4月も後半。仕事も家庭もちょっと混乱気味。
新しく始めたことがなかなか軌道に乗らない。
変われない人、拒否る人、期待と実体、巡ってくる面倒...。
長く生きていると、4月は気候の素晴らしさと、社会のギクシャクが入り混じることをつくづく感じる。
もう一皮むけたら、自然に素直になれるのかな。
子どもの野球チームは、春からの新人戦やらいろいろな大会の試合があって忙しい季節。
今日も午前午後で異なる大会の試合でしたが、見事いずれも勝利を収めました。
ビル・フリーゼルからライ・クーダに行って、ボブ・ディランへ。
彼をもう少し聴いてみたいと思って、"Blood on the tracks"と"Blonde on blonde"を中古CDで買った。ダウンロードは中古がないから高い。
歌詞は99%解らないけど、とても惹きつけられる。歌は不思議だ。
歌詞は音楽を表現するうえでのひとつの手段だけど、やっぱりポエムとは違って、音楽とは切り離された存在ではないということなのかな。
4月になったから、少しディランの詩を読んでみようかな。
(おまけ)
職場近くの駅で、早朝からカフェの開店を待ちわびる鳩(笑)。
土曜日の最高気温は27度でした。本牧神社も初夏の陽気。新緑真っ盛りです。
4/22/2018
4/15/2018
ラスト サムライ
「阪急電車 片道15分の奇跡」に続いて、久しぶりにいわゆるハリウッド映画をアマゾンプライムビデオで鑑賞した。
トム・クルーズ、渡辺謙 他の「ラストサムライ」。僕はこれが初見だった。
なぜ、いまこの作品なのかというと、全然本筋とは無関係なことなんだけど、仕事で参加している系列企業の会合で知り合った呑み友達らとのやり取りが発端。
元々その会合において決まった席順で隣同士だったことから仲良くなって呑みに行くようになった3人組なのだけど、時の流れとともに昨年末から相次いで他の2人が社内の人事異動とともに会合のメンバーを後釜に譲ることに。
もちろん呑みのご縁はこれからも続けるのだけど、この4月で2人目が脱会することになった際に、「これでえぬさんが一番の古株になるのでは?」との話から、「えぬさん、どうか〇〇会のラストサムライとして頑張ってください!」とメールでエールをよこしてきた。
「ラストサムライ?」。そういえばそういう映画があったよなあ...でもどういう意味かなあと、まあさほど深い意味はないのだろうとは思ったものの、気になって、ウィキペディアで調べたことからちょっと映画に興味を持った次第。
公開から15年を経た作品であるがいろいろな意味で非常に重い内容だった。
2時間半もある大作で、どうやら海外ではR指定作品ということもあって、子どもが野球の練習に出かけている間にいくつかのお楽しみを諦めての鑑賞となった。
結果的には、やはり子どもと一緒に鑑賞しなかったのは懸命な判断だった。
テーマが非常に難しい概念である一方、極めて大胆な戦等のシーンが鮮烈で、無防備は子どもにはきっとそれだけが強く焼き付いてしまったことだろう。
よくこれだけの大掛かりな作品が撮れたものだとひたすら敬服した。日本文化を取り上げた海外作品によくある、文化考証の観点での不自然なことも特に大きく感じることはなかった。
タイトルの意味が単に主人公のことだけでなく、本格的なサムライ劇として映画史上おそらくこれが最後になるのではという想いが込められているというのは果たして大げさであろうか。そのことを率直に感じた。
これ以前には黒澤作品をはじめとする様々な作品はあるものの、リアルな殺陣をここまで大胆に映像に作り込むことは、もはや撮影技術とは別のもっと大きな意味合いから考えて、もう今後はないのではないのではないか。
武士道とチャンバラ(軽い表現だが)が海外の作品としてこのタイミングで残されたことに、日本人として非常に複雑な想いを率直に抱かざるを得なかった。
作品の公開以降、世界の変化は目まぐるしさを加速させているが、もはや日本人自身もわからなくなりつつあるかつての精神を、冷静かつ客観的に振り返るには、海外からの視点が必要なのだということを、恥とか寂とかそういう感情を超えた感覚で感じさせられたように思う。
日本らしさとか、日本人らしさとか、そういう文化的なことについては、このところある意味でステレオタイプ的に善悪が扱われているように思えてならない。自ら築いたものが何もない人が、単に過去を否定し流行りをもてはやす刹那。
桜が散ってしまった後の春の嵐を感じながら、いい映画作品を視ることができた。
