春一番が吹いて、子どもが5才の誕生日を迎えることに。おめでとう。そして、ありがとう。
ここまでの5年間はその長さに相応しく時間が流れた。早くもなく遅くもなく。自分もそのなかでしっかり5年の人生を過ごしたように感じる。
でも子どもと一緒に過ごす5年間は、やはり素晴らしい5年間。別のところでは(子どもとは無関係に...たぶん)つまらなさが増大したけど、それをはるかに上回る充実があったのは大きな支えだった。
プレゼントはレゴの青バケツ。クリスマスには夢を感じられるものを、そして誕生日には成長につながるものを、というつもりである。結局、その区別はあってないようなものなのだけど。
さっそく説明書にあったお家と飛行機と自動車を製作...したのはパパでした(笑)。なかなか楽しいものだ。
ママが色紙を使って即席で部屋の飾り付けを作ってくれた。なかなかの出来映えでここに載せたかったのだけどできないので、代わりに作業中の様子を。
子どもは工作が大好きなので、ぴったりママの横に張り付いてお手伝いという名目のお騒がせ。興味津々のご様子。
お昼を関内のビアレストラン「澤の食卓」で食べて(お昼はかなりお得)、その後みなとみらいと元町をブラブラ。少し風が冷たかったけど清々しい春の空気だった。
夜はお家で僕のお手製ミートソースでパスタ、サラダ、パンにワインで乾杯。その後は買ってきたケーキにキャンドル5本立てて、はっぴばーすでー!本当におめでとう。そして、ありがとう。
一瞬次の5年のことを考えようとしたけど、楽しみ、喜び、不安、寂しさ...いろいろな気持ちがわあっと一気にわき出してくる気配を感じて、すぐ扉を閉めた。
このところ目まぐるしくいろいろな音楽を聴いてきたけど、やはりというべきか、いまはジョン=ケージの音楽に浸っている。少し前に出て気になっていたECMの"As It Is"を購入したのがきっかけかな。
ケージの音楽は、いろいろな音楽を聴いて耳と頭がちょっと疲れてしまったとき、ある方向に延びきってしまった頭の中の何かを、ストレッチみたいに元の状態に戻してくれる様な作用がある。
彼の音楽が志向する「偶然」と「静寂」という特質が、あたかもそれ以外の音楽で疲れた耳や頭を中和してくれるかの如くだ。
5才の子どもに何か音楽のプレゼントをあげるとしたら、いまはこれがいいと思う。"As It Is"...これからの人生もそれでいい。というか、それしかないのだから。
オマケ:先週初めて行った、よこはま動物園ズーラシアにて。
(いずれもつくりものの動物です、ご安心ください)
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