1/25/2015

サーモスで朝食を

ここ2、3年、平日の朝ごはんは会社がある駅に着いてコンビニでパンとヨーグルトを買って、オフィスでパソコン起動してメールチェックしながらそそくさと食べていた。朝が早いので、家で食べるには早過ぎてお昼まで持たないし時間もないからねえ。

だけど、コンビニのパンって毎日食べてるとなんだかねえ...あれだけの数のパンがきれいに包装されてどこのお店に行っても同じものが毎日たくさん並んでいるというのは、やっぱり不自然な感じがする。

望むべくは、通勤途中のどこかにおいしいパン屋さんがあって、そこが朝早くから焼きたての安心できるパンを売ってくれてたら、ということなんだけど、個人のパン屋さんっていま厳しいよね。よくないよなあこういうの。

コンビニのパンはそろそろ飽きたと言うか卒業かなと思って、ずっと買おうかどうしようか悩んで来たフードコンテナを買って使ってみることに。

購入したのはサーモスの0.5リットルのもの。見た目はコンパクトな0.38Lのも検討したけど、やっぱり僕にはちょっと小さいと感じた。

先週は、毎朝これまでより10分早い4時50分に起床して、フードコンテナで超簡単にあったかい朝ごはんを詰めることをやってみた。

5日間いろいろ試してみたおかげでこの容器の性能というか特徴がだいぶんわかったと思う。今回はその記録をまとめて公開!

初日(2015.1.19)

前日の夜ゴハンだったピザの具(タマネギ、ピーマン、椎茸など)を少し妻が残してくれてたのを、朝にバターでさっと炒めて、そこにショートパスタ(ゆで時間9分のもの)をそのまま入れてさっと炒めて、そこにフードコンテナを予熱するために入れてあった熱湯を250cc程注いで、ピザソースを大さじ1杯程入れて、5分程煮詰めた。それをフードコンテナに放り込んで出発。
オフィスについてふたを開けたのが1時間20分後。味は少し薄かったけど、まあ食べられました。でもパスタはもうかなり火が通っていて、底の方はフォークで刺すと崩れてしまう程でした。噂どおり結構加熱が進むんですね。よしよし、初回はまあこんなものか。


2日目(2015.1.20)

サーモスの朝弁作りを意識してくれてか、妻が夜ご飯に豚汁を多めに作ってくれた。なので2日目はそこに市販の切り餅を1個レンジで軽くチンして持って行くことに。でもお餅をちょっと加熱しすぎて、レンジのなかで膨らんじゃったんだよなあ。
オフィスについて開けてみると、お餅は半分くらい豚汁の中に溶けてしまっていた。朝に温かいものが食べられるのってありがたいね。朝ご飯だから七味唐辛子とか入れればよかった。分量はこのくらいは欲しいね。0.38Lじゃなくて0.5Lにしておいてよかった。


3日目(2015.1.21)

前日の夜に今度はクリームシチューが大量に生産されたので、この日の朝はそれを持って行くことに。必要な分だけ小鍋にとって再加熱する際、初日にも使ったショートパスタを乾燥したまま10本ほど放り込み、そのままだとパスタが水分を吸うので、予熱用のお湯の残りを80cc程入れて約3分間煮立たせてコンテナに。
オフィスについた時には、ペンネはちょうどいい感じになっていた。だいぶん加熱の加減がわかってきたよ。満腹。


4日目(2015.1.22)

この日の朝、まだシチューが残ってたのだけど、いろいろ試してみたかったので、即席で中華粥をつくっみることに。小鍋にごま油を大さじ1入れて、洗ってないお米を半カップ入れて2分程炒める。予熱用のお湯を500cc入れて3分間煮立たせて、最後にコストコの定番品の乾燥味噌汁の具(わかめ、薄揚げ)を放り込んで、コンテナへ。ふたを閉じる前にチューブのおろし生姜を少しとお塩をひとつまみ。
できあがりはこの通りだけど、水分はほとんど無くて、ご飯とおかゆの中間みたくなってました。入れた時はまだ固そうだった米粒は見事に巨大なお粥粒になってました一応全部平らげたけど、ちょっとこれだと食べ過ぎ。午前中はちょっとぼーっとしました。


