7/14/2008

あれから一年

この週末、父親の一周忌をお祈りするために和歌山に帰った。暑い日曜日、法事は無事にすんだ。前日には母方の親戚が一席持ってくれた。こうして親戚が集うのも、貴重な機会といえばそうかもしれない。

とにかく仕事が忙しく、いろいろな種類のやらないといけないことが積み上がっていて、気持ちに余裕が持てない。加えて、とうとう本格的な蒸し暑さがやってきた。開放的な格好で会社に行きたいところだが、やっぱりそうしたことがはばかられるというのは、なにがしか窮屈なものだ。

父がいなくなって1年。僕はこの間もやはり前に進んだと思う。何も変わっていないと嘆きたい気持ちもあるが、実際にはそうではない。ただ前に進んだはずの自分にはやはり満足というかどこか納得のいかない部分がある。

僕は何かをした様でもあるし、何もしなかった様でもある。そんなことを振り返ってもしょうがないのだろうと思う。ただもう少しじっくりと何かをやりたいのだろう。ある技にもっと長けたいとも思うし、人を育てたいとも思う。何かを持った人と出会いたいとも思う。そういう思いとは裏腹に、日々は過ぎてゆく。

しばらくこの余裕のなさが続きそうだ。

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