5/21/2017

つがい

先々週の週末、雨で野球の練習が中止になったので、子どもがお向かいに住む同じチームに所属している5年生のお兄ちゃんと、久々の週末の自由な時間を雨の戸外で楽しんでいた。

傘を使いながら近所の軒下やらを渡り歩いて遊んでいたところ、お兄ちゃんがカタツムリを発見。それを譲り受けた子どもは、さっそく昨年の今頃家に連れて帰って家族で可愛がってきた「ウキちゃん」のケースに入れてあげた。

名前は「ハルちゃん」と決まり(こういう時は実に躊躇ないのだが)、1年間独り身だったウキちゃんに待望のカップル生活をさせてあげられることとなった。

カタツムリの生態については僕にも知識はあった。雌雄同体であるが1頭では通常は産卵することはなく、2頭で初めて生殖を行って産卵する。

必ずしも相性が合うとは限らないと言われるなか、どうなることかとしばらく静かに見守ってきたのだけど、先週の夜にお酒を飲みながらのんびり更かしていたとき、ふとケースを見たところ、噂のベッドシーンを目撃してしまったのでありやす(笑)。

写真も撮ったけどまあやっぱりこういうことは...ね!(笑)YouTubeなんかに動画がありますので、どうしても興味を抑えられない方はそちらをご覧ください。神秘的であります。

交わりが成功していれば、3,4週間後には産卵するのだそう。それまでは毎日しっかり栄養摂って備えてください。ちゃんと妻がケースのなかの土入れを大きく深いものに替えてくれましたので。



さてそんな先週末、折からの夏の到来を予感させる暑気のなか、とうとう家のなかで今年初めてのムカデが出現。

日曜日の夜に風呂上がりに2階のダイニングから水を飲もうと台所に入って、ふと自分が歩いてきた方向に目をやった瞬間、そいつは床を這い回っておりました。体調約10センチ、そこそこの成虫です。それに気づかず裸足で追い越してきたことに身震い。

すかさずゴミ入れにあったアマゾンのダンボール梱包の一撃で叩き潰してしまいました。ゴメンね...でもちっちゃな蜘蛛とかと違って、こちらがやられた時のダメージが大きいので...。

そのとき頭をよぎったのが「ああ、今年も出たか」という想いと、「ムカデはツガイで行動する、1匹出たら必ず近いうちにもう1匹出る」という言われであります。

この言われはネットで調べれば生物学的根拠はなく、単なる都市伝説だという扱いになっているようなのですが、僕らが今の家に引っ越して以来毎年のように家の中か外でムカデを見つけますが、ほぼ十中八九その直後にまた遭遇しているので、僕は伝説だとは思っていません。

そして案の定、その翌日に外出先から帰った妻と子どもが、玄関にいるムカデを発見、僕の日常使いの靴で叩き潰したとのことであります。やっぱりねえ。つがいだったのかは知る由もありませんが、単なる偶然ではないと思わざるを得ません。



そんな生き物の営みを実感しながら迎えたこの週末、直前の金曜日にはみなとみらいに住む同じ会社に勤める飲み仲間のリクエストで、山手のほうちゃんでどっぷり3時間半楽しみました。

やっぱりいいですねぇ。生ホッピーに乗せて大トロホルモン、ホルぽん、モツ煮込みのゴールデントリオに、串焼き串揚げを数本食べて締めのチャーハンまで、2人で9500円の大盤振る舞い!至福でした!

そして土日は気温がほぼ真夏日を記録、子どもは野球の練習、僕は自転車でラーメン食べに出かけて、あとは武満とベースとウィスキー。そして...18回目の結婚記念日が目前に迫ってきたので、ゆっくり食事ができるこの週末に自宅でささやかなお祝いをしました。

乾杯の音頭を子どもにお願いしたところ、「えーっと...18年前、ありがとう!」でした(笑)。



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