やっとこさゴールデン・ウィークに入った。今年は10連休という豪華版。会社の状況を考えるとそんな場合かね、という雰囲気は従来以上であることは間違いない。
連休直前まで、部門の中核的業務が大きな山場であり、多くの人を動員しながら長い期間をかけて準備を進めてきた。僕も少しはその手伝いをしたわけであるが、結果的にその仕事はなんとも後味の悪い形で区切りをつけることになってしまった。
誰が悪い、何が悪いについては、ぼんやりしているようではっきりしている。つまるところある意味いちばん悪い結果だったのかもしれない。まあこれについてはもう一区切りついてしまったと割り切るしかないのだろう。
さて、仕事が10連休といっても、子どもの幼稚園なんかはもちろん暦通り。なので家族いっしょの休みは前半の3連休と後半の4連休がメインということになる。
今回は前半3連休に、僕が生まれ育った和歌山に行き、父の実家やお墓にお参りした後、小学校時代からの付き合いである友人の実家を尋ねたり、友人のご家族と会食をしたりというひとときを過ごさせてもらいつつ、そこからいろいろなところを巡ることになった。
今回は写真でその小旅行の様子をダイジェスト。
新幹線を降りて和歌山方面に向かう、新大阪駅12時ちょうど発のくろしお号が出発するホームの反対側に、トワイライト・エクスプレス札幌行きがやってくる。もちろん外から眺めるだけだが、これだけ至近から見る機会もなかなかないもの。いつか乗ってみたいね。
くろしお号で父の実家を訪れ、久しぶりにお墓参り。「ここはなあに?」と聞かれて説明はするものの、じいちゃんばあちゃんは1人だと思っている子どもにはどこまでわかってもらえたか。お久しぶりです、父さん母さん。家族3人元気だよ。
このろぐにもちょくちょく出てくる幼馴染みのご実家を訪問。今回はお世話になってきた彼のご両親に家族で面会するのが目的。3年前から飼い始めたという犬のレアちゃん共々、家族総出で暖かく迎え入れてくれました。ほんの短い時間でしたが楽しかったです。
続いて、そこから車で3分ほどのところにある、別の幼馴染みのご実家に。こちらは彼とご家族4人と彼のご両親にもお目にかかれました。少し前に立てた新居(デカ!広っ!)の庭にある鯉のぼりをおろす作業を見学。
高校2年生までの17年間、何度も乗り降りした初島駅から電車でこの日の宿をとった和歌山駅へ。
この後、幼馴染みのご家族と和歌山駅前の海鮮料亭「銀平」で会食。楽しいひと時でありました。外食をあまりしないというお子様たちはここぞとばかりに注文しまくってましたが、お会計は大丈夫だったでしょうか。
次の日は、子どもお待ちかねの和歌山電鐵の旅です。
一番楽しみにしていたおもちゃ電車が、定期点検のため運休期間中ということで、今回は前回点検中だった「いちご電車」を初体験。乗る楽しみをよく考えたこの鉄道、やっぱ社長は素晴らしい天才です。是非とも末永く続いて欲しいものです。
向かった先は終点貴志駅から歩いて15分ほどのところにあるイチゴ園。連休で客足が増えたのでこの日のキャパに間に合うかどうか、かなり微妙なタイミングでしたが、昼前に残り10名を切ったところで滑り込みセーフ!
やや小粒ではありましたが、ちゃんと土で育った甘ーいイチゴをたっぷりいただきました。おいおい、それはパパのイチゴだよ。
帰り途に田植え前の田んぼに咲いていたレンゲを使った一芸でありやす(笑)。
どこかでお昼でもと思ったら、急に目に入ってきたのが、懐かしい玉林園さんの「グリーンコーナー」の貴志川神戸店。こんなところにあるとは知りませんでした。
妻も興味を持ったらしくさっそく飛び込み、焼きそばとやさいラーメンとおにぎりと、もちろんグリーンソフトもしっかりいただきました。どれも美味しいです、大満足!和歌山電鐵で貴志駅まで行かれた方は是非!
