体調を崩してしまった先週末、国際小包で荷物が届きました。
箱の中身はなんじゃろな。
ん？このマークは...。
そう、グレイトフル・デッドです！
意味深なジャケットで飾られたボックスと、特典のチケットのレプリカが2枚。CDボックスセットかな？
ボックスのフタを開けてみると、中身は...ん？何これ？
ドクロマークをあしらった重量感のあるゴールドのイナヅマのオブジェが...。
大きさはこのくらいです。
何と先端から2つに分かれました。この金具には見覚えありますよね。
そう、USBメモリであります。
とうとうこの日がやって来てしまいました。グレイトフル・デッドのボックスセット"30 Trips Around the Sun"が我が家に届きました。
グレイトフル・デッド結成の1966年から活動を停止する1995年までの30年間の演奏記録のなかから、各年を代表する未発表のコンサートを1つ選んで、その内容をまるまる収録。つまり30回分のコンサートが収録されたライヴアルバムです。CD版は80枚組です（呆！）。
以前のコレクター魂ある僕なら、CD版を探して取り寄せるところだったでしょうが、実際に写真なんかで実物を見て、「俺、80枚のCDをいちいちiTunesに読み込ませるのかなあ」と想像しただけで萎えました。
今回購入したのは、CDよりも高音質のハイレゾ音源でその内容を収録したUSB版。128GBのUSBメモリにCDセットと同じ音源と、デジタル版の320ページのブックレットが収録されてます。CD版、USB版各1000セット限定です。
30年間のライヴ音源は全577曲、73時間。そのまま連続で再生しても聴き終わるのにまる3日以上かかります（笑）。
ちょっと聴いてみたけど、一番古い1965年のデビューシングルでも音がいいです。うちのJBLの小型モニターで鳴らしてもまさにアメリカの音！デッドの魂がビンビンです！うわ〜仕事行きたくねえ（笑）。
同包のMP3版をiTunesに入れて（およそ10GB）、これからしばらくこいつをじっくり楽しみます。
ちなみにお値段ですが...デッドのサイトから直接取り寄せて700ドルでありやす...。妻にはろぐにあげる前に白状しました。一応、お咎めはなしでした。
たぶん、いままでで1つの音楽コンテンツに使ったお金は1万円ちょっとが最高だったんじゃないかな。コルトレーンには、LP、CD含めてそれこそ30年間で10万円以上使ってるはず。最近だと、ももクロでライブチケット含めて数万円かな。でももう映像物は買わないね。
デッドとの出会いは、僕にとってコルトレーンに匹敵するもの。この1年彼らの音楽を聴いてきて、音楽では一生モノの出会いなんだなと確信したからこれを買いました。
時間かけてじっくりとしっかりと楽しませていただきます。いまこれを書きながら気分は1969年のカリフォルニアです。
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