8/05/2013

ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会

行ってきました!「ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会」。今回からさりげにタイトルに"WORLD"と入っているね。

初めて訪れた日産スタジアムはとにかく大きなスタジアムでした。フィールドの西側に長いステージが作られ、それを取り巻く観客席と中央の芝生サッカーコートを除いたトラック部分に設けられたアリーナ席、合わせて6万人が集った。

今回も職場のももクロ仲間の奇跡的なくじ運のおこぼれに授かった僕。今年3回目、通算7回目の生ももクロ体験となった。お天気は曇り時々日が射すという絶好のコンディション。

僕らの席は北ゲートの2階席(2階と言っても実際には7階です)。当然会場全体はよーく見えたが、広いセットを駆け回るももクロちゃん達は...そりゃ小ちゃかったです。まあそれはしゃあない覚悟のうえ。

今回はオリンピックをモチーフにした構成で、つまりスポーツ大会をイメージした内容。冒頭で、神奈川県立湘南台高等学校のマーチングバンド(何と日本一なんだそうです)の演奏があり、そのままブラバンでOvertureやるのかなと期待したが、それはいつものバージョンでした。

名物マネージャが聖火を持って入場し、それを受け取った夏菜子ちゃんとメンバーが、ステージ背後に築かれた聖火台に登って点火。続いて「国歌斉唱、ご起立ください」(既にみんな総立ちだったけど)のアナウンスで、演奏者として登場したのが、布袋寅泰さんでした。やっぱカッコええわあ。

そして記念すべきオープニングは当然「PUSH」!、そこから「サラバ愛しき悲しみたちよ」と続いて一気にヒートアップ!となりました...だったんだけどねえ。うーん。。。

まあ、泣きながら心を鬼にして正直にぶっちゃけますと、音が悪過ぎました、ハイ。僕がいままで聞いたライブのなかでも、今回のはおそらく最低の音響でした(あくまでも音響という点だけですよ、念のため)。

ちなみにこれまでの最低は1986年の夏に大阪万博公園お祭り広場で聴いた「セレクト ライヴ アンダー ザ スカイ1986」、その次は1993,4年頃にお台場海浜公園で聴いたグローブ ユニティ オーケストラ(だったと思う)の演奏。いずれも野外で、それなりに風が吹いてました、まあ仕方ないんだけどねえ。

今回の会場でもその点いろいろ考えてくれてるんだとは思うんだけど、ステージの両側に普通にスピーカーを積み上げるようなやり方じゃあダメなのかねえ。なんでコンクリートで囲まれたお椀のなかで、わざわざフィールドにある複数の柱にスピーカーをしつらえるのか。

たたでさえ反響してディレイしまくりの状況のなかで、風がいろいろな方向から吹くものだから、例えるなら遠くの会場から聴こえてくるような感じの音を、大音響で聴かされているような感じ。最初は本当にもう気持ち悪くなりました。目の前で繰り広げられるももクロちゃん達の姿がなかったら相当辛かったです。まだ西武ドームの方が聴けました、あの時も相当音悪いとは思ったけど。

せっかく初めて生バンドでのももクロがたっぷり聴けると楽しみにしていたのですが、演奏のディテールなどはまったくわからず。布袋さんももちろんだけど、鳥山雄司さんとかスゴいメンバーのバンドが付いてるんだけどねえ。特に1音が数音に聴こえる打楽器系はもう致命的でした。

スポーツ大会にちなんで、陸上短距離の武井さんと夏菜子ちゃんが短距離走で勝負したり(当たり前だが武井選手は速い!)、猫ひろしがコンサート終演までにフルマラソンに挑戦したり、北澤、三浦、福田といった名選手を交えたサッカーゲームのコント?があったりという内容。

個人的には、ハーフタイムサッカーの「ピンキージョーンズ」あたりまでは、イマイチノリ切れずという気分でした。音響がそんなだったところに、出し物がいろいろありすぎて、ちょっと印象が散漫になっちゃったかな。おまけにあんまりスポーツ興味ない人だし。

それでも後半の「キミノアト」からは急に流れを取り戻した感じがあって、そこからはすごくスゴく盛り上がれました。布袋さんの「バンビーナ」をやってくれたのはビックリ。アンコールもとってもいい選曲でしたねえ。打楽器控えめの「灰とダイヤモンド」は特によかったです、沁みましたあ。

フィナーレでフィールドから場内に高々と花火が打上り、感動のエンディング!これぞ日産スタジアムの醍醐味ですね。あと6万人のペンライトも!あれはスゴかった!。

4時間45分間の大イベント。本当に盛りだくさんの内容。ももクロちゃんたちの体力たるや恐ろしいものがありますね。さすが!杏果ちゃんもすっかり安定の小さな巨人ぶりを見せつけてくれました。ありがとう!

ちょっと残念なところもありましたが、終わってみればいつもの満足で胸いっぱいでした。帰路は自由退場でしたが、大きな混乱もなく電車もとってもスムーズでしたよ。

大きいことはいいこと・・・なのかなあ、違うよなあやっぱり。


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