9/12/2012

始発電車でヘッドフォン交代

先週はまた毎日早出で5日間。いろいろ重なって週内に決着をつけられず、週末に持ち越し。しかし、(まあこれは僕が悪いのだが)やっぱ家では仕事できないね。日曜日の夜に少し整理をして作るものの目処を付けるにとどまった。

そんなわけで週末の更新は遅れてしまいました。すいません。

その仕事の締め切りは月曜日の朝9時半からの、エラい人との打ち合わせに間に合わせること。一か八かで朝3時半過ぎに起床。始発電車に乗って朝5時過ぎにオフィスに入り、そこから3時間かけて8枚の資料を仕上げることで、なんとか30数ページのものをまとめることができた。

初めて職場から日の出を拝んだ。この朝は空気も澄んでいて朝日はとてもきれいだった。仕事はなんとか形をつけることができた。後でほころびが出るのだが。

昼前には睡魔がもわもわと降りて来て、お昼に何を食べたのかいまとなっては思い出せない。それでも、この日は夜にお楽しみがあった。それについてはまた次回。

朝、始発電車を降りたところで、愛用のヘッドフォン(ゼンハイザーのCX-300)の左側から出て来る音がブツ切れになった。夕方仕事を終えて、会社を出たところで試してみたら、もう左側からは完全に音が出なくなっていた。ケーブルが切れちゃったみたいだ。これはもう直せない。

次の日に量販店のヘッドフォン売り場を少し覗いてみたのだが、いまこういう売り場ってスゴいのね。ホントいろいろな種類のものが置いてある。だけど結局お店では買えなかったよ。

家に帰ってアマゾンで探したら、同じものが1999円で売られていた。これはもう生産中止になっているみたいで、CX-300-2というのがあるのだが、そちらは5000円くらいする。僕は迷うことなく同じものを買った。

ケチ?お気に入りがその値段で買えるなら、こんないいことはないじゃないか。新しいものはきっとイイに違いないけど、そのイイがいま僕がどうしても欲しいものとは限らない。これはもう何回も経験した。

アマゾンの商品ページで「お客様はこの商品を2006年11月○日に注文しました」と出ていた。3年くらい使ったのかと思ってたら、もう6年近く使ってたんだね。いやあご苦労様でした。これはもう天寿全うといっていいだろう。6年経ってまたお買い上げです。

ということで、品物が届くまでの間は、通勤時の音楽をガマンするという手もあるのだが、月曜日夜のお楽しみのおかげでそうもいかず、仕方がないので自宅で使っている、同じゼンハイザーのHD760というオープン型の高級ヘッドフォンを持って出かけることにした。

ヘッドフォンにはオープン型と密閉型の2種類がある。読んで字のごとく、耳の穴を塞ぐヘッドフォンが、外の音をある程度通すか、ほとんど通さないかの違いである。どちらの音がいいということではなく、それぞれに一長一短はある、そういうものだ。

だけど世の人には、そういう区別があるということも知らずに買って使っている人も多いと見受ける。当然ながらオープン型はヘッドフォンで鳴らす音も外に漏れやすい。そのことを知らないで大きな音を出して、周囲の人に迷惑をかけているのはよく見かける。

外の音もある程度聞こえるので、家の中などある程度静かで、周囲の人が話しかけて来た時に気づけるようにしておいた方がいいところで使うには向いている。ただ、通勤電車の中でははっきり言って音楽に集中できない。特に音の大小が激しい音楽(僕の好きなフリー系とかクラシック系はその代表だろう)を楽しむにはまったく向いていない。

そのことを今回は思い知った。確かに音はいい(それなりに高いヘッドフォンだしね)けど、電車がトンネルに入ったり橋を渡ったりすると音楽はほとんど聴こえない。仕方なく、音量が比較的一定しているトム=ペティーとかももクロを楽しんで、本当に聴きたかった音楽はガマンした。

とまあ、どうでもいいことなんだけど、突然訪れたヘッドフォンとのお別れのお話でした。

しかし、早出はもうリズムが結構身に付いちゃったかな。朝は自然に5時前に目が覚める。やっぱり電車が空いているのはいい。朝誰もいないオフィスもいい。

だけど、子どもがまだぐっすり寝ていて、寝顔にチューして「行ってきます」というのは悪くないけど、「いってらっしゃあい」と手を振ってくれたりチューしてくれないのは、やっぱり寂しいなあ。家族だからね。


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