ぎっくり腰もようやく治まりかけてきた金曜日、僕の会社は勤労感謝の日が土曜日に重なったのでその振替でお休み。嬉しい配慮だが厳しい折にそんなお休みとっててホント大丈夫かな。まあいいか。
さてこの日はももクロの全国ツアー「GOUNN」の千秋楽が杜の都仙台で行われ、職場の同僚が当てたペアチケットに便乗させてもらって、はるばる仙台まで遠征してきました。
コルセットとシップと飲み薬を抱えて万全の体制で向かったのだけど、初めて乗った東北新幹線「はやて」1時間40分の旅でちょっと腰に疲れが。やっぱり高速移動でリクライニングシートはいけないみたい。
仙台駅で同僚と落ち合って、先にホテルがある仙台繁華街の定禅寺通りまで地下鉄で向かう。安いビジネスホテルにチェックインする前に腹ごしらえということで、名物牛タンの老舗「味 太助」本店へ。
仙台はさすがに東北一の都会とあって、街の大きさに埋もれてなのかモノノフの姿もあんまり見かけないね、と言ってた矢先に、お店の引き戸を開けたらいましたいました(笑)、ワイテマシタよモノノフが。
初めて食べた本場の牛タン焼きは、柔らかくて歯ごたえがある不思議な味わいでとってもおいしかったです。牛テールスープも素晴らしい味。さすが名店です。
チェックインして一息ついたらすぐまた出発。今回の会場であるセキスイハイムスーパーアリーナまでは、仙台駅からチャーターバスに揺られること50分。既に日は落ちて仙台の市街地を離れてパチンコ屋とラヴホテルを通り過ぎると、あたりは完全な闇となり、そこでようやくバスは停車。
幸い会場には約8000人のカラフルなモノノフさんがいつもの様に集結。心無しかちょっと大人しめな感じがしたかな。
ライヴの詳細は既によい記事が出ているので省略します。今回は長野の席をそのまま2階にあげたようなポジションで、ステージの様子がすべて丸見えという素晴らしい席でした。
腰が心配だったのでさすがに開演30分前に、持っていた薬を飲みました。今回は踊りも後半のペンライト振りもやめて、ひたすら歌ったりコールしたりと声援と拍手で応援となりました。
最初はちょっと寂しかったけど素晴らしいももクロちゃんたちのパフォーマンスに、そんなことも忘れてとんで行ってしまいましたよ。
上からステージパフォーマンスを見ていて一番感じたのは、やっぱりももクロのダンスはスゴいなあということ。特に圧巻だったのが「BIRTH 0 BIRTH」でした。PVではマスクつけてやってますが、ホンマようやるわ。熱い歌詞と曲調も相まって胸と目頭が熱くなりました、ハイ。
アンコールで初お披露目の「いつか君が」もやってくれたしね。推しメンの杏果ちゃんの歌声も、もはや回復を通り越して新たな進化の途中という感じで、自分にとっても何か励みになった様に感じました。
途中、珍アイドル?乱入のハプニングもありましたが、そうそう「Overture」が流れて場内がコールで盛り上がる中、ステージでスポットライトを浴びて眠った様に座る夏菜子ちゃんの姿は、おそらくは二度とあり得ない演出で、なんとなくの切なさと美しさで素晴らしかったです。
終演は夜10時。会場の外に出てみるとさすが東北の夜、あれは確実に零度に限りなく近かったのでは。吐く息真っ白でしたからねえ。
同じツアーを2回見ることになるとは思ってなくて、家族への遠慮とかもあってどうしようかなと悩んだわけでしたが、やっぱり見ることができて本当によかったと思います。
チャーターバスで市街に戻り、定禅寺通でたまたま見つけた串揚げ屋さん「油食来」(オイルショックと読むそうです:笑)に落ち着いたのが午後11時でした。ああやっと腰を据えてゆっくり呑める。
90分1380円という飲み放題でアルコール5杯+ソフト1杯と飲み倒し、結局午前1時までライヴの感想を中心にももクロ談義は続いたのでありました。ここの串揚げは脂が軽くてイケました。長芋揚げは初めてだったけどおいしかった。
ホテルの部屋に戻ってシャワー浴びて、疲れた腰にシップ貼って、またちょっとだけ缶チューハイ呑んで、寝たのが午前2時半だったかな。久しぶりの夜更かしでした。
翌朝は午前8時半に同僚にメールを入れて僕は一足お先にチェックアウト。近所のドトールコーヒーでサンドイッチとコーヒーのセットで朝食をとって仙台駅に。独りだとあんまり観光とかもねえ。
仙台駅で10時46分発のやまびこ号の切符を買ったのですが、出発まで1時間と少しあったので、コンコースに座ってiPadで昨夜のレビュー記事をチェックしたり、お土産を見ていたりしていると、駅の一角に「牛タン通り すし通り」というコーナーを発見してしまいました。
牛タンは昨日おいしいの食べたから、やっぱり寿司食べようかなと開店前のお店を眺めて、一番よさそうに見えた立ち喰いスタイルの北辰鮨に10時の開店と同時におじゃましました。
これがまた大正解でありまして、同時に入店した7、8人のなかでひとりだけ先ず日本酒(松島でありやした)を注文して、目の前に並ぶ新鮮なネタをええい!と次々に注文。
あわび、カンパチ、松川カレイ、炙りにしん、金目鯛、中トロ...等々と全10カン+酒1杯で2500円也。やっぱりお寿司屋さんで遠慮しちゃいかんねえ。前夜の満ち足りた酒会からわずか8時間後に、またまた満ち足りたまどろみグルメの世界に浸ってしまいました。ここは仙台行ったら行くべしです。
とまあ、そんなこんなで仙台グルメもしっかり堪能しつつ、ももクロのツアーファイナルを見据えて来たわけであります。年内はこれが生のももクロちゃん見納めになります。今年は5回も観たんだよねえ。
こんなことになるとは思ってなかったけど、やっぱりそれだけの価値があるアーチストだからねえ。来年もまた行くのかなあ。行くんだろうなあ。しばらく休養して欲しいような気もするけどねえ。
でも彼女達を観ていると、僕は僕でしっかりやりたいことをやらないとなあ、と言う気にもなってくる。やっぱり「普通」じゃあダメなんだよね。帰りのやまびこ号のなかではそんなことを考えました。幸い腰の方は大丈夫であります。
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