10/28/2018

鳥芳 横浜

会社の後輩で、このところちょっとご無沙汰していた知人からラインが入って、金曜日にほぼ1年かそれ以上ぶりに野毛に呑みに行きました。

彼に2,3回ほど連れて行ってもらっていた鳥芳さんのご主人が年内で引退するとのことで、忘れないうちにあの雰囲気をもう一度味わっておこうというのが今回の主旨です。

午後6時過ぎに桜木町で待ち合わせて即向かったのですが、10席のカウンターはちょうど満席。

しばし野毛の風を感じながら、互いの近況などを交換しながら外で待つこと30分で座ることができました。

赤星のサッポロをコップに注いで乾杯した後は、早速本日のケースを物色。

まずはお刺身でアジと赤貝をいただきました。肉厚のアジにヒモ入りの赤貝。いずれも満足の味です。海産ものはこのお店の看板商品であります。


串焼きはイカとカキにしました。ご主人の確かな感覚でそれぞれの火の通り加減が絶妙であります。


串焼きでもいただいた名物牛なんばんのお肉を奥さんにフライにしてもらいました。これもうめえ。


他にもたらこの炙りとかいただいて中瓶ビール4本で1時間。お会計は合わせて3500円だったかな。

お店はご主人の引退後もいまお手伝いしている人ができるだけありのままの形で続けてくれるのだそうです。



週末はいい天気でしたね。日曜日は横浜マラソンで歩きにくそうだったので、土曜日にしっかり歩きました。

ワシン坂に至る高台から南本牧埠頭方面の眺望。


同じ付近から磯子方面の眺め。風も吹いてススキがきれいでした。


なかなか音楽の話ができませんね。少しまとまった時間がとれるときにします。

一方でいつもながら僕の音楽体験は目まぐるしいので、お話したいことがどんどんたまっては過ぎていきます。

10/21/2018

プリマス ジン

お偉いさんが海外出張でいなかった1週間。気候はどんどん秋めいて行く。

ご不在とはいえ、海外からの賓客との会合への出席依頼だの、以前に参加したシンポジウムの発言録のチェックだの、新聞コラムの原稿の推敲だのと、細かなことがいろいろ。まあ何とかこなしたよ。

在宅勤務をした火曜日、午後5時前にはその日の仕事が片付いたので、1時間ほど薄暗くなりゆくなか港の見える丘公園までウォーキング。

あまり観ることがなかった夕方の横浜港を観ることができた。コンテナクレーンの照明をバックに夕暮れのライトアップにはためくUW旗もまたよし。


金曜日は午後、千葉県の幕張メッセで開催されていたCEATECを見学。久しぶりの幕張、やっぱり最近の記憶からは数年前のももクロのいくつかのイベントがよみがえった。

思っていた以上の人混みで観たいものも十分に観ることができず、帰りは疲れてしまったので幕張からYCAT直通の高速バスでちょっぴり贅沢な家路に。約1時間で着いてしまった。

そのまま子どもをスイミング教室にお迎えに行くことにしたのだけど、時間が少し早かったので鶴屋町のHubでジントニックを一杯。


目の奥の疲れはまだ溜まったままだったけど気分はだいぶん落ちついた。Hubのハッピーアワーは女性客が目立つ。いいことである。

土曜日は本当に気持ちのよい秋の気候だった。午前中は子どもと近くの森林公園で久しぶりに軽くキャッチボールを楽しみ、昼に子どもにチャーハンを食べさせて野球練習に送り出してからはいつものコースをウォーキング。

打越坂を下って勝鬨家でラーメン食べてハマスタ横を通って山下公園を抜けてピースフラワーでコーヒー飲んでワシン坂から本牧通りを通ってKYリカーでジンを買って家に帰る約10キロのコース。スマホ内蔵の万歩計によればだいたい1万2千歩である。

ワシン坂に至る高台からのベイブリッジとつばさ橋の上空には秋の鰯雲。


目の奥の疲れはお風呂で顔をお湯につけて温めてみると、ずいぶんと楽になった。

今回は同じイギリスでもいつものビフィーターではなくて、プリマスジンを初めて買ってみた。1280円。まだ少ししか飲んでないけどビフィーターよりももっとクセが少ない落ち着いたジンの味がした。


これを買う前に桜木町で安く買えたスコッチのホワイトホースを飲んだけど、面白みが全然なくて水割りで飲んでもなんだかなあという感じだった。同じ値段ならティーチャーズかせめてバランタインの方がまだ僕には合ってるかな。

やっぱりいまはジンがいい。割るのはセブンイレブンで80円で買える強炭酸が気に入っている。レモンとか変に味や香りをつけてない方がジン本来のネズの実とアルコールの風味が損なわれない。

