8/12/2018

マイルス・デイビス「アガルタ」「パンゲア」

先週金曜日から一足早い夏休みに入りました。今年は10連休になります。

製造業はかつての工場休業の名残でこういうお休みが長いのがありがたいところです。

そうはいっても仕事はイマイチすっきりと片付かず、消化不良のままお休みに入った感もあります。

休み前に会社を去る際にエレベーターホールからの眺め。これから心の晴れ間も大きくなりそうです。


明日からのお休みを前に、出向で上京してきてる兄と銀座のビアホール ライオンさんで一杯やりました。

日本最古のビアホールと言われる銀座7丁目の1階に足を踏み入れたのは実は初めてでした。ホールの一番奥に陣取って兄を待つ間、壁面の見事なタイルアートを眺めながら、たまらず琥珀エビスでフライングの一杯。


午後6時に着席した際にウェイターから「名物ローストビーフが7時半に焼き上がります。ご予約いかがですか」と勧められ、兄と相談して注文しました。


そんなに手間かけるのかとは思いましたが、やはり美味しかったです。兄は待ちきれずに7時前におつまみステーキを注文してましたが(笑)。そっちの方が高いんだよ、きみぃ。



お休み初日の金曜日は、子どもの夏休みの宿題である工作の基本構想を手伝いました。これがまた難題でして...。

土日は嫁さんと子どもが野球チームの合宿に1泊2日でお出かけし、僕はいつもの週末みたいに自宅を中心にのんびり過ごしています。



この一週間ひたすら聴きまくったのが、マイルス・デイビスの1975年2月の大阪フェスティバルホールでの公演を収録した「アガルタ」「パンゲア」です。

いわゆる「エレキマイルス」は大好きでしたが、この2作は正直なところこれまでずっと距離を置いてましたね。今回初めてじっくりと当日昼夜2回分のライヴ演奏、合計230分間の音楽に向き合うことができました。

この作品が当初不人気だった理由の一つは、たぶんこれらがまったく編集されていないことだと思います。

しかしひと度この世界に浸ってしまうと、他の編集された作品が物足りなく感じられてしまいます。なんかデッドのライブアルバムに通じるんだよなあ、この感覚。

興味のある方はウィキペディアにこのアルバムにまつわる詳細な記述がありますので、ご一読ください。

素晴らしいプロジェクトワークですね。みんな凄いけどマイルス以外でMVPを選ぶとしたら、音関係ではソニー・フォーチューン、音以外では横尾忠則かな。

そうそう、「アガルタ」のアートワークですけど、CD版のはいただけないですね。是非ともオリジナルLP版をご鑑賞ください。


やっぱり歳とって心がたるんでくると、こういうの受け入れられる余裕というか隙間ができてくるのかなあ。


夏休みのおともにこの2作はもちろんですが、加えて最近発売された2つの作品をダウンロードで購入しました。楽しんできます!


(おまけ)

ああそうそう、丹沢の硝子工房で作った家族3人のグラスが届きましたよ。左から僕、子ども、ママの作品です。


ガラスに色を混ぜ込んだり、気泡(重曹で作るんだそうです)を入れたりするのもよかったんだけど、僕はあくまでもお酒飲む前提で白くしました。僕のはちょっと側面が歪んでますが、まあ持ちやすいということで(笑)。


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