7/05/2009

スキゾブルー

父の3回忌(亡くなって2回目の命日に行うものらしい)と祖父の23回忌を兼ねた法事を行うため、和歌山の父の実家に向かった。日帰りの帰郷で慌ただしかったのだが、いまの僕にとっては、休日でもそういうふうに日常とは異なる何かに意識を向けることがあったことは、ある意味で救いではあった。法事は父方の親戚だけで簡素に行い無事に済ませることができた。

父が亡くなる前後に和歌山との間を何度も往復してたまった新幹線予約サービスのポイント有効期限が切れるというので、往復の新幹線はグリーン車に乗ることができた。新横浜と新大阪の間は2時間と少しの時間だがやはり乗り心地はいいものである。通常なら倍近い特急料金を払うことになるわけだが、その価値はあるなと感じた。

本当なら和歌山で下車して一杯やりたかったのだが、やはり家には早く帰りたかった。

翌日は子供が生まれて100日あたりを目処に執り行う(らしい)「お食い初め」という儀式を自宅で行った。

実際には離乳食にもまだ早いのだが、鯛や煮物、なます、赤飯などの料理をかわいい食器に盛りつけて、子供に食べさせる真似をする。こうすれば一生食べ物には困らないのだそうだ。自分も親にやってもらったのだと思うのだが僕には記憶はないし(当たり前か)、僕自身自分がこうして親になるまでこの行事の存在を知らなかった。

こちらについても妻が事前に食材やら食器を準備しておいてくれたので、無事に済ませることができた。まだ食べ物を口の中に入れることはできないが、興味深げに目の前の料理を見つめている子供を見てると、早く一緒に食事ができればいいなと思った。

音楽の方は先週から引き続いてクリムゾン週間が継続。和歌山への道中もiPodでこれらを聴きまくった。やはり何度聴いても素晴らしい後期3枚のアルバムと、同時期のライヴを収録したCDボックス。これらはいまの僕にとってはいい安定剤になっている。

少し気持ちが疲れてしまっている。今日はここまで。

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