帰りはたま電車であります。外装内装ともかわいいねえ。貴志駅には二代目駅長「ニタマ」の姿も(熟睡中でしたが)。
車窓から見える景色で子どもがどうしてもというので、また交通センター駅で30分間だけ下車。交通公園の遊具でしばし遊びました。こどもの日も近いということで、すべり台には元気に鯉のぼりが泳いでました。
タイヤを積み上げた遊具もかなりゆっくりでしたが頑張って登りきったね。しかしこのとき既に気温は20度を超えて汗ばむ陽気に。
何気に乗せた電動ゴーカート。あれっと思ったら一人でハンドルを握ってアクセル踏んで走ってました。予想外のハンドルさばきにビックリ。脇見運転でのコーナーリングもなぜかバッチりです。自転車に乗れたことがこんなところにも影響しているんだね(?)。
この日は、ここから県境を超えたところにある犬鳴山温泉にあるホテル紀泉閣さんに向かって1泊。かなり古いところで、ネット上のレビューなんかも微妙な感じではありましたが、結果的にはなかなかよいお宿でした。
温泉宿マニアと言えるほどの経験はないけど、実際に泊まりながらレビューの内容を思い出したりして、いろいろ思うところはありましたね。
詳しいことは書きませんが、やはり何事も求めすぎるのはいけないのだと思います。提供側からすればお客様第1は基本だけど、利用する側からすれば、居心地のよさとは決してお金で買うものではないということ。その最大公約数に商売は成り立つのだと思います。
犬鳴山温泉での一夜を楽しんだ翌日は、あまり具体的な予定を立てていなかったのですが、妻の希望もあって吹田の万博公園に足を伸ばしました。
これ、関西に住んでたらまず出てこない発想だと思います。なんせ犬鳴山からバスと在来線3本を乗り継いで2時間の旅ですからねえ。しかもその日の夕方には新幹線で横浜に帰るわけですから。かなりの強行軍で子どももぐずぐずでしたがよく頑張りました。
昼過ぎにようやく着いて、岡本太郎先生作の「太陽の塔」の前でパチり。大学卒業以来久しぶりに間近で見ましたが、やはり素晴らしい!圧巻!来てよかったです。
広い園内はとても2時間ちょっとでは廻りきれないわけですが、おもしろ自転車公園とか、そのとなりの大型遊具「やったねの木」を中心に子どもは大喜びでありました。キリンさん型自転車に苦闘する子ども。ちょっと足がまだ届かないかな。
いろいろな遊具を次々に遊んで、芝生の広場でとうとうバタン。そりゃ疲れますわなあ。時間もいい頃あいだし、そろそろこの3連休の旅もおしまいですね。明日は幼稚園だよお。
太陽の塔は3つの顔があります。ひとつは真ん中の大きな灰色の顔、そしててっぺんの黄金の顔、それから?
意外に知らない人が多いと思いますので載せときます。3つ目は背面に大きな影の顔があるんですよ。売店で土産代わりにやった岡本太郎作品のガチャガチャはなかなか秀逸なものでありました。2つ買ってしまいましたよ。
ということでいままで以上に移動距離が長かった今回の旅はおしまいであります。楽しかったあ。
最後は歩けなくなったので僕が肩車して、太陽の塔をバックにパチり。まだ笑顔には余裕がある様ですが、新幹線のなかではよく寝てくれました。僕もビールを2缶呑んでうとうと。
家に帰って、まだ7日間も休みがあるのかと信じられない気分ですが、この休みを機にこれからの人生のことを少し考えて、できることは少しずつ始めてみようと思ってます。今日はさっそく...まあやめときましょう。岡本先生からはいい刺激をいただきました。忘れちゃいけないですね。
4/30/2013
4/21/2013
マディで夜ごはん
土曜日の夜、妻が以前勤務していたところでのお友達と夕食を楽しむという。なかなか無い機会だろうからどうぞどうぞと見送ったものの、この週末はずいぶんと寒かった。
スイミング教室帰りの子どもを妻から引き受け、ちょっと山下公園の方まで歩いてみたものの冷たい雨が降り始めて、傘を持っていなかった僕たちは、夜ご飯のことを何も考えないまま、早々にバスで帰宅した。
家に帰っておやつを食べて、おもちゃで遊んだりテレビを視たりした。録りためてあった「楽しいムーミン一家」のなかの「ニョロニョロがぞろぞろ」を視た。ニョロニョロ好きにはたまらないお話である(ちょっとナウシカっぽいけど)。
