12/27/2014

もっと小さなJBLがやって来た

早いものでもう2014年も残すところあと3日となった。

クリスマスにはサンタさんが無事にやって来て、お願いしていたプレゼントをちゃんと届けてくれた。

子どもに届けられたこの「パープレクサス」という立体型の迷路パズル、なかなか面白くて僕も時折楽しませてもらってる。ストレス解消にはまだなかなかならないけど(笑)。
そしてパパにも嬉しいクリスマスプレゼントが。それはJBLのBluetooth対応ポータブルスピーカー"JBL MICROWIRELESS"でありやす。
iPod touchと比較してもこの大きさ。4cmのフルレンジユニットと、2.7Wのアンプを内蔵している。電源は内蔵リチウムイオンバッテリー、USB経由で2時間充電して8時間再生可能とのこと。

気になる音の方はというと、これがビックリ!なのですよ!いやあ技術の進歩は素晴らしい。食事や机上での作業で音楽を流すには十分な音量。しっかりと張りのある低音も出してくれる。

iPadとかの内蔵スピーカーではベースラインはまったく聞き取れないけど、これだとはっきりと聴こえる。デザインもいいし、iPodなんかと一緒に持ち運べるのもとても便利です。大満足!

小型スピーカー探している人には、これホントにお勧めですよ!いいお買い物、じゃなくてプレゼントをもらいました。ありがとうサンタさん!

25日から1泊2日で子どもとママは幼稚園のお友だちとスキー旅行へ。パパはクリスマスの夜は、ももクロの「ももいろクリスマス2015」を、品川ステラボールのライヴビューイングで会社の仲間と楽しんだ。

相変わらず素晴らしいライヴショーだった。杏果ちゃんの歌が冴えわたってました。新しい歌が多くて嬉しかった。クリスマスソングがたくさん聴けたのと、久しぶりに「黒い週末」「仮想ディストピア」「GOUNN」「コノウタ」が聴けたのがよかったです。

しかし3時間半立ちっぱなしは、おじさんにはキツかった。やっぱりライヴビューイングは映画館がいいかな。

そして26日は昨年よりはスムーズな仕事納めだった。用意したお偉いさんの年始挨拶の原稿にOKをもらって、職場の納会にも参加せず早々に帰宅。年明け早々忙しくなりそうだけど、9日間のお休みをのんびり楽しもう。

日曜日にママと子どもは一足先に妻の郷里の広島へ。パパはこれから荷物まとめて神戸に行って、旧友達と一杯やってそれから家族に合流予定。

ろぐの延長で始めようと思っていて、結局そこまで至れていないことがあるので心残りではあるけど、準備は着実に進めようと思う。

来年もよろしくお願いします!皆さんよいお年を!


12/21/2014

妖怪ウォッチとオーネット

北日本や西日本は強い寒気が入って荒れ模様が続いているらしいが、横浜は穏やかで比較的暖かな日曜日だった。

2週間ぶりにウォーキング。冬至を2日後に控えて日の出が一番遅い時期。 土曜日から未明まで降った雨のおかげもあって、水平線付近には雲がたれ込めていて一層暗い朝だった。

臨港パークはまだ午前6時前だったけど、まだ暗いなかで電灯の明かりがあちらこちらに輝き、それが満ち潮で上昇した海面に反射してとてもきれいだった。
子どもは朝からご機嫌である。なぜなら昨日から上映が始まった大好きなアニメ映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン」を、早々に観に行くことになっていたから。

午前11時20分からの上映が、この日3回目の上映なのだそうだ。横浜ブルクはもう親子連れで埋め尽くされており、僕もいずれは連れて行ってあげようとは思っていたけど、まさか2日目に早々と行くことになろうとは。

ママは僕らが映画を観ている間に、コンタクトレンズの交換に行くのだということで、今回はパパと2人で鑑賞。と思ったら座った席の隣に幼稚園のお友だちが、こちらもパパとお二人だった。

映画はテレビ版よりもはるかに長い約90分間で、この手の劇場版の多分に漏れぬ時空を超えた壮大な物語であった。

子どもはじっと画面に見入り、笑い、驚き、感動している様子だった。時折ポップコーンにも手を出し、コーラで喉を潤す余裕もできたようだ。フユニャンは想像通りカッコよかった。面白かったね。

終了後はママと合流してベトナム料理屋さんで遅いランチ。断片的に印象に残ったところから回想してお話を聞かせていた。

やたらと興奮した様子ではなく、映画が本人にとってどのくらい印象深いものだったのかはよくわからなかった。これが素直な反応なのだろう。

関内のディスクユニオンに、このところ傾聴しているオーネット=コールマンの欲しい中古CDが安く出ていることを、前日の夜にたまたまネットで知ったので、それを引き上げることに。

