結婚してから使い続けてきた台所のレンジ台が古くなり、買い替えにいいサイズの台はないかと妻といろいろ探したんだけど、いかんせん置くスペースが決まってしまっているので、当然のことながらなかなかいいのが見つからない。
ならばいっそ作ってしまおうかと、半ばホラを吹いたのがおよそ1年前。
DIYは興味はあるんだけど、道具のことなんかもあるし始めるのはちょっとハードルがあった。だけど先の冬にやはり結婚以来使い続けた冷蔵庫を買い換えたのをきっかけに、その隣のレンジ台もホラのままにしとくのもいかんと発起。
半年前から木工の本を買って最低限の技術を調べて工具を揃え、3ヶ月ほど前からスライドツールで簡単な設計図を描いて材料を物色、1ヶ月前から週末を中心に少しずつ製作を進めて、この日曜日にようやく完成。
あまりアップで撮ると粗が見えまくりなのでソフトフォーカスで(笑)。
脚組みはケーヨーディーツーで売っていた加工済みの安い檜材を、そして天板には結婚した時に買った大きなクローゼット(といっても合板家具だが)の扉がちゃんとした1枚板だったので、思い出を残そうと流用した。
工具や作業台なんかで2万円弱の初期投資になったけど、材料費はネジ等含め3000円ほどでした。
今回工具を買ってみて思ったのが、まず電動ドリル&ドライバーは必需品。めちゃめちゃ作業効率があがる。一方、ノコギリ、カンナ、サンダー(紙やすり)はまずはオーソドックスな手道具が基本。それぞれの電動品は本格的な工房とかがない限り扱いにくいです。
ホームセンターには多少節は多いけど安くて手頃なサイズにカットされた木材があるので、あらかじめ作りたいものの設計を考えて、そのうえでそれらを活用すると結構手軽にこの程度のものができてしまいます。
節目もそれなりに味わいがありますが、すこし目立たなくするために今回はホワイトの水性ステインを檜部分に塗ってあります。天板の両端の切り口には、台所で眠っていた使いかけの高級?菜種油を擦り込んで仕上げました。
木工の本にはホゾ切りとか曲線削りとか、いろいろときれいに仕上がる高度なテクニックが書いてあるけど、僕は実用性とコスト(時間とお金)重視なので、そこまではまだいいかな。それやるんだったらベースの練習したい(笑)。
妻の感想は、やはりサイズがぴったりのところが一番ありがたがられます。
そうは言っても初めてのDIYなので、もう少しちゃちなものができると思われていたらしく、なかなかしっかりとしていて(完成記念に僕と子どもで並んで座ってみましたがビクともしません)そこそこ雰囲気のあるものが出来あがって驚かれました。
次はキッチン横の収納スペースに棚を作ります。
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