そうこうしているうちに夕方5時半になった。外は相変わらず冷たい雨。家にある残り物で何ができるか考えようか、それとも近場に何か食べに行くか。
子どもに問うたところ、天気のことなど気にもしていないらしく「パパとおそとでたべたい」という。うーん「ほうちゃん」は先週行ったばかりだし、鳥京さんはこの天気だと歩くのはちょっと辛いし、だいわさんも2人だけで座敷を占有するのも忍びないしなあ。
そのとき遠くから聞こえてきた電車の音がある情景に重なり、いままで考えてもみなかったアイデアが浮かんだ。それは駅近くのバー「マディ」。カウンター以外に窓際に小さなテーブルがあって、その窓からは山手駅に出入りする電車が同じ目の高さで間近に見える。
マディ...バーだよなあ。そんなところに子どもを連れて行っていいものだろうか。食べものって何があったっけ。食事目的で入ったことなどはない僕には、他のお客さんがパスタかなんかを食べているかすかな記憶がある程度だった。
開店は6時だからそのタイミングで行けば、このお天気だし他のお客さんはまだ来てないだろう。もしいたら諦めて他の洋食屋さんにでも入ろう、そう決めた僕は子どもに「よしちょっと雨が降ってるけど、お外に行くぞ」と促した。
外は一層に寒くなっていたけど、子どもは大喜びである。出てすぐに近所の奥さんとすれ違ったが、まさかバーに行って来ますとは言えない。
三角形のらせん階段を登りながら、子どもは「このかいだんはどおーして...」と不思議そうだった。幸いまだ他のお客さんの姿はなく、マスターは快く店の中に僕と子どもを入れてくれた。
窓際の席に陣取りながら、やっぱり椅子が高いなあ大丈夫かなあと心配しつつ、先ず食べもののメニューを確認。マスターは「うちはつまみのメニューしかないですからねえ」とご謙遜。
結局、チーズの盛り合わせ、フィッシュ&ポテト、ミートソーススパゲティの3品を注文。忘れずに僕のギネスも入れてもらった。
子どもは薄暗い店内でカウンターだけという見たことのない店内の雰囲気に、幾分緊張気味のご様子。目の前を電車が通っても、ちょっとまだぎこちなく電車と店内を半々に観察している。
チーズ盛り合わせは4種。カマンベール、ゴーダ、スモーク、そしてレーズン入りのチーズに、クラッカーが数枚。
スモークチーズを指差したので渡してやると、いきなり口に一切れ放り込もうとするので、少しずつ、クラッカーと交互にかじるんだよと教えると、一丁前にそうするのだがほとんど5秒ごとに交互にパクつくのでそうそう時間は持たない。まあ仕方ないか。
スモークチーズとレーズン入りのが気に入ったようで、一切れ食べ終わるごとにリクエストがやってくる。クラッカーは当然すべて子どもに捧げた。そうこうしているうちにマスターが大急ぎでフィッシュ&ポテトを揚げてくれた。
ここで僕のギネスはなくなり(ハーフパイントですよ念のため)、バスペールと子どもにはオレンジジュースを注文。ようやく子どもも店の雰囲気に慣れたのか、表情がちょっとくつろいできたが、やはりお話する声は控えめであった。こんな子どもでもやはり察するものがあるんだろうなあ。
まあ変な安いチェーン店で食べるよりはよっぽどちゃんとした食べものがいただける。ミートソーススパゲティは、想像していたよりもはるかに美味しく、これはまた食べにきてもいいなあと思った。子どももさすがに満腹、そりゃそうだろう。
僕はバスのおかわりを注文しながら「やっぱりペースが早くなるねえ」とマスターに話すと「そうですかねえ」と彼も苦笑していた。子どもにもいろいろ話しかけてくれ、いつもと違う(当たり前か)一面をうかがうことができた。
いきなりマスターが「チョコ食べる?」と言ってくれて、もはや僕の顔色をうかがうまでもなく「たべるう」とか言っている。チョコってアレだよなあと思っていると、銀紙に包まれたハーシーズの大型キスチョコがマティーニグラスに盛られて登場してしまった。
こんなガッツりチョコを子どもに食べさせたとわかったらママに怒られると思ったが、当の本人は興味津々で「これがチョコお?」とすーっと手を伸ばしてつまみ上げている。仕方ないので「ひとつだけだよ、少しずつかじるんだよ」とあっさり許可。
