金曜日。ちょうど予定が何もなかったので、仕事はお休み。
子どもは幼稚園でお弁当だったので、妻と2人で元町のビストロ「エルエラ」でランチを食べる。
こうしてお店で2人きりで食事するのは、子どもが生まれて以降初めてのこと。
前菜1品、メイン1品のシンプルなランチ。でもなかなかボリュームもあってさっぱりとしたいいお味だった。
特に変わった会話はなしに、それぞれワインとビールも1杯ずつ。
食事を終えて店を出た直後、「ああ久しぶりだったねえ」と満足げな表情を見せた妻は、左折して幼稚園がある汐汲坂に入ったとたんにお母さんになっていた。
土曜日。横浜に引っ越して来た時に購入したブルーレイのプレーヤーが、DVDを読み込まなくなってしまった。ソニー製品。
似たような症状は、アナログ地上波時代に所有していた同社のDVDレコーダでも経験したことがある。
まだ3年と少ししか経っていないし、その間の使い方も、子育てとiTunesのおかげでCDプレーヤとしての用途が激減したにもかかわらずである。
理由はいろいろあれ、エレクトロニクス製品の寿命は本当に短くなった。ダメなんだよねこんなことじゃ。
結婚した時に買い替えて13年が経過したオーディオアンプも、そろそろスイッチやコントローラの部品に疲れが出始めている。
こりゃ、そろそろ入れ替え時かな。アンプとディスクプレーヤは、まだあと数年は必要そうだから、もう1回買い替えなきゃなあ。でもできればお手頃で丈夫で長持ちするやつが欲しい。予算は合計で6万円台だな。
まあわが家はそこそこの音質で、2ch×出力20W程度あればなんにも問題ない。ちょっと気になる商品が出て来ているんだけど、デジタルアンプっていうのはどうなんだろうなあ。
日曜日。朝はなんとか雨があがったので大さん橋へウォーキング。
妻が午後にヘアサロンに行くというので、子どもとお留守番。夕方に以前から約束していた銭湯(おっきなおフロ)に連れて行ってあげることに。
途中通りかかった駅前ガードをくぐったところでふと見上げると、マディーのマスターが店のドア前を掃除中。
思わず子どもとつないだのと反対側の手を振った。子どもは「だあれ、あのおじさん」だったので「パパのおともだちだよ」と。
おじゃましたのは山手駅前の大和町商店街にある「いなり湯」さん。もちろん初めてだし、子どもに至っては銭湯初体験だ。
大人450円。幼児は80円だが大人が同伴なら2名までは無料らしい。
番台がある脱衣場はかなり時代を感じるがいい感じ。お風呂の方は思っていたよりもきれいで清潔感があった。
夕方でまだお湯が結構熱くて、子どもは結局つかれなかったけど、とてもいいお湯でした。子どもも湯船のお湯を風呂桶で汲んでは、蛇口の水でうめてを何度も繰り返して楽しそう。
出る頃には湯船のお湯を直接かけ流しても平気になったのだけど、つかるのは拒否られました(笑)。
風呂上がりに定番の瓶牛乳といきたいところだったが、夕ご飯前なので瓶タイプの森永マミーを買ってあげた。子どもにとってはこれもまた初めての体験。
「これなーにー?」と僕が一口飲むのを目を輝かせたところにビンを渡してあげると、最初の一口こそ慎重にちょっとだけだったものの、すぐさま幸せ満開の表情で「オイシイ!」と絶賛。
もう一口だけ僕が飲んで、残りは子どもに飲まれてしまいました。
銭湯を後にしながら「またこようね」と、いろいろな楽しみができたようだった。
今度はママと一緒に女湯に入れば少しはお湯も温いかもしれないよ。マミーのことは話しておいたけど、買ってくれるかな。
子どもの成長とともに性格的な特徴がだいぶん出てくる。
自分としては納得できることばかりなのだが、僕自身の性格ともぶつかってつい怒ってしまう。
時に子どもは泣き、こちらも自己嫌悪に。
直後にまた同じような行動をして、今度は母親に叱られる。
叱られてはもう一方の親に甘えることも。
本当にいろいろなものやことのバランスを探りながら、そしてそれらをつい忘れてふと我に返りながら、思い出すのはやっぱり僕の両親のこと。
マミーを飲ませてもらった記憶はないけど、思い出を味に例えるなら悪くないかもしれない。(森永マミーは1965年誕生だそうです)
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