トニックウォーターも悪くないんだけど、ジンの個性が画一化されてしまってやっぱり飽きるんだよねあの味は。かと言って水割りは美味しくない。不思議な酒だなあジンは。

せっかく美味しいジンがあるので、日曜の夜はしばしのリラックスタイムと行きたいのですが、なかなか思い通りにはなりません。

先週書いた音楽の話はまた次回にでも。

10/14/2018

アンドリュー・ヒル「ストレンジ・セレナーデ」

涼しさをやや通りこして肌寒くなってきました。この週末は戸外で昼間に作業してもほとんど蚊に刺されることもなかったです。このところの台風で荒れていた庭の草木を整えて少し早いですが冬に備えました。

音楽ではまた素晴らしい演奏家の作品に出会え、いまはゆっくりと吸収しているところです。ご紹介はまたいずれ。おかげでベース演奏にもいい刺激になりそうです。

土曜日は子どもの通う学校の公開日でした。4時間目の社会の授業とその後の給食を見学させてもらいました。社会の授業のテーマは「宮ヶ瀬ダムを作った国の判断は正しかったのか?」について、クラスの皆で話し合って互いの意見を聞いて考えを深めるというものでした。

日曜日には子どもを野球練習に送り出してから、妻とランチがてら散歩に出かけ、自宅からそう遠くないところでまたいいお店を見つけました。夜もぶらっと立ち寄ってよいお酒を楽しめそうです。こちらもまたいつかご紹介したいと思ってます。

ちょっと勿体ぶったようなやる気がないような内容ですが早秋の中弛みということでご了承ください。

土曜日が公開授業だったので明日の月曜日は学校はお休みなのだそうです。いいなぁ。

先ほど書いた音楽ではありませんが、いま聴いているのはアンドリュー・ヒルのピアノトリオ作品"Strange Serenade"。なんとも不思議でやさしい音楽です。



10/08/2018

バール・フィリップス「コール ミー ホェン ユー ゲット ゼア」

前回ご紹介したバール・フィリップスのラストソロを何度も聴いた。素晴らしい。家でヘッドフォンで聴くのが残念ながらいまの僕には最善の鑑賞法である。

同時に彼の過去の作品も持っているものを聴き漁っているんだけど、あまりこういう音楽に馴染みのない人にも是非オススメしたいのが、多重録音による作品"Call Me When You Get There"である。

一種のアンビエント系音楽とも言える内容だけど、これを聴くにつけ彼の(あるいはこうした即興音楽家達すべてがそうなのだが)演奏がいかに深く考えられているものかがよくわかる。たとえそれが一瞬の閃きであっても、考えることの深さと時間は関係ない。

「着いたら知らせてくれ」というタイトルの意味は、ジャケットに綴られた散文からゆるりと推測されたい。

この作品はCD化されることはなかったけど、最近ではアップルの音楽ストアやいわゆるハイレゾ音源のお店でも高音質のものを手に入れることができるようだ。ちょっと高いのだが...。

ある程度しっかりした低音が楽しめる道具と十分な静寂、それと空っぽにした感覚を用意して楽しんでいただきたい。


(おまけ)

3連休初日、子どもの野球の試合を応援がてら、車を借りて横須賀方面に出かけました。試合後にチームのみんなと別れて家族で観音崎周辺を散策した際に、馬堀海岸にある「かねよ食堂」さんにおじゃましました。

地魚を中心としたカルパッチョ。つけ合わせの野菜が凝ってます。


昆布の佃煮を使ったピザ。


僕は初めての訪問でしたがとても居心地がよいお店でした。今度は夕暮れから夜にかけてゆっくりお酒を楽しみたいです


食事のあとは観音崎でしばし磯遊びをしましたが、なんか最近の海ってあんまり生き物がいないんですよねぇ。僕だけかなそんなこと感じているのは。

子どもの頃よく遊んだ和歌山の名もない磯には、ちょっと覗いたら海藻やらイソギンチャクやら貝類やカニや、ときにはウニやお魚もたくさんいたのですがねぇ。人が大勢来るからなのかなあ。

それでも駐車場から少し離れた磯で岩の裏にカニがたくさん群れているのを発見し、拾った釣り針を枝につけて釣ってみました。針を外すのが難儀して反省しましたが、ちゃんと元気に海に帰ってくれました。


日曜日は市内をお散歩。大さん橋に大きな客船が入ってました。初入港のコーラルプリンセス号だそうです。それにしてもデカイ!手前にあるロイヤルウィングがカワイく見えます。