冷蔵されていたハーシーをかじるのにはかなり難儀していたが、その味に取り憑かれたように指先をチョコだらけにしながら貪っている姿を見て、これはもう潮時だなと思いました(笑)。
「それ食べたら帰るよ」と言うと、子どもは残ったチョコに目をやり「もらってもいいの」と小声でささやくので、僕は「おじさんにきいてみなさい」(もはやちょっと酔ってましたか:笑)と言ってしまったところ、すかさずカウンターに向かって「もってかえってもいいですかあ」と言っている。こんなときだけはしっかりしてるねえ。
マスターが残ったチョコを快く袋に入れてくださり、お会計を済ませて、また冷たい雨のなか家路に就いたのでありました。他のお客様はまだお店に現れなかったので、幸いにも(?)ゆっくりさせていただき、本当にありがとうございました。料理も美味しかったです。
いつかママを連れてきてあげたいなあと思っていたのですが、まさかこんなことになるとは。翌日子どもからその不思議なお店の様子を聞いた妻は「ママだって行ったことないんだよ、そのお店」と大袈裟に悔しがり、子どもはますます満足げでありました。
今度は3人で行こうかな、いいですかねマスター?
スイミング教室帰りの子どもを妻から引き受け、ちょっと山下公園の方まで歩いてみたものの冷たい雨が降り始めて、傘を持っていなかった僕たちは、夜ご飯のことを何も考えないまま、早々にバスで帰宅した。
家に帰っておやつを食べて、おもちゃで遊んだりテレビを視たりした。録りためてあった「楽しいムーミン一家」のなかの「ニョロニョロがぞろぞろ」を視た。ニョロニョロ好きにはたまらないお話である(ちょっとナウシカっぽいけど)。
そうこうしているうちに夕方5時半になった。外は相変わらず冷たい雨。家にある残り物で何ができるか考えようか、それとも近場に何か食べに行くか。
子どもに問うたところ、天気のことなど気にもしていないらしく「パパとおそとでたべたい」という。うーん「ほうちゃん」は先週行ったばかりだし、鳥京さんはこの天気だと歩くのはちょっと辛いし、だいわさんも2人だけで座敷を占有するのも忍びないしなあ。
そのとき遠くから聞こえてきた電車の音がある情景に重なり、いままで考えてもみなかったアイデアが浮かんだ。それは駅近くのバー「マディ」。カウンター以外に窓際に小さなテーブルがあって、その窓からは山手駅に出入りする電車が同じ目の高さで間近に見える。
マディ...バーだよなあ。そんなところに子どもを連れて行っていいものだろうか。食べものって何があったっけ。食事目的で入ったことなどはない僕には、他のお客さんがパスタかなんかを食べているかすかな記憶がある程度だった。
開店は6時だからそのタイミングで行けば、このお天気だし他のお客さんはまだ来てないだろう。もしいたら諦めて他の洋食屋さんにでも入ろう、そう決めた僕は子どもに「よしちょっと雨が降ってるけど、お外に行くぞ」と促した。
外は一層に寒くなっていたけど、子どもは大喜びである。出てすぐに近所の奥さんとすれ違ったが、まさかバーに行って来ますとは言えない。
三角形のらせん階段を登りながら、子どもは「このかいだんはどおーして...」と不思議そうだった。幸いまだ他のお客さんの姿はなく、マスターは快く店の中に僕と子どもを入れてくれた。
窓際の席に陣取りながら、やっぱり椅子が高いなあ大丈夫かなあと心配しつつ、先ず食べもののメニューを確認。マスターは「うちはつまみのメニューしかないですからねえ」とご謙遜。
結局、チーズの盛り合わせ、フィッシュ&ポテト、ミートソーススパゲティの3品を注文。忘れずに僕のギネスも入れてもらった。
子どもは薄暗い店内でカウンターだけという見たことのない店内の雰囲気に、幾分緊張気味のご様子。目の前を電車が通っても、ちょっとまだぎこちなく電車と店内を半々に観察している。
チーズ盛り合わせは4種。カマンベール、ゴーダ、スモーク、そしてレーズン入りのチーズに、クラッカーが数枚。
スモークチーズを指差したので渡してやると、いきなり口に一切れ放り込もうとするので、少しずつ、クラッカーと交互にかじるんだよと教えると、一丁前にそうするのだがほとんど5秒ごとに交互にパクつくのでそうそう時間は持たない。まあ仕方ないか。
