10/08/2007

ジョン=コルトレーン「ライヴ トレーン:ヨーロピアン ツアーズ」

 9月の連続3連休に続いて、またまた3連休である。確実に涼しくはなっているが、まだいつもよりも気温が高いように思う。さすがに半袖で出かけることはなくなった。

iPodをiPod touchに買い替えた。iPhoneが発売になって、すぐにこういう商品が出るだろうだと予想はしていた。仕事柄綿密に情報の収集もしていたので、発表日だった9月5日の早朝にアップルのオンラインストアにアクセスして購入した。商品が届いたのは先週の初めだった。

先週はいろいろと準備やらトラブルでしばらくは振り回された。古いOSのMacをいつまでも使っていて、今度新しいOSが出たらMacごと買い替えようと思っていた矢先だったので、先ずはそこでつまづいた。ならば会社から借りているWindowsマシンを使ってと思ったのだが、これも古いマシンなのでソフトは最新でも動作がびっくりするほど鈍い。

結局、なんとか満足に使えるようになったのはこの3連休になってからだった。通勤にデビューするのは今週からにしようと思う。それにしてもあのタッチスクリーンのインターフェースは、事前にいろいろな写真や映像を見ていたものの、やはり実際に手にしてみると大きな衝撃である。やはりアップルはすごい会社だ。

iPod touchは無線LANが使えるので、これを機に自宅に無線LANを導入したのだが、これが思いのほか便利である。決して先端を行っているわけではない僕だが、いろいろなものが便利になっていくことをこうしていまさらながらに実感した週末だった。

土曜日には新宿に買い物に出かけた。まだ少し季節は早いのかもしれないがブーツを買った。前回と同じお店で同じようなデザインのもので今回は茶色にした。去年買った黒のブーツともども今年は積極的に使ってみようと思う。会社に履いていけないのがつくづく残念である。

日曜日はステーキのチェーンレストラン「フォルクス」に行きたくなり、東急線の上野毛まで行って久しぶりにあの雰囲気を楽しんだ。少し前にテレビで人気の大食いの女性タレントが、美味しそうに大きなステーキを何枚も食べるのを見て以来、気になっていたのだ。別にお店は何でもよかったのだが、「ステーキ=フォルクス」という単純貧素な発想でこうなったしまった。

最近あまり見かけないなあと思っていたら、少し経営にリストラがあってフォルクスそのものはいまは独立した企業になっていないのだそうだ。おそらく数年前のアメリカ牛肉騒動の煽りを受けたのだろうと思う。

上野毛のフォルクスは静かな住宅街の中の幹線道沿いにある。休日の午後1時過ぎだったが、お店の中は程よい人の入りだった。ランチタイムでメニューが少し限定的な感じになっていて、お目当ての大きなステーキは残念ながら食べられず、150gのサーロインステーキで我慢した。それでも恒例のサラダバー(これがなかなかしっかりしている)もあって、1600円と昼飯にしてはちょっと贅沢だったが、おなか一杯になって満足した。おなじみの牛の形をした鉄板皿も愛嬌があっていい。

満腹感を少し落ち着かせようと、僕等はそこから自由が丘まで歩くことにした。気候はちょうどよかった。自由が丘では「女神まつり」の最中で、何のどういうお祭りかは理解できなかったが、いつもの倍以上の人手で賑わっていた。予想外の出来事だったので、どこかでのんびりお茶を飲もうとはなしていたのだが、それもあきらめて田園調布駅の方に移動し、駅にあるカフェでコーヒーとケーキを食べた。この連休はちょっと食べすぎたようだ。

愛用してきたiPod nanoの最後のお勤めとなった先週は、コルトレーンの1961~1964年のヨーロッパツアーの音源を集大成したセットを楽しんだ。音はさほど良くないがライブならではの緊張感と解放感が混在する奔放な演奏は最高である。やはりコルトレーンはいい、素晴らしい。いつか聴かなくなるのかなあなどと考えた頃もあったが、やはり当面はやめられそうにない。

新しいiPodにはいままでの倍の音楽が入るので、これを含めたくさんのコルトレーンをとりあえず放り込んだ。他にも先に取り上げたクリフォード、定番のマイルス、キース、ビルをはじめジャズやら現代音楽やらポップスなど手当たり次第に放り込んだ。アルバムのアートワークをめくって選べるインターフェースは本当に楽しい。

新しいiPodに最近お気に入りで聴いている音楽を半分、残り半分はこれからの音楽のために空けてある。それもすぐに一杯になるのだろう。

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