北日本や西日本は強い寒気が入って荒れ模様が続いているらしいが、横浜は穏やかで比較的暖かな日曜日だった。
2週間ぶりにウォーキング。冬至を2日後に控えて日の出が一番遅い時期。 土曜日から未明まで降った雨のおかげもあって、水平線付近には雲がたれ込めていて一層暗い朝だった。
臨港パークはまだ午前6時前だったけど、まだ暗いなかで電灯の明かりがあちらこちらに輝き、それが満ち潮で上昇した海面に反射してとてもきれいだった。
子どもは朝からご機嫌である。なぜなら昨日から上映が始まった大好きなアニメ映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン」を、早々に観に行くことになっていたから。
午前11時20分からの上映が、この日3回目の上映なのだそうだ。横浜ブルクはもう親子連れで埋め尽くされており、僕もいずれは連れて行ってあげようとは思っていたけど、まさか2日目に早々と行くことになろうとは。
ママは僕らが映画を観ている間に、コンタクトレンズの交換に行くのだということで、今回はパパと2人で鑑賞。と思ったら座った席の隣に幼稚園のお友だちが、こちらもパパとお二人だった。
映画はテレビ版よりもはるかに長い約90分間で、この手の劇場版の多分に漏れぬ時空を超えた壮大な物語であった。
子どもはじっと画面に見入り、笑い、驚き、感動している様子だった。時折ポップコーンにも手を出し、コーラで喉を潤す余裕もできたようだ。フユニャンは想像通りカッコよかった。面白かったね。
終了後はママと合流してベトナム料理屋さんで遅いランチ。断片的に印象に残ったところから回想してお話を聞かせていた。
やたらと興奮した様子ではなく、映画が本人にとってどのくらい印象深いものだったのかはよくわからなかった。これが素直な反応なのだろう。
関内のディスクユニオンに、このところ傾聴しているオーネット=コールマンの欲しい中古CDが安く出ていることを、前日の夜にたまたまネットで知ったので、それを引き上げることに。
妻子に付き合ってもらって売り場に行ってみると、同じくオーネットで気になっていた別のCDも偶然中古で安く出ていて、予期せぬ数年ぶりの中古CD2枚買いとなった。それでも合わせて1300円なのだが。
レジを担当してくれたお姉さんが子どもにお店のロゴをデザインしたシールをくれたのだが、子どもにはさすがに赤と黒の世界は地味過ぎだったようで、お店を出る時にママに「はい、あげる」 。結局パパが引き受けました、貼る場所ないんだけどね。
クリスマスと年末年始を前に、ウォーキングに子どもに音楽にと、穏やかで有意義な日曜日をありがたく細やかに過ごすことができたというだけのろぐである。
買って帰ったオーネットはいま聴いているけど、ホント素晴らしいねえ。僕もせめて自分の音楽で、このろぐで書いている様な自分や妻や子どもやその他のいろいろなことを語ってみたい。
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