3/18/2019

うどん県

仕事で岡山に行ってました。

日曜の午後から月曜の午前にかけて、岡山市内で開かれた地域経済界の会合に参加。昼前に放免となったところでさてどうしよう...。

このまま新幹線で東京に帰っても、会社にパソコンなどを置きに帰ったら終業という微妙な時間、だったらまあいいかと周辺をぶらぶらしてみることに。日曜の午後と夜も仕事したしね。

最初考えたのは、瀬戸大橋を見てみようということで電車で児島まで行って10キロばかり歩いてみようかなということ。

ところが岡山駅始発の快速マリンライナー高松行きというのに乗ったところ、岡山からたった40分弱で児島の次の停車駅である坂出駅に着いてしまうことがわかった次第。

僕はだいぶんいろいろな都道府県には行ったけど実は四国は香川県だけ行ったことがなかった。大学生の時にバイクで四国を周った際も香川だけは通らなかった。

香川か...よしせっかくだから瀬戸大橋を渡る旅にするかとその場で決定。そういえば僕がまだ子供の頃、計画段階にあった本州四国架橋のニュースで「児島・坂出ルート」という言葉がよくニュースで流れていたなあ。

そして香川といえば、そう「うどん県」。俄然楽しくなってきた。

Googleで検索してこの日この時間に営業している坂出駅周辺のお店で、評判のよさそうなところを探して2店を選出。坂出駅に着いてすぐに歩き出した。

1軒目は「手打ちうどん おか田」さん。


注文したのは牛肉ぶっかけうどんの小。天かす、ネギ、ショウガ、大根おろしはすべてセルフの薬味。麺のコシも程よくて美味しかった。


小といっても、それなりに腹を満たせる量だったけど、すぐさま少し遠いところにある2軒目「さぬきうどん麺処とらや」さんへ向かう。20分くらい黙々と歩く。


名物といわれるカレーうどんの小をいただきました。コクのある出汁が効いたカレーが柔らかめの麺に絡んで、こちらもとても美味しかったです。




瀬戸大橋は横浜のベイブリッジやお台場のレインボーブリッジなどとは桁が違う、とんでもなく大きな橋だった。

そして橋を渡って初めて入った香川県坂出は、言わずと知れた工業の街。思ってたより規模が大きく、駅前の商店街を外れて工業地帯に近い「とらや」さんに向かう道は、区画が大きい臨海工業地ならではだった。

食後の腹ごなしにお店からさらに少し歩いたところにあるマリーナから、川崎重工の造船所などがある北部を臨む。


本当は瀬戸大橋を臨む瀬戸大橋記念公園まで行ってみたかったんだけど、ここからさらに5キロあるとのこと。靴もウェアも本格的なウォーキングのものではなかったし、帰りのこともあるので今回はここで断念。

よく、うどん県でうどん三昧などと言うけど、やはり土地の味を土地の風情とともにいただくところが醍醐味なんだなと、あらためてわかった次第。

うどんは確かに魅力的でうどん三昧は楽しいが、一方でそうそう気軽にできる旅でもなさそうだということもわかった。時間に余裕のある出張でもなかったら、なかなかここまで足を運ぶことは難しかったかな。




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