スモークチーズとレーズン入りのが気に入ったようで、一切れ食べ終わるごとにリクエストがやってくる。クラッカーは当然すべて子どもに捧げた。そうこうしているうちにマスターが大急ぎでフィッシュ&ポテトを揚げてくれた。
ここで僕のギネスはなくなり(ハーフパイントですよ念のため)、バスペールと子どもにはオレンジジュースを注文。ようやく子どもも店の雰囲気に慣れたのか、表情がちょっとくつろいできたが、やはりお話する声は控えめであった。こんな子どもでもやはり察するものがあるんだろうなあ。
まあ変な安いチェーン店で食べるよりはよっぽどちゃんとした食べものがいただける。ミートソーススパゲティは、想像していたよりもはるかに美味しく、これはまた食べにきてもいいなあと思った。子どももさすがに満腹、そりゃそうだろう。
僕はバスのおかわりを注文しながら「やっぱりペースが早くなるねえ」とマスターに話すと「そうですかねえ」と彼も苦笑していた。子どもにもいろいろ話しかけてくれ、いつもと違う(当たり前か)一面をうかがうことができた。
いきなりマスターが「チョコ食べる?」と言ってくれて、もはや僕の顔色をうかがうまでもなく「たべるう」とか言っている。チョコってアレだよなあと思っていると、銀紙に包まれたハーシーズの大型キスチョコがマティーニグラスに盛られて登場してしまった。
こんなガッツりチョコを子どもに食べさせたとわかったらママに怒られると思ったが、当の本人は興味津々で「これがチョコお?」とすーっと手を伸ばしてつまみ上げている。仕方ないので「ひとつだけだよ、少しずつかじるんだよ」とあっさり許可。
冷蔵されていたハーシーをかじるのにはかなり難儀していたが、その味に取り憑かれたように指先をチョコだらけにしながら貪っている姿を見て、これはもう潮時だなと思いました(笑)。
「それ食べたら帰るよ」と言うと、子どもは残ったチョコに目をやり「もらってもいいの」と小声でささやくので、僕は「おじさんにきいてみなさい」(もはやちょっと酔ってましたか:笑)と言ってしまったところ、すかさずカウンターに向かって「もってかえってもいいですかあ」と言っている。こんなときだけはしっかりしてるねえ。
マスターが残ったチョコを快く袋に入れてくださり、お会計を済ませて、また冷たい雨のなか家路に就いたのでありました。他のお客様はまだお店に現れなかったので、幸いにも(?)ゆっくりさせていただき、本当にありがとうございました。料理も美味しかったです。
いつかママを連れてきてあげたいなあと思っていたのですが、まさかこんなことになるとは。翌日子どもからその不思議なお店の様子を聞いた妻は「ママだって行ったことないんだよ、そのお店」と大袈裟に悔しがり、子どもはますます満足げでありました。
今度は3人で行こうかな、いいですかねマスター?
4/10/2013
5TH DIMENSION 新曲レビュー
ももクロのニューアルバム「5TH DIMENSION」が届きました。さっそく仕事の行き帰りで1回ずつ聴いてみましたよ。とてもいいです。
まだ十分に消化しきれてないところもありますが、今回は既発のシングルを除いた新曲9曲について、ファーストインプレッションでレビューしてみようと思います。
Neo STARGATE
やっぱりももクロの魅力のひとつはダンスミュージックだよね。この曲はかなりシリアスな仕上がりになってます。先行で公開されたPVの衣装が話題になりましたが、やっぱりビジュアル先行はいけません。やっとちゃんと聴くことができて嬉しいです。ももクロの5次元宣言、とてもいい曲です。PVにあった合唱による前奏がそのまま入っていたのはちょっとビックリ。
仮想ディストピア
替わってノリのいいロックナンバーですが、ハイノートの部分も多くてちょっと難しい歌ですよね。ももクロちゃんたちはずいぶん歌はうまくなってると感じますが、またハードルがあがっちゃったかな。メンバーの歌唱力の違いがまた少し見えちゃうようにも思います。ライヴでは盛り上がりそう。締めの歌詞は次の曲(猛烈...)への送りですね。
5 The POWER
ももクロ初の本格的ラップナンバーです。はっきりとメロディのついたラップを披露してくれます。だいぶ練習したんじゃないかな。サビがとってもももクロらしくて素晴らしいです。いい曲ですね。新しさを感じます。
ゲッダーン!
