に試合があった産業振興センター野球場での1枚。秋の空独特の青である。
土曜日の夕方にウォーキングに出かけた本牧山頂公園からの夕暮れ。時間に余裕があるならこの時間に歩くのもいい。
さて音楽の方は3週続けてこうなってしまった(先週のろぐタイトルを変更しました)。ヴィオラ、コントラバスと続いたのでやはり締めはオリジナルにということで、前回のろぐで紹介した鈴木秀美のバロックチェロによる2004年の全曲演奏。
これ、冒頭の第1番プレリュードの弾き出しを聴いただけで、もう「かぁぁぁぁ!」と極上のノックアウト。演奏はもちろん音色が本当に素晴らしい。ハイレゾとかである必要はない。
聴き進めていくうちにやっぱり気になったのが第3番。冒頭のプレリュードはバッハのメカニカルなアルペジオが独特の拡がりを響かせるのが魅力なんだけど、どうしてこんなに速く弾くのかなあ...。やっぱり僕も歳とったのかなあとか想いながら、ちょっと残念な気持ちがした。
まあそれでも全編通して極めて素晴らしい演奏。今回のバッハ祭りで巡り会えた一生の宝物である。
本来なら年明け早々に横浜でこのバッハの無伴奏チェロ組曲の演奏会を予定されていたらしいのだが、体調の不良で公演がキャンセルになったのだそう。今61歳とのことなのだが、なんとか生で鑑賞できる機会があることを望んでいる。
芸術の秋。バッハのこの作品をどれか1セットということならば、迷わずお勧めしたい作品である。
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