梅雨の中休みで、例年通りの猛暑が徐々に盛り上がってきた。
子どもの野球チームのコーチの皆さんが、初めて3年生以下のチーム編成で隣町の2チームとの練習試合を企画してくれ、うちの子はなんと打順4番でキャプテンを任されたうえに、1回戦はキャッチャー、続く2回戦ではピッチャーをやらせてもらった。
これまでのように外野などを担当させてもらうのとは、試合にコミットしている感覚が本人のみならず観ている親の側でも一層強くなり、一球一球のたびに感じられるいろいろな想いを共有させてもらえた。
打撃ではそれなりの成果だったが、守備の方ではいろいろと学ぶところが大きかったと思う。特にピッチャーを務めた2戦目では、後半に疲れもあって制球が定まらず、精神的な弱さが出てしまって途中交代となってしまった。
1塁手と交代した子どもは当初明らかに目を腫らしていて、なんとか試合終了までは持ちこたえたが、最後のあいさつには立てずにクサってしまったのが一番残念だった。本人は疲れて気持ち悪くなったんだと言ってたけど、こういうところ過去の自分とシンクロするんだよね。
まあその後の合同練習ではまた元気に練習を楽しんでいたようなので、そのこと自体は家に帰ってからもあまり責めることはせず、本人の心のなかで省みられることを期待するにとどめた。
妻もチームサポートで参戦してくれ、この夏一番の酷暑のなか野球の1日は無事に終わった。
野球チームに入るとなった時は、ホンマかいなという気持ちもあったけど、今日は初めてここまでやってこられてよかったし、これからもできるだけ頑張って欲しいと感じた。
土曜日も暑さのなか、子どもは試合に備えた練習に半日あけくれたが、僕はお昼を食べに散歩がてら久しぶりに元町のピースフラワーマケットカフェのテラスで、ひとりでアイスコーヒーを飲みながらヘッドフォンでギル・エヴァンスの音楽を楽しんだ。
テラス席は道路との間に売り物の草花を並べるスペースがとってあり、ちょうどいい感じに表通りとの距離感がある。暑さもあってお客さんの多くは空調の効いた店内で過ごし、テラス席は空いていた。
ギルの音楽は、僕が好んで聴く唯一のジャズ・オーケストラものだけど、こういう音楽はダイナミックレンジ(音楽全体を通した音の大小の幅)が広い上に、トランペットなどのホーンが大活躍するので、通勤電車のなかではなかなか十分に楽しむことができないでいる。
向かいの立体駐車場からの照り返しもあってそれなりに暑さもあるのだが、時折いい風が吹き抜け元町を行き来する人々を眺めながら、音楽を大きな音で楽しむにはいい場所である。
子どもがこのお店の近くで習い事に通っていたので、その送り迎えで一時よく利用していたのだけど、これからまたちょくちょく来てみようと思っている。平日の昼間なんかいいだろうなあ。夜もいいかもしれない。
ウィスキーはちょっとひと休みして、この週末の夜はビールを楽しんでいる。
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