しかしほんとに多彩な作曲陣ですよね、今回は。この曲もかなり難しいのではないかと思います。まだちゃんと消化できてません。
月と銀紙飛行船
いまのところ一番のお気に入りがこれです。杏果の歌唱の新境地が輝きます。銀紙飛行船というタイトルの、ふわっとしゃきっとした質感が音でよく表現されています。僕のお気に入り"LOST CHILD"でも試みられた、メンバーのモノローグをきれいにつないだメッセージも見事です。岩里祐穂さんの見事なお仕事ですね。
BIRTH 0 BIRTH
Neo STARGATEとセットになったダンスナンバーです。眠りから覚めたばかりで不安混じりだったNeoの世界から決別し、しっかりと踏ん張って主体的に前を向いていく感じがよくでてると思います。サビの感じがやっぱりNARASAKI節ですよね。超ポジティブ!素晴らしい作品です。
上球物語-Carpe diem-
いやあ一聴してそれと感じました、あの"Chai Maxx"の5次元バージョンですよね、これ。わっはっはああ、踊れえ踊れえ!
空飛ぶ!お座敷列車
アンコール前のクロージングを演出するような楽しい曲。NHKの「みんなのうた」とかでやったら楽しいだろうなあ。子どもたちも大喜びでしょう、きっと。エンディングのメンバー全員で歌うパートの盛り上がりは最高です。
灰とダイヤモンド
ツアーの感想を読んでたら、一番評判がよかったように感じられたので、実際聴いてみて納得しました。まあさながらこれからの時代の「あの空へ向かって」のようなメッセージソングでしょうか。歌詞が素の彼女たちのストレートな目線に感じられていいです。後半の駆け出すような間奏と、ラストで歌い上げられるメッセージが素晴らしいですね。
とまあ、あくまでもファーストインプレッションですが、聴いて気に入ったので思わずまとめてしまいました。全体的に楽曲のレベルがスゴく上がっていて、プログレアイドルに相応しいアーチスト魂にあふれてます。
現時点で一つ気になるのは、既発の曲が新曲のなかでちょっと浮いてるように感じることかな。13曲じゃなくて9曲でもよかったんじゃないかな。そうもいかないんですかねぇ。
書きながら3回目を聴いていますが、あらためて素晴らしいアルバムです。モノノフに限らず、これは買いです!
まだ十分に消化しきれてないところもありますが、今回は既発のシングルを除いた新曲9曲について、ファーストインプレッションでレビューしてみようと思います。
Neo STARGATE
やっぱりももクロの魅力のひとつはダンスミュージックだよね。この曲はかなりシリアスな仕上がりになってます。先行で公開されたPVの衣装が話題になりましたが、やっぱりビジュアル先行はいけません。やっとちゃんと聴くことができて嬉しいです。ももクロの5次元宣言、とてもいい曲です。PVにあった合唱による前奏がそのまま入っていたのはちょっとビックリ。
仮想ディストピア
替わってノリのいいロックナンバーですが、ハイノートの部分も多くてちょっと難しい歌ですよね。ももクロちゃんたちはずいぶん歌はうまくなってると感じますが、またハードルがあがっちゃったかな。メンバーの歌唱力の違いがまた少し見えちゃうようにも思います。ライヴでは盛り上がりそう。締めの歌詞は次の曲(猛烈...)への送りですね。
5 The POWER
ももクロ初の本格的ラップナンバーです。はっきりとメロディのついたラップを披露してくれます。だいぶ練習したんじゃないかな。サビがとってもももクロらしくて素晴らしいです。いい曲ですね。新しさを感じます。
ゲッダーン!