5日目(2015.1.23)

要領がつかめてきたので、この日はちょっと冒険的実験としてパスタを作ることに。パスタと言ってもフードコンテナのレシピはスープパスタがほとんどなので、オイルベースのパスタは食べられないのかなと思って、お得意のペペロンチーノをやってみることに。フードコンテナ用に作り方を考えてみた。

まず小鍋にオリーブオイルを50cc入れてチューブのおろしニンニク少々と一味唐辛子をパッパッパ。これを加熱しながら、いつものディチェコNo.9(ゆで時間9分)80グラムを別の鍋で1分程ゆで、ざるでお湯を切らずにハシですくってオイルの鍋に入れる。麺は当然まだかなり硬い状態。これをオイルと一緒に中火で炒めること約1分。塩とこしょうとバジルをふりかけて混ぜてそのままコンテナへ。
これまでの4日間の経験からやってみた火加減だったけど、1時間20分後にはまあアルデンテとはいかないまでも、それなりの硬さが残ったオイルパスタになってました。ごちそうさま。


というわけで、これが僕のフードコンテナデビューの5日間。結果的には満足のいくものでした。朝ご飯をコンビニで買わなくなったので、Suicaの残高が減らなくなっちゃった。

今回は火加減の実験ということで、米やパスタを中心に扱ってみたけど、炭水化物の摂り過ぎには気をつけないとね。お豆なんか3種類程まとめて買っておこうかなと思っている。

フードコンテナの朝食で過ごした5日間のお勤めが終わった土曜日、今年に入って始めて、いつものみなとみらいコースをまともにウォーキング。冬至が過ぎてもう1ヶ月なのだが、午前6時前の横浜港は思ったより暗く、人影はとても少なかった。

海上保安庁の巡視船とベイブリッジ。日の出前の水平線には雲が出て空が明るくなるのを抑えていたけど、こういう景色もまた素晴らしい。


1/18/2015

ジョー・モリス「ワイルドライフ」

今日はどこへも行かずに家でじっとしていることに。子どもがママと出かけたこんな時間にろぐを書きながら、夕方の薄暗さのなか大きな音でジョー・モリスの「ワイルドライフ」を聴いている。いいねえ。

このところ朝の出勤で電車に乗ったらジョー、仕事帰りに電車に乗ってもジョー、子どもが寝てリヴィングで一杯やりながらまたジョー、という具合である。手元にあるアルバムはもう20枚を超えた。

彼の音楽が素晴らしいのはもちろんだけど、僕にとっては人生のいまのタイミングで巡り逢ったことが運命的だった。

いろいろな人にジョーの音楽を聴いてもらいたいから、とにかく聴いてみてとまでは言えるけど、彼の何がどう素晴らしいのかっていうのを書くのは難しい、というかあんまりそこに意味を感じていない。

こういう即興によるフリーミュージックは、かなり個人的な音楽だということは間違いなく言えると思う。ヒットチャートを狙った音楽のように「お願いだから聴いてみてよ」とか「ね?いいでしょ?ね?ね?」っていう要素は相対的にかなり少ない(というか無い)。

だけど音楽という表現である以上、本来は当然ながら誰にでも開かれたもの。インターネットはその意味での可能性を格段に拡げたから、やっぱり音楽というものにおいて、これまで偏っていたところとは違う領域にあるこういう音楽に、僕としては大きな可能性を感じる。

みんなで唄える音楽が必要なのと同じくらい、個人が自分のためだけにしっかり向き合うための音楽も大切。もちろんそれがフリーミュージックだということではない。音楽のスタイルは本来そんなところで区別されるものではないから。

僕が音楽をやるうえではこのフリーミュージックという流れに乗っていこうと思っている。前にも書いたけど、これは最近に始まったことではない。考えてみれば自分のなかではかなり前から、それこそ楽器を手にした頃から一貫して音楽に求めて来た意識だと考える。