(おまけ)
お気に入りの元町ピースフラワーマーケットカフェで新商品の「オーガニック煎茶」をいただいた。
「茶葉まで食べられるよ」とオーナーさんがスプーン付きで出してくれ、半信半疑ですくって口に入れてみたのだけど、これがめちゃ美味いのです。完食でした(笑)、500円也。
2年前から飼っていたカタツムリのつがいは、先の秋から冬にかけて相次いで亡くなってしまったけど、激しい交尾の結果、タッパーウェアの土に産んでくれた卵から孵った子供たちが、元気にここまで大きくなってくれてます。(苦手な方にはごめんなさい)
春深まる。
トム・クルーズ、渡辺謙 他の「ラストサムライ」。僕はこれが初見だった。
なぜ、いまこの作品なのかというと、全然本筋とは無関係なことなんだけど、仕事で参加している系列企業の会合で知り合った呑み友達らとのやり取りが発端。
元々その会合において決まった席順で隣同士だったことから仲良くなって呑みに行くようになった3人組なのだけど、時の流れとともに昨年末から相次いで他の2人が社内の人事異動とともに会合のメンバーを後釜に譲ることに。
もちろん呑みのご縁はこれからも続けるのだけど、この4月で2人目が脱会することになった際に、「これでえぬさんが一番の古株になるのでは?」との話から、「えぬさん、どうか〇〇会のラストサムライとして頑張ってください!」とメールでエールをよこしてきた。
「ラストサムライ?」。そういえばそういう映画があったよなあ...でもどういう意味かなあと、まあさほど深い意味はないのだろうとは思ったものの、気になって、ウィキペディアで調べたことからちょっと映画に興味を持った次第。
公開から15年を経た作品であるがいろいろな意味で非常に重い内容だった。
2時間半もある大作で、どうやら海外ではR指定作品ということもあって、子どもが野球の練習に出かけている間にいくつかのお楽しみを諦めての鑑賞となった。
結果的には、やはり子どもと一緒に鑑賞しなかったのは懸命な判断だった。
テーマが非常に難しい概念である一方、極めて大胆な戦等のシーンが鮮烈で、無防備は子どもにはきっとそれだけが強く焼き付いてしまったことだろう。
よくこれだけの大掛かりな作品が撮れたものだとひたすら敬服した。日本文化を取り上げた海外作品によくある、文化考証の観点での不自然なことも特に大きく感じることはなかった。
タイトルの意味が単に主人公のことだけでなく、本格的なサムライ劇として映画史上おそらくこれが最後になるのではという想いが込められているというのは果たして大げさであろうか。そのことを率直に感じた。
これ以前には黒澤作品をはじめとする様々な作品はあるものの、リアルな殺陣をここまで大胆に映像に作り込むことは、もはや撮影技術とは別のもっと大きな意味合いから考えて、もう今後はないのではないのではないか。
武士道とチャンバラ(軽い表現だが)が海外の作品としてこのタイミングで残されたことに、日本人として非常に複雑な想いを率直に抱かざるを得なかった。
作品の公開以降、世界の変化は目まぐるしさを加速させているが、もはや日本人自身もわからなくなりつつあるかつての精神を、冷静かつ客観的に振り返るには、海外からの視点が必要なのだということを、恥とか寂とかそういう感情を超えた感覚で感じさせられたように思う。
日本らしさとか、日本人らしさとか、そういう文化的なことについては、このところある意味でステレオタイプ的に善悪が扱われているように思えてならない。自ら築いたものが何もない人が、単に過去を否定し流行りをもてはやす刹那。
桜が散ってしまった後の春の嵐を感じながら、いい映画作品を視ることができた。
(おまけ)
お気に入りの元町ピースフラワーマーケットカフェで新商品の「オーガニック煎茶」をいただいた。
「茶葉まで食べられるよ」とオーナーさんがスプーン付きで出してくれ、半信半疑ですくって口に入れてみたのだけど、これがめちゃ美味いのです。完食でした(笑)、500円也。
2年前から飼っていたカタツムリのつがいは、先の秋から冬にかけて相次いで亡くなってしまったけど、激しい交尾の結果、タッパーウェアの土に産んでくれた卵から孵った子供たちが、元気にここまで大きくなってくれてます。(苦手な方にはごめんなさい)
春深まる。
4/08/2018
ビル・フリーゼル「ミュージック イズ...」
ギタリスト ビル・フリーゼルの新作"Music is..."が素晴らしいです。今回はオーヴァーダビングも含めてソロ作品です。