しかしほんとに多彩な作曲陣ですよね、今回は。この曲もかなり難しいのではないかと思います。まだちゃんと消化できてません。
月と銀紙飛行船
いまのところ一番のお気に入りがこれです。杏果の歌唱の新境地が輝きます。銀紙飛行船というタイトルの、ふわっとしゃきっとした質感が音でよく表現されています。僕のお気に入り"LOST CHILD"でも試みられた、メンバーのモノローグをきれいにつないだメッセージも見事です。岩里祐穂さんの見事なお仕事ですね。
BIRTH 0 BIRTH
Neo STARGATEとセットになったダンスナンバーです。眠りから覚めたばかりで不安混じりだったNeoの世界から決別し、しっかりと踏ん張って主体的に前を向いていく感じがよくでてると思います。サビの感じがやっぱりNARASAKI節ですよね。超ポジティブ!素晴らしい作品です。
上球物語-Carpe diem-
いやあ一聴してそれと感じました、あの"Chai Maxx"の5次元バージョンですよね、これ。わっはっはああ、踊れえ踊れえ!
空飛ぶ!お座敷列車
アンコール前のクロージングを演出するような楽しい曲。NHKの「みんなのうた」とかでやったら楽しいだろうなあ。子どもたちも大喜びでしょう、きっと。エンディングのメンバー全員で歌うパートの盛り上がりは最高です。
灰とダイヤモンド
ツアーの感想を読んでたら、一番評判がよかったように感じられたので、実際聴いてみて納得しました。まあさながらこれからの時代の「あの空へ向かって」のようなメッセージソングでしょうか。歌詞が素の彼女たちのストレートな目線に感じられていいです。後半の駆け出すような間奏と、ラストで歌い上げられるメッセージが素晴らしいですね。
とまあ、あくまでもファーストインプレッションですが、聴いて気に入ったので思わずまとめてしまいました。全体的に楽曲のレベルがスゴく上がっていて、プログレアイドルに相応しいアーチスト魂にあふれてます。
現時点で一つ気になるのは、既発の曲が新曲のなかでちょっと浮いてるように感じることかな。13曲じゃなくて9曲でもよかったんじゃないかな。そうもいかないんですかねぇ。
書きながら3回目を聴いていますが、あらためて素晴らしいアルバムです。モノノフに限らず、これは買いです!
4/07/2013
春嵐葉月
春の嵐。
子どもは再開したスイミングスクールを(ところどころごまかしながら)元気に楽しんだ。
パスタを作り始めて十数年目にして初めて、長ネギや醤油といった材料を使った。うまくできた。長ネギはいい食材。新鮮なうちに美味しく調理したい。
ウォーキングは残念ながらお休み。日曜日の朝は微妙だったけど、天気予報は自分のリスクを避ける傾向がはっきりしてきている。毎日のことだから信頼関係を築くのはかなり無理があるこの情報社会。
日曜日は子どもと世田谷旅行。新しくなったカレーのナイアガラ@祐天寺、その後、東急世田谷線からの松蔭神社と公園、そして田園都市線と横浜市営地下鉄。夜は久々に石川町の沖縄料理「葉月」で家族3人楽しんだ。ここはランチもイケますよ。
今日はこれが精一杯です。ごめんなさい。
子どもは再開したスイミングスクールを(ところどころごまかしながら)元気に楽しんだ。
パスタを作り始めて十数年目にして初めて、長ネギや醤油といった材料を使った。うまくできた。長ネギはいい食材。新鮮なうちに美味しく調理したい。
ウォーキングは残念ながらお休み。日曜日の朝は微妙だったけど、天気予報は自分のリスクを避ける傾向がはっきりしてきている。毎日のことだから信頼関係を築くのはかなり無理があるこの情報社会。
日曜日は子どもと世田谷旅行。新しくなったカレーのナイアガラ@祐天寺、その後、東急世田谷線からの松蔭神社と公園、そして田園都市線と横浜市営地下鉄。夜は久々に石川町の沖縄料理「葉月」で家族3人楽しんだ。ここはランチもイケますよ。
今日はこれが精一杯です。ごめんなさい。
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