それをいまあらためてはっきり気づかせてくれたのが、僕にとってはジョーとの出会いということになるのだと思う。

個人的なことだというのはそういう意味であって、それをジョーの音楽を聴いた感想文みたいな形で伝えるのではなく、自分の音楽として表してみたい。いま考えているのはそういうことなのであります。だけどもう少しだけ時間と準備が必要なんだ。


年末年始休暇の反動と寒さのおかげで、正月明けの職場でもインフルとかノロでダウンする人が出ている。僕もちょっと寒さで体調崩したかな。だから家でじっとしてるんだけど。

土曜日に子どもを習いごとに連れて行ったあと、2人でみなとみらい周辺をうろうろしていた。

朝は比較的暖かかったのが日中はそこから気温が下がっていって夕方には5度くらいになってしまい、手袋はおろかそこまで備えた身なりではなかったため、それで寒さがこたえた。

昼飯がてらのつもりで行ったワールドポーターズでは、ヴィレッジヴァンガードの店頭に売りに出ていた妖怪パッド(売価9800円也)を見つけて「買って!買って!」、レジ前の妖怪メダルコーナーで何かの妖怪メダル(売価1580円)を見つけてまた「買って!買って!」。

やれやれ...もちろんきっぱりお断り!年末年始に広島で甘やかしすぎたツケを思い知らされた。しかし妖怪パッドっていったい何なのよあのオモチャ。

結局、お昼は午後2時過ぎに桜木町駅停車場ビュッフェのKITCHEN JO'Sに入ることに。子どもはここの名物「巻きオムライス」一人前をまるまるペロリ(笑)。しっかり食べよう。

僕はチキンカツのランチをいただいたけど、夜ご飯のことも考えて、やや美味しくなかったライスには1/4程しか手を付けなかった。それでもお腹はいっぱいに。大きなカツでした。

さあ帰ろうかと思ったら、子どもがさっき通り抜けたよこはまコスモワールドに行きたいというので、付き合ってあげることに。先月新しくできたオーシャンスインガーに乗ろうとすすめると、最初は渋っていたけど動き始めるととても楽しそうに乗っていた。

楽しかったけど、いまにも雪が降り出しそうな寒空での空中散歩、結局コレが決め手だったのかなあ。まあちょっと咳が出るのと身体がドヨンという程度なんだけど。


1/14/2015

妖怪ウォッチは、なぜ2時53分をさしているのですか?

すいません、ご存知の方がいたら教えてください。


おもちゃの妖怪ウォッチですが、なぜ2時53分をさしているのでしょうか?(2時54分かな?)

ネットで調べても答えを見つけられなかったもので...。

考えてみたのは、ケータ君が虫取りの途中で、初めてウィスパーに出会って、妖怪ウォッチを手にした時刻かなということなんですが...違います?



1/12/2015

安房自然村〜大日山

正月空け早々ではありますがせっかくの3連休なので、近場でお安い温泉旅行でも行くかということで、わが家の定番?真冬の南房を訪れてみました。

横浜から館山に行くのに安い早い楽チンなのが、久里浜港からの東京湾フェリーであります。もう何回乗ったか分からないけど、今回もカモメさんたちといっしょに東京湾を横断。快晴で気持ちのよいクルージング。鉄道乗り継いで横浜から館山までは2000円で行けます。
今回お世話になった、安房自然村は、館山駅からバスで20分程のところにあります。宿近くの能忍寺からの相の浜方面の眺望。南紀や南伊豆と同じく冬はのどかな漁村です。いいところ。
安房の海から低く沈みつつある太陽を拝みます。大冒険の末に到達したかのように、うちの嫁さんでも様になっていますが、実際には宿から歩いて10分程のところにある布良海岸です。ここはドラマ「ビーチボーイズ」のロケ地だそう。あれはテレビをほとんど視ない僕でも面白かったと思います。
お部屋の窓から見えた夕暮れの富士山。ホントはこの景色をさっきの海から眺めたかったのですが、子どもが「うんこぉ!」と騒ぎだし、あえなく...(笑)。
1泊2食で大人1人9000円也だったのですが、1人プラス1000円で刺し盛りがつくというので、まあその位は楽しむかと注文してありました。出て来たのはこの通り立派な大皿。メインの姿造りは鱸です。この他にもたくさんお料理があって怒濤の南房海の幸を食べつくしました。
翌日は海もいいけどちょっとした山歩きはできないものかと、ネットで調べてあった大日山ハイキングへ。ここは館山ではなく南房市。

