6/10/2012

体力と自重

先週末の出来事を少し。

土曜日の早朝に大さん橋までウォーキング。海上保安庁の巡視船が基地に集結しているのを眺めながら、1万歩のコースを歩いてしっとりと汗をかく。まだ本格的な暑さにはほど遠いが、忍び寄る蒸し暑さのイントロは十分に感じた。

日中は子どものプール教室に妻とママ友に混じって見学。お昼は最近お気に入りの洋食屋「山田屋ホームレストラン」で。ここはホントいいお店です。ウマいヤスい。お近くにお越しの際は是非!

その後は赤レンガ広場で開催されていたイベントなどをうろうろし、妻が元町のチャーミングセールを覗いて行きたいというので、僕が寝てしまった子どもを自転車で家まで乗せて帰ることに。

子どもの入園と同時にブリヂストンの電動自転車"HYDEE.B"を買っていて、これが目下の妻の愛車になっている。それを僕が運転して元町中華街駅から港の見える丘公園に登って、外人墓地から山手通りを経て横浜根岸道路に至る道を走って帰った。

電動自転車は乗ってみるとこれは大変な発明だと感動する乗り心地なのだが、朝のウォーキングの疲れに加えて、港の見える丘公園に登る谷戸坂の勾配+眠りこけて船を漕ぐ子どもが醸し出す重心バランスの変則移動もあって、坂を上ったところで早くも両足の股が悲鳴を上げた。

しかしながら、久々に車道に出てよみがえったバイクに乗っていた時の感覚で、歩道を自転車で走るのはとても危なっかしくてやっておれず、車道の真ん中をバイクさながら山手の外車軍団に混じって疾走。路上の緊張とスリルと体力消耗でこれまで味わったことのない15分間を経験した。

いま考えれば子どもを後ろに乗せてずいぶん危ないことをしてしまったと反省なのだが、路上に出てしまった以上なんとか無事に帰らねばという思いもあった。

電動自転車の発進時の加速はそれなりのもので、信号待ちのときなどは一般的な自動車が発進する際の加速と大差ない。というかバイクに乗っていた自分でも違和感がないのである。これは本当に驚き。

だからといって調子にのってスピードを上げて行くと、あまりに軽い車体と速度のアンバランス(加えて何も知らず熟睡する子どもの揺れる大きな頭!)で、おもわず両手でハンドルを抑える。

まあなんとか家まで自転車を降りて押すことなくたどり着いたが、その時の両足の疲労と心臓の鼓動と来たら、大丈夫か?僕、という感じだった。このまま動悸がおかしくなってどうかなってしまうのではと不安になった(大袈裟ではなく)。

あらためて妻は毎日大変だなあ(まあそんなに疾走しないだろうとは思うが)ということと、自分の体力と歳を感じずにはいられなかったわけであります。

子どもは家についたらお目覚めだったが、パパの運転中に起きていたらたぶんちょっとコワかったのではないかなと思う。とりあえず今回は寝ていてくれてよかったのか。

自転車は便利だし、電動自転車はなおのことだが、坂の街での暮らしにはそれなりの体力も必要だとあらためて感じた次第。歩くのとは使う筋肉が全然違いました。




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