8/15/2010

夏休みの終わりにキース=ジャレットなど

9日間の夏休みを終えた。

熱海の温泉に一泊旅行に出かけた以外は、ほとんど横浜市内で過ごした。もちろん大半の時間は妻と子供とで過ごした。大船にあるフラワーセンターに行ったり、金沢区にある動物園に行ったり、最終日は海の公園で子供と海水浴を楽しんだ。

子供はずいぶんと水に慣れ、少しくらいなら顔に水がかかっても平気になった。熱海で入った海は(地名に反して)少し冷たくて波もあったので、子供はいまいち気に入らなかったようだが、海の公園は3回目ということもあってか、とても楽しそうに海藻だらけの海ではしゃいでいた。

途中、半日だけ妻が友達と食事をするのに、子供を連れて出かけた時があり、その時ばかりは僕も独りの時間を楽しんだ。

関内に出かけて、博多ラーメンを替玉で食べ、その後、ディスクユニオンに寄って久しぶりに中古CDを買った。買ったのはキースの2枚組作品"Invocations / Moth and the Flame"である。2つのタイトルをカップリングしたもので、前者はパイプオルガンとソプラノサックスによる作品、後者はピアノソロ作品である。

最新作の"Jasmine"を聴いて以降、これまでのキースの作品もいろいろと聴いていた。ECMの作品にしてもまだ聴いていないものが何枚かあるのだが、いま思うのは1983年のトリオ結成以前の作品にはまだまだ聴かれるべきものがたくさんあるということだ。

今回手に入れた(セール価格ということもあって1000円しなかった)これらの作品も素晴らしい内容だった。キースはジャンルを超えて音楽を追求するという現代的な意味において、最も進んだ音楽家であると思う。

このあたりの話はいずれ何かの機会にまとめておきたいと思うのだが、最近はなかなかそうした時間が取れないでいる。でもこの数週間でキースの音楽を聴いてみて、かなり彼の音楽の全体像に近づくことができた様に思う。

いつか僕が考えるキースの推薦盤について書いてみたいと思っている。

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