金曜日の夜、仕事関係で知り合った人たちから誘われて、横浜赤レンガ倉庫の広場で開催中だった「オクトーバーフェスト」に行った。いわゆるドイツビールの祭典である。
ビール気分に浮き足立って仕事を早々に終えて関内駅で下車し、赤レンガ目指しててくてく歩いた。早朝のウォーキングや休日昼間に家族での散歩など、朝昼の横浜港は何度もみて来たが、夜の港にくる機会はあまりなかったように思う。
海岸通りから見える、明かりの灯ったみなとみらいのビル群や、ライトアップされた氷川丸や大さん橋といった景色が綺麗で新鮮だった。
会場に一番早く着いたのは僕だったのだが、いまいち要領がわからないので、約束の入り口付近で他の人たちを待つことにした。
外から見てもびっくりするほどの盛況ぶりで、入り口にはタクシーや徒歩で次々に人がやって来て、その流れに合わせて行列が長くなったり短くなったりした。
途中から細かい雨が降り始めたのだが、人々は一向に構わずビールの会場に吸い込まれて行く。会場の中央に設置された大きなテントのなかでは、バンド演奏も始まり雨のせいもあって人はますますそちらに集まってゆく。
旅行会社に勤める2人が到着し、もう1人くる予定のお役所勤めの人は遅れるということなので、3人で会場へ。入場料がひとりにつき200円必要になる。
雨が強まって来たので最初のビールを買ったら、グラスの口を手で押さえながら(果たしてその必要があったのかわからなかったが、一緒だった人がそうしているので思わず僕も・・・)すぐにテントに入った。
バンド演奏がアンコールに応えたところで場内の熱気と興奮は最高潮である。ふと目をやると「乾杯の際にはグラスの破損に十分ご注意ください」という看板があちらこちらに掲げてある。なるほど(笑)。
立ち飲みのまま最後の演奏を楽しみ、ようやくほろ酔い加減になったところでもう一杯行きましょうとなって、デポジットがついたグラスを返して、テント内でそれぞれ好きなビールを買って再びステージ付近で合流。
僕はフルーツフレーバーでコクがあるというビール(名前は忘れた)にした。ビールはどれも美味しそうで、ゆっくりしてたら5、6杯は軽く行ってしまいそうな雰囲気である。
奇跡的に目の前の席が空いたのでそこに座れた。向かい側は大学生の男の子3人のグループ。いいね〜若者よ、そんな若いうちからこんなに美味しいビールなんて。
旅行会社の2人は女子なので一瞬微妙な雰囲気になるが、すぐ後ろのかなりデキあがった集団が巻き起こす乾杯の嵐に巻き込まれて、何がなんやらわからぬ楽しい渦に呑まれて行く。
ビール独特のゆっくりまわってくる酔いには、そうした喧騒が妙に気持ちいいのだから不思議だ。
とそこに、4人目のメンバーから到着の知らせが届いたのだが、なんと入場制限がかかってしまって会場に入れないのだという。それは大変というわけで、ソーセージの盛り合わせもそこそこに会場を出ることにした。
とまあわずか数十分の祭典ではあったが、雰囲気は十分に楽しむことができた。来年また来よう。
4人になってからはタクシーで中華街に向かい、まあるい焼きそばで有名な「梅蘭」に入って、中華料理と紹興酒をたっぷり。みんなよく食べるなあ。
そのあとさらに近くの「バー・マリーン」でジントニックを2杯ほど。もはや何を話したのかあまり記憶にはない、ことにしておく。
日頃あまりないスタイルの飲み会で楽しかったです。しかし疲れたのか、翌日はちょっと体調くずしかけたね。幸い大事には至らずだったが、週末ウォーキングはお休みでした。。。
港横浜の10月はまだ秋の気配からは少し遠いよう。オクトーバーフェストの夢よもう一度ということで、日曜日にコンビニで買った「琥珀エビス」はなかなかイケました。こうなりゃ音楽のおつまみはライの例のやつで決まり。ハレルーヤー!
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