ビルを初めて聴いたのは1985年のマーク・ジョンソンのグループ"Bass Desires"でした。ジョン・スコフィールドとの変態ツインギターは衝撃的なトラックの連続で、30年以上経過した今も全くもって新鮮そのものです。
最近のビルの演奏は、ある意味でトラディショナルな世界といいますか、自身の音楽的原体験をストレートに反映させた表現が強くなっていると思います。彼は元々歌が大好きな人のようです。
1951年生まれで僕より一回り以上年上だと知ってちょっと意外に感じました。でもBass Desiresの頃は30代ってことか...ならば納得。
そう言えば、Bass Desiresのセカンドアルバムに"1951"っていう曲があるんですよね。さっきチェックしてみたらやっぱりフリーゼルの作品でした。
今回のアルバムリリースに際して公開されている"Rambler"の別テイクが、YouTubeで楽しめます。
素晴らしいですよね!この世界。おかげさまでこのところはフリーゼル三昧になってます。
同時にベースを手にすると、どうやったらこういう音ができるのかなと、フレーズやタッチを探ってしまいます。とても真似できるものではありませんが。
やっぱり音楽やりたいなあ...で始まった新年度であります。
ビルを初めて聴いたのは1985年のマーク・ジョンソンのグループ"Bass Desires"でした。ジョン・スコフィールドとの変態ツインギターは衝撃的なトラックの連続で、30年以上経過した今も全くもって新鮮そのものです。
最近のビルの演奏は、ある意味でトラディショナルな世界といいますか、自身の音楽的原体験をストレートに反映させた表現が強くなっていると思います。彼は元々歌が大好きな人のようです。
1951年生まれで僕より一回り以上年上だと知ってちょっと意外に感じました。でもBass Desiresの頃は30代ってことか...ならば納得。
そう言えば、Bass Desiresのセカンドアルバムに"1951"っていう曲があるんですよね。さっきチェックしてみたらやっぱりフリーゼルの作品でした。
今回のアルバムリリースに際して公開されている"Rambler"の別テイクが、YouTubeで楽しめます。
素晴らしいですよね!この世界。おかげさまでこのところはフリーゼル三昧になってます。
同時にベースを手にすると、どうやったらこういう音ができるのかなと、フレーズやタッチを探ってしまいます。とても真似できるものではありませんが。
やっぱり音楽やりたいなあ...で始まった新年度であります。
4/01/2018
浜の桜
今年は桜が満開になってからは穏やかな天気が続いたおかげで、横浜では先週から今週末までの長い間見頃が続いた。今回は横浜の自宅近郊で見かけたいろいろな桜を写真で。
子どもが通う小学校の桜。出勤時の午前5時半頃に撮影。もうずいぶん明るくなった。
大岡川沿いの桜と花見の屋形船。
同じく黄金町の旭橋から。屋形船からの眺めはいいだろうなあ。
山手通りにある邸宅の裏に咲くしだれ桜。
外人墓地にも何本かの桜があって西洋の墓標と合わさって不思議に素敵な景色に。
外人墓地から元町公園に下る通称「貝殻坂」の桜。
この土曜日の夕方、子どもが野球の試合から戻ってから近所の根岸森林公園に、コーヒーとクッキーを持って花見に出かけた。
夕方5時過ぎでもまだそれなりに賑わっていたけど、6時を過ぎるとさすがに人も少なくなり、桜を前にしておもちゃのバットとボールで野球に興じた。
桜がきれいで大変結構なのだが、今年は杉の花粉も例年以上にひどくて辛い。
子どもが通う小学校の桜。出勤時の午前5時半頃に撮影。もうずいぶん明るくなった。
大岡川沿いの桜と花見の屋形船。
同じく黄金町の旭橋から。屋形船からの眺めはいいだろうなあ。
山手通りにある邸宅の裏に咲くしだれ桜。
外人墓地にも何本かの桜があって西洋の墓標と合わさって不思議に素敵な景色に。
外人墓地から元町公園に下る通称「貝殻坂」の桜。
この土曜日の夕方、子どもが野球の試合から戻ってから近所の根岸森林公園に、コーヒーとクッキーを持って花見に出かけた。
夕方5時過ぎでもまだそれなりに賑わっていたけど、6時を過ぎるとさすがに人も少なくなり、桜を前にしておもちゃのバットとボールで野球に興じた。
桜がきれいで大変結構なのだが、今年は杉の花粉も例年以上にひどくて辛い。
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