6/12/2016

キース・ジャレット「アート・オブ・インプロヴィゼーション」

DVDを収めてあった棚を少し整理した折に、キースの「アート・オヴ・インプロヴィゼーション」が出てきた。

まだ子どもが生まれる前の2005年に発売された、彼の事実上のバイオグラフィーと言える映像ドキュメンタリー作品。

前回のログで書いた原信太郎氏にも通じる、一生涯を通じて音楽の創造に身を捧げる男の凄まじい生き様が、本人と近親者のインタビュー、それに実際の演奏の映像で描かれている。

作品中に出てくる「即興演奏ほど正当に評価されたことがない音楽はない」という言葉がこの作品の主題である。

買った直後に1回視て感動したのは憶えているものの、いまの僕にはどの部分も本当にズッシリくる内容だった。

もう10年前の作品になるけど、キースが好きでまだご覧になられたことのない方は必視必聴の作品!

しばらくご無沙汰だったけど、まだじっくり聴いていない時代の作品も含めてキースを聴いてみようかなという気持ちになった。



(おまけ)

久しぶりに自転車で海の公園まで往復30kmを走った。

ずいぶん暑くなってきたけど、薄曇りでちょうどいい日和。潮干狩りの客は姿を消し、人工砂浜の海に入ってはしゃぐ子供達が楽しそうだった。


家の裏の壁に産み付けられていたカマキリの卵が孵化。小さな子供たちが壁を登ったり風に飛ばされたりして新しい命をスタートさせていた。



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