6/05/2019

松田聖子「ピンクのモーツァルト」

先週末は子どもの小学校の運動会でした。もう5回目になるんだなぁ。

子どもは徒競走で1番とか、リレー選手とか、応援団長とか、チーム優勝とか...そういう実績には至りませんでしたが、どの出番も一生懸命頑張って楽しんでいる様子がとてもよく、親としても気持ちの良い運動会となりました。

一番びっくりしたのは、高学年のダンス演技の「ソーラン節」。僕も小学校の時にやった憶えはあるけど、完全に民謡調の曲に合わせての演技だったのに対して、子どもたちが踊ったのは現代風のいわゆる「よさこい系」の楽曲。テンポは優に1.5倍くらいある。

いままでこういう時はなんとなくシャキッとしていない印象があったんだけど、曲に合わせてしっかり手を伸ばし、腰も落として、目一杯体を反らせての踊りは、他の子や全体を見ることも忘れて見入ってしまいました。


いよいよ来年は小学校最後の運動会かと、早くも感慨深い予兆がありました。


さて、今回の音楽は松田聖子の「ピンクのモーツァルト」です。なんで?って、それは運動会にちょっと関係があるのですよ。

いつもお弁当を食べる場所を一緒にするのは、子どもが幼稚園に入る前にママが近所の子育てママの集まりで知り合った時のファミリーで、今回も何人かのパパママと久しぶりにお話ができて僕も楽しかったのです。

その中にお酒好きのママさんがいて、夫さんはお仕事の関係で来られなかったのですが、子どもの演技の合間にお話をしていました。

「最近はお酒は飲んでるんですか?」と聞いたところの彼女の答えが「飲んでますよぉ。この前も晩ごはん作りながらビール飲んで、好きな聖子ちゃんの歌を大きな声で歌ってました」とのこと。

「へぇ、そうなんですかぁ。」とその後も談笑は続いたのですが、僕は心のなかでは「この人、聖子ファンなんだ。案外歳が離れているわけでもないのかな」などと考えていたのであります(失礼)。

本当はその歌った曲が何なのか知りたくなったのですが、まあなんか突っ込むのも失礼かなと遠慮してしまったのでした。それで運動会が終わってから荷物をまとめて家に帰る途中で、松田聖子の歌のことを少し思い出してみたのです。

大学時代の前半だったと思うけど、バンドでギターをやってた奴が当時高校生だった女の子をヴォーカルにしようと連れて来て、その時に「赤いスイートピー」をレパートリーにしていたことを思い出しました。

あとその流れだったのか、近所のレンタル屋(黎紅堂...懐かしい!)でまだ珍しかったレンタルCDで松田聖子の「Tinker Bell」を借りてカセットで持っていました。

なんせ1980年代の日本の音楽会の大スターでしたから、彼女の曲はどこにいても最新のものが聴けるという状況でしたね。

特に「瞳はダイヤモンド」から「天使のウィンク」に至る6つの作品は、間違いなく彼女の圧巻の絶頂期。たぶん先のママさんがキッチンで歌ったのもこのどれかなのかなと勝手に思っています。

じゃあ僕だったら聖子のNo.1ソングは何かな?と考えると同時に答えは出ていて、それが「ピンクのモーツァルト」なのです。

これを書くにあたって改めてこの曲を含めた何曲かを聴いてみたのですが、やっぱり自分の記憶に残っていた印象は変わりませんでしたね。

シンプルな楽曲に前向きな歌詞、そして何よりも素晴らしいのが最高にキュートなサビの歌詞とメロディ!何度聴いても心がウキウキしますね(アゲアゲじゃないんだよねぇ)。

ちょっと若返ったような週末でありました。


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