こちらの紹介ページにあるのが遊歩道整備当時の写真ようですが、実際の姿が下の写真です。夏とか秋は結構いろんな虫とか動物が出そうですので、空気のすんだこの時期がよろしいのではないかと。
このタイコ橋からの遊歩道はきれいな階段が整備されているのですが結構急ですので、あまり舐めてかかるとしんどいです。極めつけは山頂まであと200mのところで現れるこの階段。水飲んでひと休みしてから登りました。
333.3mの山頂は、意外にも東京湾から伊豆七島も一望できる大パノラマでした。比較的短い歩きでちょっとした達成感が味わえます。とは言うものの、横浜からここまでやってくるのはそれなりに大変ですが。ましてや車のないわが家にとってはちょっとした冒険でした。

帰りは、県道を道の駅まで延々歩いたのでかなり疲れました。アスファルト歩くのは別の意味で脚が疲れますね。僕はウォーキングさぼってたのでちょうどよかったですが。

夕暮れには風が出て来て海が荒れたので、館山から高速バスで横浜へ。まあ覚悟はしてましたが、海ほたるに向かう(だけの)車で、富津館山から海ほたるまでが渋滞してしまい、予定より1時間遅れての到着。

ちょっと疲れましたが楽しかったです。南房もいいところです。しかし年末からちょっと食べ過ぎかなあ。


1/04/2015

年末年始の徒然

年末年始は29日に横浜を離れて神戸に向かい、そこで大学時代からの音楽仲間達と旧交を温めた。

29日の昼過ぎに新横浜を出発。時速200km以上で走る車窓から撮った雪と雲に覆われた富士山。スマホのカメラ性能ってスゴい。
この時期いつもなら雪景色となる関ヶ原から米原付近もまったく雪がなく、遠くに見える山の上にかすかに雪が積もっている程度だった。

午後4時前には新神戸に到着。いつもお世話になる新神戸駅前のビジネスホテルの室内。これで素泊まり3500円也。
神戸では旧友がわざわざホテルまで出迎えてくれ、そのまま午後4時過ぎから繁華街のパブで軽く一杯。神戸三宮の繁華街で見つけたお店の看板。ん?
2次会(正式には1次会)からは、仕事納めを終えたばかりのもうひとりの友人も合流。あと香港に赴任している仲間とはスマホのスカイプで一杯。

向こう側の様子はよく見えたのだが、店内が暗いのとスマホのインカメラがイマイチの性能でこちらは暗闇となってしまった。ごめんね。

三宮で仲間と呑む際には必ず立ち寄るジャズバー「Y's Road」の店内。カウンターの向こうがマスターの山道さん。

神戸で1泊した後は、妻の実家があり、僕の兄も暮らしている広島に向かい、そこに4日間滞在して新しい年を迎えた。

当初予定では在来線で神戸三宮から広島まで行ってみようと計画していた。およそ6時間の長旅。

予定通り午前6時30分に三宮を出発したものの、前日の酔い残りに加えて疲れも出て体調が悪くなって来てしまい、岡山で乗り換えた3本目の途中駅新倉敷で断念。レールスターこだま号に乗り換えてお昼前に広島入り。

妻の実家には着いてお昼ご飯をいただくなり、風邪薬をもらって午後は爆睡。おかげでその日の夕方には体調はなんとか持ち直した。

めずらしく?母親の炊事を手伝う妻。
大晦日は兄のマンションで、義理の母親が妻と用意してくれた年越しそばとひと足早いおせちで夕食。美味しいワインや日本酒をたっぷりいただいた。

