4/10/2016

花見の音楽

春爛漫。いろいろなところに残る満開の桜の面影をたどったような週末だった。

子どもとキャッチボールに出かけた根岸森林公園にある通称「モーガン広場」にて。ここの桜はまだ満開の状態をなんとか残してくれていた。

みなとみらいの汽車道沿いに植わっている桜の花が散って、海のうえで綺麗な模様を描いていた。

音楽は相変わらずグレイトフル・デッドを通勤時にはほとんど毎日聴いている。ディスクは増殖中。自宅でくつろぐ時にもデッドの映像を眺めたりして、主要な映像作品を集大成したボックスに投資しようかという気になっている。

何か一つお奨めをと聞かれたら、いまの僕なら"Sunshine Daydream"がいいと思う。1972年にオレゴンで行われた野外コンサートの模様を収録したもので、ゴキゲンの演奏が3枚のCDにたっぷり。

さらにボーナスディスクとして、この日の演奏の一部と関連する映像をドキュメンタリーにまとめたDVDが付属していて、これがまた最高である。詳しくはまたの機会にと思うが、この時代のカルチャーが持つ圧倒的なパワーを感じる。

デッドを聴いていると、時折これまで聴いてきたフリー系の作品が聴きたくなる。僕のなかでは理由は非常に単純で、それらがしっかり一つにつながっているから。

金曜日に1週間の役務から解放された家路の電車の中で久しぶりに聴いたアンソニー・ブラクストンの"For Alto"は、やっぱり途方もなく素晴らしかった。

いろいろあって残念ながらのんびりお花見を楽しむことはできなかったけど、いい音楽を聴きながら時折目に入る桜を心で楽しむことができたかな。

(おまけ)
2週間ぶりに海の公園まで自転車でひとっ走り。20度以上の陽気でいい汗かいて海を眺めてちょっとのんびりできるかなと思ったら、潮干狩りの人たちでこの有様。うかつにも紫外線対策を忘れてしまい、顔が日に焼けた。

赤レンガ倉庫の近くにある広場にも、春の花々が非常に手の込んだ花壇に仕立てられていて見事だった。


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