3/16/2014

ペーター=ブロッツマン@横浜ドルフィー、そして、ももクロ@国立競技場初日

自分は多くを求めすぎているのだろうか。それとも何かのバランスを欠いているのだろうか。悪いのは自分だと思うのだが、一体何をどう直せばいいのかわからない。

木曜日の夜に、野毛のドルフィーでペーター=ブロッツマンを観た。箏奏者の八木美知依さんとドラムの本田珠也さんの2人を加えたトリオ。

ついにペーターを生で観ることができたのは幸せだった。非常に密度の濃いレヴェルの高い即興音楽だった。特にほぼ1時間ぶっ通しの演奏となった第2部は圧巻だった。

ちょっとお疲れ気味の様子に見えたが、テナー、ソプラノ、E♭クラリネットを駆使するペーターはもちろん、21弦と17弦の箏を操る八木さん、そしてシンプルなセットで縦横無尽のパルスを叩き出す本田さんの演奏も本当に素晴らしかった。

この日は午後から風雨が強まるあいにくの天気で、その所為もあってか観客はたった8人。初めてドルフィーで前列に座り、お店には申し訳ないけど、ゆったりと他のお客との距離をとってこの演奏を楽しませてもらえた。

そのおかげというわけではないのだが、少し心身が疲れてしまって体調を崩す予兆を感じたので、金曜日は特に会議などの予定がないことを理由に仕事を休んだ。

そして土曜日は、代々木の国立競技場でももクロの「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ」の初日に参加。

今回は昨年の日産スタジアムとは打って変わって、かなり純粋なコンサート(音楽会)だった。ストリングスとブラスセクションを加えた総勢約40名の生バンドに、合唱団も入った超豪華演奏陣。

これをバックに、デビュー曲から最新シングルまでを歌い、中島みゆきさん作による次のシングルのお披露目や、この日が誕生日の杏果ちゃんへのハッピーバースデイなどなど、余興的なアトラクションなしに彼女達の音楽をしっかり聴かせてくれた。

日産スタジアムの時に比べて、音響はまだ少しマシで演奏や歌声もしっかりと楽しむことができたのはよかった。しかしやはり音楽会の会場ではないので、その意味ではもったいない感は相変わらず否めない。

3月半ばでやや暖かい日ではあったがやはり夜は寒かった。だけど、ももクロちゃん達のパフォーマンスにしっかり心が熱くなった。

しかし、自分は観ていないのだが、2日目の内容に比べるとセットリストや彼女達からのメッセージの重さという意味では、2日目の方が羨ましい内容だったようだ。来月下旬にはファンクラブイベント、そして夏の7月には大型イベントの告知なども出され、まだまだ彼女達の活躍は続くということである。

現時点で何か具体的な発表や「国立の次の目標」みたいなものが示されたわけではないが、ももクロの活動は明らかにここで一つの区切りがついたのは間違いないと感じた。

たぶんそれは、ここからは彼女達自身にプロデュースの手が委ねられていくということになるのだと思う。その意味でももクロは、メンバーの脱退で「ももいろクローバーZ」という名称になった2011年4月以来の新しい段階に入ったのだろう。

初日を鑑賞し終えてしばらくはその「終わった感」が中途半端な感じで、今朝になってもまだもやもやとしていたのだが、2日目の速報などを見て、そのあたりが徐々にすっきりしてきた。

僕は引き続き推しメンの杏果ちゃんを中心にこのグループを見続けていくだろうが、音楽という意味で彼女達の世界がさらに深くしっかりとしたものになること(それはいわゆる「アイドル」としてとは違う見方になるのかもしれないけど)を願いながら、新たなももクロに注目していきたい。

余談だが、その意味ではこの日もう一つの新曲として披露された「堂々平和宣言」については、スタジオ作品を聴いてみるまではわからないが、ちょっと外れてないかなと思った次第。

1日置いて、ある意味(表面的なことに過ぎないのだろうが)非常に対照的な音楽体験をした1週間だった。僕からすればどちらもとても大切な出来事だったのだが、ちょっと心か身体かが振れすぎたのか、不安定になってしまったのかもしれない。

それともそれらの音楽体験に比べて明日からのことがあまりにも、何と言うか自分にとっての意識の拠り所となるところを見いだせない状況が辛いのか。たぶんそうだろう。

それから、こんな僕の生活と性格から直接的な影響を家族に与えることになってしまっている点、お詫びしておきたい。ごめんね。


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