11/06/2011

フリーにワンカップ

文化の日で始まる飛び石連休の真ん中を有給休暇で埋めて長い休みにさせてもらった。職場のボスが海外出張ということもあって、そうする同僚も多かったようだ。概ね好天に恵まれ、横浜で子どもと一緒に過ごすことが多かった。

前回に書いた通り、音楽は何度目かわからないブラクストンブームに始まるフリー祭りが続いている。アランの店で買った4枚もまだ届いていないというのに、さらにアマゾンのマーケットプレースを利用して数枚のCDを取り寄せることにした。

製造業に勤めるものとして円高は困ったものだが、こうしてCDを買い集めるには、インターネットの恩恵と合間って、以前ではとても考えられないような相乗効果がある。

国内の関係者の方々にはまったくもって申し訳ないのだが、いまや中古CD1枚を購入するにも海外から取り寄せた方が安く確実に欲しいものが手に入る。もちろん送料を含めての話だ。

職場では円高は困るという主旨の資料を作っておきながら、自宅では大喜びでCDを買い漁る。家と会社の二面生活はなかなか解消しそうにない。

もっとも円高は決して恒久的なものではないから、これがあるうちにせめて個人で享受できるメリットは楽しんでおくべきだろうと思う。次に「円安」という言葉がメディアにあふれることがあるとすれば、それはかなりヤバイくらいに困った状況になるかもしれないのだから。

円高とともに世間を賑わせているTPPにしても、国内の事情どころか関係国の事情も正直よくわからないところはある。しかしいまの状況が、中途半端な「開国」では、国の経済システムが持たないということを示唆しているのは明らかだ。もちろん農業に限ったことではない。

ただそれを考えるにも、日本にとって海外とはアメリカのことだけではない、ということも少し知っておく必要がある。そのアメリカの立場も少しずつ変わってきている・・・新しい頭の中ではもう少し深く考えているつもりなのだが、この程度にしておく。

さすがに朝晩はかなり冷えるようになり、ビールやハイボールのような炭酸系の冷たいお酒が持つ清涼感も有難味がなくなってきた。5日ぶりの仕事を前にブルーな夜だが、昨夜同様にフリーなサックスを聴きながらワンカップで残された休日をくつろぐことにする。コンビニで売っていた「ワンカップ大関上撰季節限定秋あがり」はなかなかイケますよ。

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