妻子に付き合ってもらって売り場に行ってみると、同じくオーネットで気になっていた別のCDも偶然中古で安く出ていて、予期せぬ数年ぶりの中古CD2枚買いとなった。それでも合わせて1300円なのだが。

レジを担当してくれたお姉さんが子どもにお店のロゴをデザインしたシールをくれたのだが、子どもにはさすがに赤と黒の世界は地味過ぎだったようで、お店を出る時にママに「はい、あげる」 。結局パパが引き受けました、貼る場所ないんだけどね。

クリスマスと年末年始を前に、ウォーキングに子どもに音楽にと、穏やかで有意義な日曜日をありがたく細やかに過ごすことができたというだけのろぐである。

買って帰ったオーネットはいま聴いているけど、ホント素晴らしいねえ。僕もせめて自分の音楽で、このろぐで書いている様な自分や妻や子どもやその他のいろいろなことを語ってみたい。


12/14/2014

宇宙の彼方へ

子どもはプラネタリウムが好きなようで、休みの日なんかに「どこに行きたい?」と聞くと「プラネタリウム」と何度も答える。

ママにせがんでは洋光台にあるはまぎんこども宇宙科学館にちょくちょく連れて行ってもらっている。

最近、そこの出し物でいまが旬の小惑星探査機「はやぶさ2」のお話を聞いてきたこともあって、一時期の恐竜から科学的な興味がこちらに移っているようだ。

もはや事実を確かめようがない恐竜よりは、宇宙に想いを馳せてくれる方が僕は嬉しい。過去にこだわるのはほどほどでいい。

日曜日にどこかに出かけようということで、宇宙関係でいくつか候補をあげて、比較的行きやすい宇宙航空研究開発機構の相模原キャンパスを訪れてみることにした。

淵野辺駅まで横浜線を乗り継いで電車で約40分。そこから寒い冬晴れのもとを歩くこと約20分で無事到着。着くなり正門で記念写真を撮りながら曰く「ここがぼくがしょうらいはたらくばしょだ」頑張ってね。
屋外に展示されている2体のロケットのレプリカはなかなかの迫力です。
あこがれの「はやぶさ」の実物大模型に見入ってます。
「はやぶさ2」の模型もちゃんとありました。僕も仕事で少し縁があるので、聞きかじったプチネタを披露「はやぶさとはやぶさ2の違うところはね...」
しかし今日は日曜日だったので、施設見学はできたものの売店と食堂がお休みだった。お昼ご飯をあてにしてたんだけどなあ。そうすると、向かいの相模原市立博物館にプラネタリウムがあるとのことで、コレ幸いとそちらに向かうことに。

食堂あるかなあと思ったのだけど、喫茶室にあったのは冷凍食品をあっためて出す自販機だけでした。仕方なく焼きおにぎりやたいやきを買って3人で分けることに。

プラネタリウムが始まるまでの待ち時間に展示コーナーを見て回ったのだけど、相模原の町の歴史に関する展示のなかに、町が急速に発展した昭和の高度成長期に関する展示があり、そこにあった市民の方から寄贈されたかつての代表的な食器棚とジューサー・ミキサーが。
おお!この2点はまさに僕の家にあったんだよ!なんか懐かしいやら両親のことをふと想い出して、妻子に隠れてちょっとうるっと来てしまいました。

プラネタリウムはちょっと設備が古い感じだったけど、リラックスできるいい内容でした。星座のお話はあんまり好きじゃないんだけどね。

その後、ボランティアのおじいちゃんおばあちゃん達が頑張る、紙芝居や折り紙、割り箸ゴム鉄砲なんかを作る体験コーナーを楽しんで、のんびりとした時を過ごしました。

結局午後3時過ぎまで館内で遊んで帰路に。しかしちょっぴり疲れたしお腹は中途半端にすいてるしで、往路で通りかかった時にちょっと気になったマンマパスタ相模原店を見て妻が「ケーキもあるみたいだし入っちゃう?」となって入店。

結局ここで、赤ワインのデキャンタに、マルゲリータピザ、トマトソースペンネ、デザート盛り合わせにジャラード盛り合わせも頼んで、コーヒー2つ!となってしまい、早い夕飯(まだ午後4時前でしたが)とお茶を兼ねてすっかり寛いでしまった。
横浜はあんまり星空を眺めるにはいい場所ではないけど、小さな天体望遠鏡でも買ってみようかな。確か親父が天体望遠鏡を買ったのも、僕が4つか5つの時だったなあ。


