夏休み後半は関西へ。
金土日の3日間で、和歌山に家族旅行を予定していたんだけど、僕はその前の木曜日午前に横浜を発ち、その日の午後と夜に関西在住の懐かしい友人たちと面会することに。
翌日家族と待ち合わせる新大阪近くにビジネスホテルを確保。そこにチェックインするまでの間、大学時代に音楽が縁で知り合った友人と阪急南方駅で待ち合わせ。
お酒をあまり飲まない人なので、午後2時から近くのファミレスでドリンクバーを注文して3時間ひたすら話をした。
同じサークルでバンド活動もいろいろとしたし、ジャズを中心に音楽のことをいろいろ教えてもらったりもした人。お互いの家族のことやら仕事のこと、そして最近の音楽のことなどなど、いろいろな話をすることができた。
相変わらずCDの乱買いを続けているようで、開封していないお買い得ボックスセットが自宅にたくさんあるんだとか(笑)。音楽への想いはいろいろな意味で変わってないんだなあ。
彼と近々の再会を誓ってお別れし、ホテルにチェックイン。この日の大阪は暑かった。部屋で少しだけ涼んで、旅行中に財布などを持ち歩く小さなバッグか何かを探そうと、2人目の人との待ち合わせ時間よりも1時間早く梅田の街へ。
梅田をひとりで歩き回るのはかなり久しぶりのことである。話には聞いていたが、自分が記憶している姿との変貌ぶりにただただ驚くばかりである。
目当てのバッグには巡り会えなかったが、約束の時間に待ち合わせ場所で、会社の同期とおよそ5年ぶりの再会。入社してしばらくは東京でしょっちゅう呑んでいたのだが、彼の勤務先が関西になってからは、なかなかこういう機会が持てなかった。
いろいろと世の中のことを研究するのが趣味の男で、飲みに行く前に最新の梅田駅周辺の街開発事情を現地を案内しながら解説してくれた。
おかげで非常によくいまの大阪を理解することができた。政治ではなにやらごたごた続きであまりよいイメージがなかったのだが、経済で非常に大きな力が街の活気を盛り上げようと動いている様が実感でき、非常な力強さを感じた。
阪急梅田駅の北側にある界隈はあまり変わっておらず、大阪の老舗「がんこ」の梅田本店4階にある炉端焼き「ごがんこ梅田店」に入ることにした。
当たり前だが、首都圏で展開する居酒屋チェーンとの格の違いは明らかである。何を食べてもウマい、店員さんの対応も卒なく嫌味なく、値段はもちろんリーズナブルである。
彼とは必然的にいまの会社の話や同期入社の仲間たちの動静なんかが話題の中心ではあったけど、やはり日頃仕事をともにしている同僚と会話するのとは違って、気が滅入ることはない。
話が弾んで、新阪急ホテルの地下にあるバーでもう少し酒を楽しむ。こういう場所も、いかにもの大阪のおっちゃん達でにぎわっていて、経済のしっかりさを感じた。
彼とも再会を誓って、阪急で南方に戻る。この駅は出張でやってきたビジネスマンを楽しませる小さな歓楽街を周辺に抱えていて、夜ともなると街が本性を現す。
何人もの客引きの猛烈な誘いを制しながらコンビニで翌朝の朝食と飲み物を調達して宿に戻ったら23時を過ぎていた。
(おまけ)南方の駅を降りてすぐのところにあったお店の看板(笑)なぜかパープルではなくブルーですが。
梅田再開発のシンボル「グランフロント」と大阪駅。僕の記憶にある大阪駅にはまったくない景色だった。
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