6/21/2015

lapse of the rough

ひとやま越えたはずなのだが、こまごまとした雑務に加えて次の用件も顔をのぞかせ始め、何とも落ち着かないまま1週間が終わる。朝晩は音楽も聴かずに3人の数学の天才の物語に目を通した。

金曜日にはようやく少し隙間が見えたので、早々に会社を後にしたのだが、20数年前に一緒に同じ職場に配属になった同僚が会社を去るので挨拶をと言われていたのも失礼してしまった。

入社後程なくして別々の道を進むことになったのだけど、彼は彼で思うところがあったのだろう。おそらくは彼の表情のなかに浮かぶ清々しさをあまり認めたくなかったのは間違いない。

土曜日は、自転車を点検してもらうために、港北にある買ったお店まで往復した。スマホの計測によると38kmくらいの行程だったけど、復路の途中からちょっとだけ膝の痛みが出た以外は何とか楽しみながら走ることができた。

しかしやっぱり都会の幹線道路は自転車で走るには危なすぎる。一部の自転車乗りのことだけを考えて中途半端なままに作った制度に併せての、いまある道路の見直しはおそらくは完全には無理であり、今後起こりうる様々な事故案件に対して、そうした曖昧さを温床にする人たちが商売をすることになるのだろう。

暑さが空気を支配し始めた真っ昼間の臨港パークで水を飲んでひと休み。


日曜日は朝からぐずついたお天気だったけど、子どもの自転車を本牧にある自転車屋さんで点検に出すのを、僕も歩いて付き合うことに。

お昼ゴハンに子どもと入った小港のアロハカフェ。休日のライチタイムは相変わらず閑散としている。子どもには窓際に据えられたビリヤード台が珍しいらしい。


近くの公園にちょっとし丘を思わせる一角があり、子どもはそこで自転車に乗って少し山の気分を味わった。

夜は父の日ということで、石川町の沖縄料理屋でまだ経済力のない子どもに代わって妻がごちそうしてくれた。ありがとう。

唐揚げもお刺身もゴーヤチャンプルも美味しかったけど、一番美味しかったのは地元横浜の生野菜の盛り合わせだった。茄子も蕪も生で食べるのは気分的にも旨かった。

そんな野菜達に比べても、何の業もないざらついた自分のすべてを認めながら生きることの...。


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