9/24/2018

ガーナの伝統音楽と舞踊を楽しむ

先週に続いて3連休です。お天気もまずまずで家なかのちょっとした整理や庭の掃除などが捗りました。

土曜日に妻が何を見て知ったのか、近くの久良岐公園にある久良岐能舞台でガーナの音楽舞踊のコンサートがあるというので、家族で観に行って来ました。

久良岐公園は以前にも何度か行ったことはあったのですが、こんなところにそんな施設があるとは知りませんでした。こじんまりとしてますが立派な能の舞台に、5,60人ほどが座れるスペースがあります。

出演したのは、パーカッションのニ・テテ・ボーイさん、ヴォーカルのロビ・エボウ・チプアさん、そしてダンスのジョー・メンサーさんの3人です。皆さんガーナ政府の文化芸術に関わるお仕事をされているという本物のプロです。

2部構成で約2時間の楽しいステージでした。ニ・テテとロビは日本語がペラペラで、興味深いお話と楽しいおとぼけ?を交えながら、代表的なガーナの音楽とダンスを楽しませてくれました。

こういう即興性の大きい音楽はいいですね。僕にとっては退屈しません。皆さん素晴らしい芸をお持ちですが、僕が一番すごいと思ったのはジョーさんのダンスでした。やはりアフリカ舞踊の即興性は、ヒップホップやブレイクダンスなど現代のダンスに大きな影響を与えてるのですね。

話の中でニ・テテさんが、日本の人と話しているとアフリカにとても関心や好意を持ってくれているのは嬉しいけど、ひとつ残念なのは十把一絡げに「アフリカ」と捉えている人がほとんどだということ。

「アフリカで戦争があったね」とか言われても、彼らは全然ピンとこない。せめてどこの国のことなのかもっと認識して欲しいと言ってました。それは「アジアで大きな地震があったね」というのと同じようなことなのでしょう。

本当は54の国があり、大陸の中にも数百の部族がいるとても多様性に満ちた国。彼らの国ガーナでも、大きく分けて4つの言語族がいて、それらの間ではほとんど言葉による意思疎通はできないのだそう。だから「公用語」は英語になってしまっているけど、それは母国語ではないと教えてくれました。

目の前で繰り広げられるガーナの音楽舞踊の迫力に、やっぱりパフォーマンスというものは素晴らしいなと実感した1日でした。

久良岐公園の能楽舞台に通じる道。根岸森林公園よりも大きな高低差がある森林にはカブトムシなんかもたくさんいるのだそうです。



先週、自転車を久しぶりに掃除しました。日曜日に10km離れたシンボルタワーまでひとっ走り。空気が澄んでいて気持ちよかったです。


音楽聴きながらのウォーキングが楽しくて、この夏はほとんど乗らなかったなあ。さすがにヘッドフォンで自転車には乗れない。たまに見かけますがダメですよ!

(おまけ)
秋分の日の振替休日の月曜日、散歩に出かけようとしたら近所の家の壁にこの子がいました。白い壁に色鮮やかですね。(虫が苦手な方ごめんなさい)


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