7/04/2010

ジャスミン

久しぶりに顔をあわせた人達との飲み会あり、一年間一緒に活動を続けて来た人達との最後の締めくくりありと、いろいろあった一週間だった。週末にそれらが続いたので少し疲れてしまい、大きな口内炎ができてしまった。

子供は子供で、妻の実家においてあったジャングルジムとすべり台を組み合わせた遊具が送られて来て、毎日それでトレーニング?にはげんでいる。たいした高さではないのだが、何度か転落をおこしては大泣きしている。部屋の中を走り回っては時折転倒して顔をぶつけて泣くのも相変わらず。子供にとっては新しいお楽しみと、親にとってはひとつの喜びと気がかりががまた増えたというところか。

少し夏バテ気味なのか、何でももりもり食べていた少し前とは違って、味が淡白なものやパサパサしたものをいやがる様になった。妻が献立と食べさせることに苦労している。まだ好き嫌いと言えるようなことではないので、あまり気にはしていない。子供の好き嫌いは親の恥だ。

さて、このところ家では、キース=ジャレットとチャーリー=ヘイデンによるデュオアルバム「ジャスミン」をよく聴いている。この2人が、キースの自宅のスタジオで最近録音した作品ということで、当然それなりの期待があり、それがそのまま作品として世に出たという感がある。

期待のベースとして、2人のこれまでの演奏家としてのキャリアの他に、数年前に同じく自宅のスタジオで収録されたキースのピアノソロ作品"The Melody at Night, with You"の存在があるのはもちろんである。そしてその期待はまったく自然に受け入れられたのである。

キースの多様な音楽作品に対してはいろいろな嗜好があると思うのだが、"The Melody..."については、ほとんどのリスナーがその素晴らしさを認めるものだろう。だからといってそれを彼の最高傑作とするかについては、必ずしも意見の一致を見ないであろうところが、またキースらしいところだと思う。

ということで、キースのこれまでの作品を振り返って、少し自分なりに考えていることをまとめてみようと思ったのだが、ちょっと今夜は疲れてしまったのでそれは次回に回して、今夜は貴重なひとときをゆっくり音楽と酒で過ごさせていただくことにしたい。

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