横浜DeNAベイスターズの今シーズンが終わり、日本のプロ野球は全ての日程を終えた。
子どもが野球をやるようになって、つられてベイスターズを応援するようになってまる2年が経ったけど、昨年に続いてこんなに野球の素晴らしさを味あわせてもらえたことは、ラッキーだった。
シーズン後半からの動向は、本当に毎回目が離せなかったし、クライマックスシリーズの成り行きは本当に感動的だった。
念願かなって出場した日本シリーズでは、第1戦を視てこりゃ格が違うなあと正直4連敗も覚悟してしまったけど、以降の展開は驚くほどのスリルと興奮の連続だった。
そして昨日の第6戦。長い長い戦いの末に勝敗が決した瞬間は悔しさもあったけど、やっぱり程なくして浮かんだ言葉は「ありがとう」だった。
残念ながら日本シリーズの横浜スタジアムでの観戦は果たせなかったけど、「来年は是非リーグ優勝をしたい」という選手たちの言葉に、また新たな期待をつなぐ想いで暫しのオフシーズンを過ごす。
秋が深まり、週末に限って続いていた天候不順もようやく落ち着いてきた。
子どもの野球練習が流れると週末の過ごし方にも大きく影響する。子どもと居られるのはいいのだが、外に出かけられないのは辛いものである。
僕はゲームとかのデジタルを子どもが楽しむことについてはどんどんやれやれなんだけど、妻はどうも素直には受け入れがたいようで、僕にはちょっと不思議な感じがしている。
音楽は相変わらずギター中心だが、ロック系一辺倒だったのが少しまた戻って、このところはまたフリーミュージックも聴くようになってきている。
ギター中心に聴くようになってから、ジョー・モリスとかデレク・ベイリーなどのフリー系のギターまた聴いてみようかなというなかで、急に浮かんできたのはメアリだった。
以前、聴いたときはこの人の音楽も面白いなという程度だったんだけど、今回もう少し深く彼女の音楽の懐に入っていくことができたように感じている。
昨年発売のソロ作品「メルトフレイム」は、ソロ作品好きの僕にはメアリの音楽を知るには好都合なアルバムだった。
収録された10の作品はいずれもコンポジションであり、彼女のアイデアと個性がしっかりと封入された聴きごたえあるものである。
YouTubeにも彼女のソロパフォーマンスを始め、様々な映像がある。以下はそのひとつで、本日ご紹介しているアルバムに収録の作品も披露されている。
いつも言っていることだけど、こういうものを気軽に楽しめるのは本当にスゴイこと。それが人間に総じて悪い影響を与えるとはとても思えない。
よりよく使うためには、やはり早くからそれを自身の一部にするということだと思う。
文字、数字、絵、写真、音声、音楽、動画などの基本は重要であるが、アナログかデジタルかの問題はそれとは別のところにあるのだと思う。
新旧どのようなメディア(媒体)であっても、それは何かを知り、何かを伝えるためにある。それはあくまでも手段であって、その伝えられることの本質は時を経てもさほど大きくは変わらない。
変わるところがあるとすればそれは深さであり、それはいかにそのメディアに精通しているかということだと思う。
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