12/07/2014

音楽のことを少し

今日は音楽についていまの僕のなかにあることを少しだけ書いておきます。

先週は2つの呑み会がありました。どちらも話題の中心は音楽のことで、呑んだ相手は僕とそれほど大きく年の変わらない人たちでした。

ひとりは最近アナログ盤で1950年代を中心としたモダンジャズを聴くのが楽しみなんだそうです。彼は一時期現代音楽なんかにもハマっていたりして、私とはいま一番深く音楽の話をする呑み友達かもしれません。

J.R.Monteroseとか、Sonny Crissとか、Claude Williamsonなんて、しばらくこちらの日常からは完全に姿を消されていた人の名前がいくつか出てきて、僕としては久しぶりだなあと懐かしむ一方で、そうは言っても結構そうした音楽を覚えているものだなあと我ながら感心したりもしました。

J.R.は残念ながらあまり思い入れもないんだけど、Crissは"Saturday Morning"、そしてWilliamsonは"Fabulous!"、この2つは外せないよ、と、自分のお奨めはしっかりお伝えしておきました。どちらもこの週末に久しぶりに聴いてみたけど、やっぱりいいよね、うん。

もうひとつの呑み会は、最近お仕事でお世話になった2人で、どちらも何か気になるところがあったので、仕事関係ではほとんど呑みに行かない普段の僕の方から、ちょっとお声がけしてみたのでありました。

呑みながら少し自分の趣味とかの話になったので、僕が自分と音楽に関する話を少ししてみると、そのうちのひとりが出し抜けに「実は私はですね、家に30台くらいシンセサイザーがあるんですよ」とか始めてくれて、ああ、この会をやってよかったなあと思ったのでした。

これもまた日常からは長らくいなくなってしまっていた、冨田勲の「惑星」の話になったりして、彼が興味深いお話を聞かせてくれたのでありました。

これも聴いてみたくなったんだけど、もの入れのダンボール箱に眠っていることが分かり、これを取り出すのがもはや難題になっていたので、この週末は諦めました。

どちらの席でも、僕が最近どんな音楽を聴いているか、割とすんなりとお話しすることができたのですが、少し前からこのろぐでもちょっとまとめて書こうと思っていることについての、頭の整理にはなったかな。

最近、ろぐであまり音楽の話を書いていません。前回はももクロのことを書いたけど、別に毎日彼女達の歌を聴いているわけじゃないですよ。朝晩の通勤や夜の一杯で聴いているのは、いまはほぼ100%「フリーミュージック」になってます。

でもここ一年ほどの間で聴き方と言うか、そういう音楽に向かう姿勢とでもいうのかな、それがちょっと変わって来たのです。もちろん、以前よりも、より深く聴く様になったといえばそうなのですが、それには別の理由があるのです。

だけどその「理由」についてはいまは 書きません。ただ、その理由の故に、何か気に入った作品ができたとして、その演奏のこういうところがこんなふうに素晴らしいとか文章で書くというのとは違う、別の表現につなげていきたいと思う様になったのです。

だからいい作品には次々と出会ってはいるのですが、その感想を書くみたいなことではない、別のことをこのろぐでやりたいと思っているわけなのですが、そのことを試してみようと思えば思う程、どんどん底が見えない状況になって、これはとても簡単なことじゃないなあ(当たり前なんだけど)となってしまっているわけなのです。

50才という節目を迎えたことも、その大きなきっかけになっていますし、仕事のこととかもやっぱり関係はあるのだと思います。だけどもう一つはっきりして来たのは、そのことがなにも突然変異的に心の中に発生して来ているのではなく、僕のなかでは楽器を演奏し始めた中学生の頃から、ある意味で一貫性のあることなんだなということに気づかされることにもなりました。

そのことを自分なりにコントロールしようとして、アクセルよりもブレーキをずいぶん使って来た様にも思います。その理由は、やはりそういう音楽に対して自分のなかである種のカミングアウトとでも言うんでしょうか、何か遠慮とか懸念する部分が何方かと言えば音楽とは直接関係のないところであったのだと思います。

この2ヶ月ほどの間で一番ヘビーに聴いているのは、Joe Morrisです。以前から好きなアーチストでしたが、自分の姿勢がこうなることでそれが一気に加速しました。というか、僕がこうなることに導いてもらえたのは彼のおかげだなんだと思います。

ちょっととりとめのない感じになって来たので、今日はこのくらいしておこうと思います。 これからも少しずつ書いていければと思ってます。

そうはいっても、前半で出てきたこの下に掲げた音楽も素晴らしいですよ。是非聴いてみてください。