連休後半はもっぱら家の周辺でのんびり過ごした。毎晩、5月1日に買ったウィスキーとジンを呑んだ。
ジンは水割りでは美味しくないので、しっかりとステアしたロックで楽しむ。このステアっていうのが結構重要なプロセスで、しっかり冷やしながらアルコールに深みが出る。マドラーでくるくる...ではダメなんだよなあ不思議なことに。
子どもの野球がなかったみどりの日は、家族で京急電車に乗って三浦海岸に出かけた。
バットとグローブを持ってさっそく広い砂浜でキャッチボールやバッティング。砂の上を走り回るので、結構脚に来る。天気はよかったけど、風が強くて髪やカバンが砂まみれ。
さんざん野球遊びをして、海岸でトンビに気をつけながらコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチでお昼を済ませた後、僕の思い付きで、三浦海岸駅の2つ手前の京急長澤駅あたりで窓の外に見えた五重の塔?を目指して歩いてみることになった。
途中、津久井浜の漁港に出してあった鯉のぼりでひと休み。
多宝塔の正体は、久里浜霊園という墓地がある丘の頂きに建てられたものだった。海岸から歩いて50分。霊園に入ってからの登りがかなり急で、砂浜で鍛えられた足腰にはさらなる試練だった。
頂きには広場があって、だるま様やいろいろな仏様の石像がお祭りしてあった。子どもは片隅の東屋で腰をおろすなり多宝塔のスケッチを始めた。最近はちょっとした合間に絵を描くらしい。
近くには三浦大仏という大きな仏像があって、高台から三浦の海を拝んでくれている。大仏様の観ておられる眺望がこちら。
ここはあくまでも霊園なので、訪れようという際はそれなりの心構えを。原っぱでお弁当広げてキャッチボールという場所ではない。
次のこどもの日。何か役に立つものを子どもに作ってあげようと、以前にキッチンのレンジ台を作った後に取ってあった古いタンスの廃材から出来たのが、これ。
今回はサンドペーパーで表面のニスを落として色を点けてみた。以前からやってみたかった水性のライトブルー塗料の薄塗り。そして下にはラバーの受け皿を5つ並べて接着。何だかわかるかな?
答えは、バットスタンドでした。子どもに買ってあげたバットは2本だけど、チームの先輩から譲り受けたバットが2本増えて、いまでは合計4本。
思い付きで、ほとんど設計図らしいものも書かずにやった割りには、まあまあ上手くできたかな。
長いお休みは充実した時間だった。いろいろな人とも逢った。考えるところもいろいろあった。子どもともじっくりと過ごすことができた。いろいろなものを食べた。結構よく歩いた。音楽もよく聴いたしベースも弾けた。
そして、思いがけず哀しい知らせもあった。心より御冥福をお祈りします。いろいろとお世話になり本当にありがとうございました。安らかに。
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