子どもが叔父さんと興じているのは、兄が飲み空けたワインのコルク栓を積み木に見立てて楽しむ「コルク栓崩し」。
元日の未明には市街地でも積雪があり、朝起きてみたらこの通り。寒いお正月となった。
お雑煮をいただいて、午後からは広電に乗って家族3人で広島市街をぶらぶらすることにしたのだが、たまたま入った地元の家電量販店の初売りで「妖怪ウォッチ零式」に遭遇してしまい、買わされるはめに。もはや定価よりも安くなっていた。子どもがご機嫌なのは言うまでもない。
元日の夜からは義妹と子どもがお待ちかねの姪っ子も合流。カラフルな輪ゴムを使った編み物遊びに興じる姉妹親子。
僕らが寝ている部屋で、姪っ子とふたりして妖怪ウォッチをはめて何やら楽しそう。何のお話してるのかなあ。

毎度のことながら、僕は2日には一足お先に新幹線で横浜に帰ることに。この日は雪で新幹線が少し遅れた。

往路とはうってかわって雪景色となった米原付近。
遅れを取り戻すべく名古屋から新横浜までは、久しぶりに新幹線の醍醐味を感じさせる大爆走。時速300km近い早さで浜名湖付近を通過。
富士山の前を午後5時前に通過。やっぱりきれいだなあ。

9日間ある年末年始休暇最後の3日間は、横浜に戻って独りの自宅で新年を過ごした。

3日の朝は今年初のウォーキング。横浜港はいつもよりもはるかに人が少なかった。きれいな夜明けを見ることができた。
しかし寒さと2週間ぶりだったせいもあって、途中で左足を痛めてしまい、大さん橋から中華街を抜けて石川町駅に行き電車で帰ることに。

その後は、自宅を中心に山手からみなとみらいの界隈で買物したり飲食したりして過ごした。いま僕が一番落ち着くのはほかでもないこの場所であり、一番居たいのはこの場所だ。

年末に放映されたNHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」の5時間特番を録画してあったので、自宅で洗濯したり食事したり酒を呑んだりしながら、最後の3日間で少しずつ視た。

僕が大好きな数少ないテレビ番組で、2014年の放映分から視聴者リクエストで選出されたベスト9が一挙に放映された。

いろいろな場所にいるいろいろな人のありのままの姿。とても見応えがあった。久しぶりにこんなにまとめてテレビを視た様に思う。


こうしていろいろな形ではあったが、いつも以上に人の生き方ということについて、直接言葉を交わしたり、肌で感じたり、文字で伝え知ったり、テレビの画面を通じて視たりして、感じ考えることが多い期間だった様に思う。

当たり前のことなのだが、皆それぞれの人生があるのだということを、改めて身近に感じた年末年始だった。

もちろんいろいろな有り様が存在するのだが、詰まるところ人は、人と共に居ることを欲しながら、時にその過程で何らかの理由や事情で独りになってしまうことがあるということだ。

独りでいることは悪いことではない。独りは人間として生きるうえでの大きな糧や礎を与えてくれる。人間に必要な状況であり、「自立」とはその目的とする素質だ。

しかし、それはある期間ーそれが3時間なのか3日間なのか、3週間なのか3ヶ月間なのか3年間なのかは様々だろうーでのことである。

人と共に居たいと思い、さまよい生きるうちに、いつしか昼夜が逆転するが如く、独りで居ることになってしまう人もいる。

しかし、やはり「お独り様」は「お気の毒様」なのだと思う。年越しを挟んだこの数日間に見聞きした人たちのことを考えると、そんなふうなところに落ち着きつつ、休暇が終わろうとしている。

明日には家族が帰ってくる。僕はまた朝早く起きて仕事に出かける。早朝決まって電車に乗り合わせるあの人達はまた明日も電車に乗ってくるだろう。職場はまた同じ顔ぶれでデスクが埋まるだろう。たぶん。


本年もどうぞよろしく。