2/04/2018

ラリー オブ 嬬恋 2018

この週末に、群馬県嬬恋村で開催された「ラリー オブ 嬬恋 2018」を、子どもと2人で観戦してきました。

なぜにラリー?自分でもわかりませんが、マリオカートとかゲームをやりたがる子どもに、やっぱり本物の世界を知って欲しくて、何気にYouTubeでラリー画像なんかを眺めているうちに、自分の方がちょっとハマってしまったのであります。

YouTubeに飽き足らず、もうかれこれ3ヶ月ほど前からWRC(世界ラリー選手権)のダイジェストDVDとか、ラリーのシミュレーションゲームとかにも手を染めておりました。

そして何かにハマった僕のいつもの性分でありますが、やっぱり本物を観てみないことには落ち着きません。

調べて観たところ全日本ラリーのことなどを知り、その2018年初戦にあたる本大会が、実は比較的行きやすい手近な大会とわかって、ほとんど何もわからぬまま会場近くのホテルを予約してしまいました。いつもの衝動です(笑)。

最初は、"SS"?、"ターマック"?、”コドライバー”?、何?何?と、わからないことだらけでした。本当に何も知りませんでしたが、奥が深いルール。限りなく人間を含めた自然に寄り添うモータースポーツなのですね。

あるところだけを純粋培養的に拡大するのではなく、自動車と道路と人と自然が深く深く共存するなかで展開するラリーの世界。僕にはとても素敵な共感を覚えます。

正直、行ってみるまで現地でどう行動したらいいのかイマイチわからず、しかも会場とホテルがあるパルコール嬬恋スキー場は、日中の最高気温が氷点下で明け方にはマイナス10度との予報、さらには実はこれが初の子どもとの男二人旅なのでした。

ここまで、というかこの日のために風邪にもインフルにもかからないようにうまく逃れてきていたのですが、そんなわけで土曜日はいろいろな意味で気疲れしてしまい、おまけにリュック背負って大前須坂線での観戦などなどで、ホテルに入って夕食後にちょっと体調崩して熱が出てしまいました。しかも久しぶりの洋室。ベッドはやっぱり慣れないですね。

それでも日曜日にはなんとか薬と気力で回復して、再び大前須坂線で行われたSS16とSS18を観戦。朝8時にホテルを歩いて出発し、8時半から13時半まで5時間を山の中の林道脇に作られた特設見学エリア(ただの雪原です)で、とてもいい場所を確保してたっぷり楽しみました。

スマホで撮った動画を載せたかったのですが、ちょっと面倒なので今回は写真を少しだけ。

一番、見事な走りを見せてくれた、クスコレーシングのSKODA FABIA R5。


THREE FIVE MOTORSPORTの三菱ランサーエボリューション。


車体に初音ミクをあしらったコンペラリーチームの三菱ランサーエボリューション。


世界選手権の映像などと比較すると、迫力とかはそれなりではありますが、やっぱり目の前をいろいろなクラスのラリーカーがエンジン音と雪煙を巻き上げながら疾走する様は、何度も見ているうちにすっかり楽しくなってしまいました。

子どもも楽しかったようで、慣れないベッドのお部屋で寝不足だったにも関わらず、彼が観たい観たいと言わなければ、日曜日はSS1本で諦めていたかもしれないところ、一緒にラリーの扉を開けてしまったようです。

これは他の大会も是非観て見たいなあ、と思い始めています。まだ静けさの中からいまにもエンジン音が聞こえてきそうで、そのあとに漂う排気ガスの匂いと走りの余韻が心に残っています。

道中いろいろありましたが、今日は疲れてしまったので、ここまで。

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